2014年(平成26年)4月11日に、東京西ロータリークラブの第2847回例会にて、橋本会長が「『豊かなくらしの礎を、これまでも、これからも』-土木学会100周年-」と題した卓話を、100名を超えるロータリークラブ会員に行いました。
卓話では、東京の土木遺産、青山士(第23代会長)などの偉業を成し遂げた先人達や、佐久間ダム、青函トンネルなどの豊かな暮らしを支えてきた巨大プロジェクトの紹介に続き、東日本大震災を教訓とした防災・減災への取組みの必要性、リニア新幹線と首都高の大規模更新などの今後の大型プロジェクトが紹介されました。
また、土木学会が今年100周年を迎えるにあたり、社会安全、社会貢献、市民交流、国際交流を目的とした多くの記念事業が実施されることと、そして土木が持続可能な社会の実現のために今後も貢献することが延べられました。
最後に、このような良い機会を提供頂いた、東京西ロータリークラブの皆様、土木学会関東支部の皆様にお礼を申し上げます。
(総務部門 担当幹事)
►卓話講演内容
「豊かなくらしの礎を、これまでも、これからも」 ― 土木学会100周年 ―
1. はじめに
・略歴
・土木学会の紹介
・土木遺産
2. 明治期の先人達の偉業
・青山士
・八田與一
・ヨハニス・デレイケ
3. 豊かなくらしを支えてきた巨大プロジェクト
・佐久間ダム
・丹那トンネル
・青函トンネル
・本州四国連絡橋
4. 東日本大震災の教訓
・東日本大震災への土木学会の取組み
・南海トラフ巨大地震、首都直下地震への備え
・地球温暖化に伴う自然災害の甚大化に対する対応
5. 今後の社会インフラ整備事業
・三環状の整備
・首都高リニューアル
・リニア新幹線
・日本企業の海外展開(フーバーダム(コロラドリバー橋)/ボスポラス海峡トンネル)
6. 土木学会100周年事業の紹介
・事業概要(4つの柱(社会安全、社会貢献、市民交流、国際貢献))
・100周年記念式典、国際会議