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これまでのオンライン講演会

これまでのオンライン講演会

水工学オンライン連続講演会は,①議論参加型と②聴講型に分かれており,申し込み先が異なりますのでご注意ください.①議論参加型の参加登録情報は水工学MLに登録されている方にのみ配信します. 水工学MLの登録がお済みでない方は,ここから登録をお願い致します.
①議論参加型(ZOOM上でのオンライン開催への参加:100名限定)
②聴講型(ZOOMの様子をYOUTUBEライブストリーミング配信)

回 開催日時 講師 講演題目・内容 開催方法 参加申し込み方法
25 2024年5月7日(火)
17時~

 

田中 規夫 先生
(埼玉大学大学院 理工学研究科 教授)

題目
「植生水理学は植生管理や河川環境の創生上のニーズにどこまで対応しているか:その可能性と課題」
内容
河川植生の果たす役割を、植物動態解析、植生抵抗の変化と河道流下能力、そして乱流構造との関連、のような形で20年以上研究をしてきました。河道管理上は重要な植生水理学ですが、研究者は減少傾向にあると感じています。三次元的な現象で時間・空間スケールも様々であるため難易度は高く、データ不足や植生の一般的なモデル化等、課題は多くあります。その一方で、河川測量・計測の新技術で様々なデータが大量に取得可能になりつつあります。河道内樹林化現象と植生動態モデルの現状と課題,植生周辺の三次元流れやそれに係る洗掘と土砂堆積現象の研究動向などをもとに、河道管理にとって必要な植生水理学は何なのか、について考察します。
講演資料

ZOOMウェビナー 申し込み終了
24 2024年3月12日(火)
17時~

 

江頭 進治 先生
(国立研究開発法人 土木研究所水災害・リスクマネジメント国際センター(ICHARM))

題目
「密度流・土石流・掃流砂・浮遊砂研究における課題と展望」
内容
水工学会の懇親会場で少し舌が滑らかになった状況で手計先生からこの話を伺ったとき、うーん、不採択になった論文の話でも・・。後日、中央大の小山先生から活字でご連絡をいただき逃げ場をなくしました。京都大学で23年(修士2年含む)、立命館大学13年、(株)ニュージェック6年、土木研究所11年目、延べ52年を超える研究・教育活動の場におりました。それにも関わらず、いざ話題提供をとなると日頃から気にしている、次のような事項に思考が向いてしまいます。それらの一部は、土石流と掃流砂のdynamics、掃流砂と浮遊砂の違い、浮遊砂の記述法などです。講演会ではこれらを紹介させていただきたいと存じます。
講演資料

ZOOMウェビナー 申し込み終了
23 2023年10月27日(金)
18時~

 

道奥 康治 先生
(法政大学 デザイン工学部都市環境デザイン工学科教授)

題目
「環境水理学私史と水工学への期待」
内容
水工学の一学徒として40年あまり,密度流→貯水池の水質水理→河川工学などの研究分野をゆるゆるとつまづきながら歩いてきた.自身を通して感じ取った一世代スパンの水工学動向を俯瞰してみる.いつの世も科学史の総括は技術の推進力となる.今般の話題提供は一部領域のささやかな情報に限定されるが,今後の水工学への期待を込めながら私見による環境水理学を論じたい.
講演資料

ZOOMウェビナー( ※注意事項:今回よりZoomウェビナーを使用します.そのため,質疑はQ&A機能を 利用しますので,これまでのような参加形態の違い(議論参加型、聴講型)はなくなります.) 申し込み終了
22 2023年08月10日(木)
17時~

 

 

 

 

 

 

福岡 捷二 先生
(中央大学 教授)

 

齋藤 正徳 先生
(国土交通省 九州地方整備局 川辺川ダム砂防事務所 所長)

題目
「河川技術論文賞受賞者講演~これからの治水について考える~」
内容
河川部会では毎年、産官学連携のもとに河川技術シンポジウムを開催し、今後の河川技術について活発な議論を行っています。河川技術シンポジウムでの議論や問題意識を水工学の他分野に広く共有し、河川技術のさらなる展開や学際領域の拡大に貢献するため、令和4年度河川技術論文賞の受賞者に今後の展開を含めてご講演頂くとともに、受賞者をお招きして、ご講演の内容と河川技術シンポジウムでの議論を踏まえて,これからの治水について考える総合討論を行います。今回は、対面・オンラインでの開催となり、対面でご講演頂く予定になっております。ご都合のつく方は、対面(土木学会講堂)での参加をご検討頂ければと思います。
 

