IPH工法 [技術評価No.20] により補修された大宮橋 (土木学会選奨土木遺産,愛媛県西条市)
土木学会の「技術評価制度」とは | ||
学識経験者や実務経験者等で組織した技術評価委員会が、国内外で研究開発された技術の実務への適用性、研究段階にある技術の実用可能性、および専門家の少ない発注機関等に代わって工事の品質向上に係る技術提案を評価する制度です。 |
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▶ 日本の土木工学における有数の学識経験者や実務経験者がその評価にあたります ▶ 国内において既往の基準のない新しい分野・技術に関する技術資料(設計施工指針等)の監修を行います ▶ 国内建設市場のみならず海外市場も視野に入れています |
お知らせ
2024/10/23 技術評価8「液状化現象によるマンホールの浮上抑制技術『安心マンホール工法(VD工法)』」のサイトを設置しました。NEW!
2024/9/2 技術評価21「既設斜面を補強する斜面安定工法(NSスロ-プキ-パ-)の設計施工法」のサイトを設置しました。
2024/8/26 技術評価11「支圧抵抗と摩擦抵抗を組み合わせた盛土補強土壁工法(FILL WALL工法)」のサイトを設置しました。
2024/8/20 技術評価10「超高強度繊維補強コンクリート「スリムクリート」」のサイトを設置しました。
当面、次の5つの分野に係わる技術を対象としています。
区分 | 対 象 分 野 | 内 容 |
1 |
材料・工法等の新技術
(海外導入技術も含む) |
・新技術(材料、工法等海外で開発された新技術も含む)の評価 ・設計・施工指針等の監修による評価 |
2 |
コンピュータソフトウエア
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ソフト分野の技術評価で、解析、計画、シミュレーション、設計、管理等に用いるコンピュータソフト技術の評価 |
3 |
研究段階にある技術の実用可能性
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研究に近い領域の技術成果等の評価で、大学等における研究成果に基づく新技術の実用可能性の評価 |
4 |
工事の計画・発注段階での提案技術
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工事の計画段階や発注段階における提案技術について、専門家が少ない発注機関等の要請により行う技術内容の評価 |
5 |
土木学会コンクリ-ト標準示方書[設計編]の
規定に基づく数値解析 |
数値解析事案の客観的・技術的事項(モデル化、入力値の設定、応答値算定結果の解釈、解析係数の設定など)に関する評価 |
費用
◆ 受付審査費用
当分の間無料で行います。
◆ 対象分野毎の評価費用
評価に係わる費用は下表に基づき、依頼者と協議して決定します。
なお、再評価の費用についても依頼者と協議して決定します。
区分 | 対象分野 | 費用 (税抜き) | |
一般 | 会員 | ||
1 | 材料、工法等の新技術 | 300万円 | 250万円 |
2 | コンピュータソフトウエア | 300万円 | 250万円 |
3 | 研究段階にある技術の実用可能性 | 80万円 | 50万円 |
4 | 工事の計画・発注段階での提案技術 | 依頼者と協議 | |
5 | 土木学会コンクリ-ト標準示方書[設計編] の規定に基づく数値解析 |
80万円 | 50万円 |
なお、区分「1」~「4」の評価報告書(土木学会 技術推進ライブラリー)の発行については実費の負担をお願い致します。
技術評価証発行費用は、上記金額に含まれます。
◆「技術評価」の更新費用(対象区分:①~④)
更新に係わる費用は下表のとおりとします。
経費区分 | 費用 (税抜き) | |
一般 | 会員 | |
「技術評価」更新費 | 62.5万円 | 52万円 |
更新審査のための委員会開催が1回で完了する標準的な場合の費用です。
技術評価証発行費用は、上記金額に含まれます。
添付 | サイズ |
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guide201501.pdf | 290.5 KB |