依頼者
タフネスコート技術研究会
有効期限
2021.5.12から2026.5.11 の5年間
更新履歴
初回:2021年5月12日 |
「ポリウレア樹脂を用いたコンクリート構造物の機能保持・向上技術(タフネスコート工法)」は、コンクリート構造物の表面に専用のポリウレア樹脂を吹付けることにより、コンクリート構造物に対して、剥落防止、貯水性確保、耐久性向上および耐衝撃性向上を図る技術です。
ポリウレア樹脂は、酸・アルカリに対する化学的抵抗性や、紫外線に対する耐候性が高い等の特徴があります。本技術は、従来防水工法として多くの実績があるものの、十分な活用がなされていなかったポリウレア樹脂の力学特性に着目し、その効果を実験等により検証したものとなります。
「タフネスコート工法」は、コンクリート構造物の表面にタフネスコート(ポリウレア樹脂)を吹付けることにより、構造物に必要な機能を保持し、長寿命化を図る技術です。今後「樹脂被覆コンクリート」として、21世紀 におけるリニューアル事業への展開が期待されています。
施工法としては、専用の吹付装置を用いた吹付工法を採用しています。タフネスコートの塗布時には、速乾性で施工面でのダレがないこと、早期に強度が発現すること、新設・既設を問わず施工が可能であること等の特徴を有しています。