題目
「石狩川下流域における支川群の洪水流出特性と本川洪水への影響」
(著者:石井優太朗・吉村俊彦・福岡捷二)
講演資料
 

題目
「気候変動による降雨量の増加を考慮した基本高水の設定手法の検討」
(著者: 齋藤正徳・石田卓也・小島淳・前田裕太・岡部真人)
講演資料
 

 

総合討論※
(オーガナイザー:内田龍彦,原田守啓,竹村吉晴)

※総合討論は対面とzoomでの参加者に限定させて頂きます。お申込みの際はご注意下さいますようお願い申し上げます。

土木学会講堂での対面開催+ZOOM上でのオンライン開催(100名限定)+YouTubeによるライブストリーミング配信 申し込み終了
21 2023年06月26日(月)
17時~

 

 

 

風間 聡 先生
(東北大学 教授,同研究小委員会委員長)
 

小林 健一郎 先生
(神戸大学 准教授,同研究小委員会幹事長)

  

北野 利一 先生
(名古屋工業大学 教授)
 

 

 

石川 博基 先生
(国土交通省水管理・国土保全局河川計画課河川計画調整室長)
 

題目
「新たに設立した「水理・水文統計解析研究小委員会」が目指すもの」
内容
本研究小委員会の設立の経緯および今後の展望について概説します.また,本講演会では,学術的側面および実務的側面から,研究小委員会の重要なテーマに関わる2つの話題提供を行います.

趣旨説明

 

 

題目
「委員会設立の経緯,および今後の展望」
内容
水理・水文統計解析研究小委員会の設立の経緯および今後の展望について概説します.
講演資料

題目
「極値統計を実務に応用する際の課題 〜 Gumbelからの65年,水文統計をとりまく状況の変化を数理的側⾯から概観」
内容
1958年に出版されたGumbelの本により,水工学分野に再現期間の概念が広まり,極値に対する確率分布を用いれば,限られた観測記録に対しても,既往最大を超える外挿が可能となり,治水計画に確率が導入される契機となった.その後の30年,水工学や海岸工学では,データと分布関数の適合度の検討を深める一方で,確率数学や統計学の分野では,どのような検討がなされたか?さらに最近30年の極値統計学の進展と,統計学の原点回帰ともいえる提言などを紹介し,現段階で極値理論を適用するための課題を示す.
講演資料

題目
「河川整備基本方針の変更について」
内容
各河川の長期的な河川整備の目標や基本的な方針を定めた「河川整備基本方針」については,気候変動による影響を踏まえた降雨の予測計算結果等を活用し,降雨量の変化倍率を設定して河川整備の目標等の見直し作業に着手し,令和4年度までに全国7水系で見直しを行ったところである.その見直しの概要について紹介するとともに,見直しを行う中での特に水文統計解析に関する課題等について示す.
講演資料
 

