7月27日、国土交通省において、東日本大震災関係功労者国土交通大臣感謝状授与式が執り行われました。この授与式では、東日本大震災に際して、種々の困難を克服して、被災地域の復旧、被災住民の救助活動等を行い、地域住民の生活と社会基盤の安定に功績のあった307者に対して、国土交通大臣より感謝状が授与されました。土木学会からは、小野会長が代表して出席し、感謝状を授与されました。
土木学会はこれら功労者の中で、早期復旧等に係る諸施策の検討に資する功績が認められ、顕彰されました。これに関しては、昨年3月11日の発災直後に、土木学会は東日本大震災特別委員会を設置して、数々の災害調査団(67調査団、約3700人)を派遣し、様々な施設、形態の被災状況を調査・把握し、それに基づいて復旧・復興に関する施策を提言してきました。この顕彰は、これら災害関係諸活動に携わった多くの土木学会会員の社会貢献活動に対して行われたものです。
国土交通省で事務次官から感謝状を授与される小野会長(2012.07.27)
感謝状と小野会長(2012.07.27)