委員会名:インフラ体力診断
タイトル:日本のインフラの体力を診断する
・主題
我が国における各種インフラは、戦後~高度経済成長を経て整備が進められ、国民の生命・財産を守るとともに、社会・経済・くらしを支えてきた。しかしながら、近年では、頻発・激甚化する自然災害やインフラの老朽化への対応が喫緊の課題となり、土木学会では、道路、河川、港湾、鉄道等の健康状態を国民と共有するために「インフラ健康診断」を実施し、公表してきた。一方、「日本のインフラは概成した」との雰囲気が広がり、インフラへの投資額が減少してきたことに対して、国際競争力・防災力の観点から「日本のインフラの実力・体力はどの程度か?十分か?」と指摘する声も大きくなってきた。そこで、土木学会では、「インフラ体力診断」の第1弾として道路、河川、港湾を対象として実施した。
本研究討論会では、第1弾の体力診断の結果に基づき、日本のインフラの強み、弱みを評価・解説するとともに、国民と共有するための工夫や今後の整備の方向性について議論する。
・座長
塚田幸広(土木学会専務理事)
・話題提供者
13:00-13:10 挨拶・趣旨説明 家田 仁(政策大学院大学教授、前土木学会会長、
インフラ体力診断委員長)
13:10-13:25 道路分野の体力診断 岸 邦宏(北海道大学教授、道路分野主査)
13:25-13:40 河川分野の体力診断 二瓶泰雄(東京理科大学教授、河川分野主査)
13:40-13:55 港湾分野の体力診断 柴崎隆一(東京大学准教授、港湾分野主査)
13;55-15:00 パネルディスカッション
コーディネーター: 家田 仁(再掲)
井出多加子(成蹊大学教授)
末松則子(鈴鹿市長)
谷口博昭(土木学会会長