ZOOM上でのオンライン開催(100名限定)+YouTubeによるライブストリーミング配信 申し込み終了
20 2023年04月28日(金)
17時~
冨永 晃宏 先生
(名古屋工業大学・名誉教授)
題目
「実験室から現場の水理現象へ」
内容
河川における水理現象から研究のヒントを得て,実験室での実験にこだわり,数々の実験を行ってきました.また,実験の面白さから興味の赴くままに,少し現実離れした実験も数多く行ってきました.実験室では,現地スケールとは程遠い,歪んだマイクロモデルで水理現象を見ることになります.しかし,実験室で起こった現象は,そのスケールでは真実であり,相似則を十分満たしていなくても,現地スケールの現象を理解するのに役立ちます.ここでは,このような実験の数々について紹介し,実験の面白さを伝えたいと思います.
講演資料
ZOOM上でのオンライン開催(100名限定)+YouTubeによるライブストリーミング配信 申し込み終了
19 2023年02月28日(火)
18時~
川口 剛 様
(株式会社パスコ 事業統括本部 G空間DX推進部)
題目
「人工衛星に関する技術/利用事業及び水工学分野へのデータ活用事例の紹介」
内容
近年、人工衛星の性能(データ解像度、撮影頻度・範囲など)の向上により、水工分野を含め様々な分野において、災害状況把握や国土保全などの事業でデータ活用が広がっています。今回は、人工衛星に関する基本的な技術情報、その応用事例/トピックなどについて、衛星運用やデータ活用事例と合わせて紹介いたします。また、2月12日にH3ロケット初号機にて打上げ予定(12月23日JAXA発表)の日本製で唯一の光学衛星となる先進光学衛星だいち3号についても紹介させて頂きます。
講演資料
ZOOM上でのオンライン開催(100名限定)+YouTubeによるライブストリーミング配信 申し込み終了
18 2022年12月14日(水)
17時~
桑江 朝比呂 先生
(国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所 沿岸環境研究領域長)
題目
「グリーン・グレーインフラによる気候変動の緩和と適応」
内容
グリーン・グレーインフラの活用により、災害リスク軽減、浸水防止、国土形成、生態系サービスの提供など、多様な機能が期待できる。本講演では、沿岸におけるグリーン・グレーインフラが、気候変動の緩和と適応にどのように貢献できるかについて述べる。まず、沿岸インフラのタイプ(グリーン、グレー、ハイブリッド)と特徴について概説する。そして最適なインフラのタイプが、時代の要請や地域のリスクに左右されることを述べ、グレーとグリーンのインフラを統合したハイブリッドが有効であることを述べる。最後に、ブルーカーボンやグリーンインフラなどの新興分野においては、機能の定量化と貨幣換算化が重要であることを述べる。
講演資料
ZOOM上でのオンライン開催(100名限定)+YouTubeによるライブストリーミング配信 申し込み終了
17 2022年09月26日(月)
17時~
藤田 一郎 先生
(神戸大学・名誉教授)
題目
「河川画像工学のすすめ -30年の歩みと最近の新展開-」
内容
河川工学の発展にとって,写真やビデオなどの画像を活用した研究は,河川災害が頻発する中,ますますその重要度を増している.このような河川に関する画像の解析に焦点を当てた工学を勝手に「河川画像工学」と名付けて研究を進めてきたが,本講演では,既往の研究をレビューした上で,ここ数年に発表された国内・国外の研究を紹介する.本講演が,今後の新たな研究の発展に寄与することを期待する.
ZOOM上でのオンライン開催(100名限定)+YouTubeによるライブストリーミング配信 申し込み終了
16 2022年07月05日(火)
17時~
島谷 幸宏 先生
(熊本県立大学・特別教授)
題目
「球磨川流域における緑の流域治水への挑戦」
内容
流域治水と今日的課題であるグリーンニューディールをどのように掛け合わせていけばよいのかという課題について、その内容と現在のチャレンジ、理論的背景についてお話します。
ZOOM上でのオンライン開催(100名限定)+YouTubeによるライブストリーミング配信 申し込み終了
15 2022年04月20日(水)
17時~
小槻 峻司 先生
(千葉大学・環境リモートセンシング研究センター)
題目
「データ同化と大規模数値シミュレーションで切り開く豪雨・洪水予測研究」
内容
データ同化は、数値モデルと実測データを最適につなぐ、統計数理や力学系理論に基づいた学際的科学であり、数値天気予報において根本的な役割を果たしている。本発表では、発表者が開発してきた全球大気データ同化システムについて紹介しつつ、データ同化数理の本質を聴講者に理解して頂くことを目的とする。また、データ同化や深層学習による洪水予測などについても解説し、昨今耳目を集めるデータサイエンスは水工学のどんな問題解決に貢献可能か、発表者の私見を述べさせて頂ければと思う。
ZOOM上でのオンライン開催(100名限定)+YouTubeによるライブストリーミング配信 申し込み終了
14 2022年02月24日(木)
17時~
宮村 忠 先生
(関東学院大学名誉教授)
題目
「水防と治水の構図」
内容
洪水への対応は,「水防」と「治水」の構図で成立する(「水防」は地域の発想で,「治水」は為政者の発想).歴史的には,「水防」を受けて「治水」が展開されてきた.老婆心ながら,この構図が崩れてしまっていないか?
ZOOM上でのオンライン開催(100名限定)+YouTubeによるライブストリーミング配信 申し込み終了
13 2021年11月18日(木)
17時~
大本 照憲 先生
(熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センター 特任教授)
題目
「最近の九州における河川災害の実態と近世の治水について」
内容
最近の10年間の九州では平成24年7月九州北部豪雨、平成29年7月九州北部豪雨、令和元年佐賀豪雨災害、令和2年7月九州豪雨災害、この間には平成28年4月16日熊本地震が発生した。寺田寅彦の随筆「日本人の自然観」の中に、「昔の日本人(明治以前)が集落を作り架構を施すにはまず地の相することを知っていた。西洋科学を輸入した現代(明治以降)日本人は西洋と日本とで自然の環境に著しい相違のあることを無視し、従って伝来の相地 の学を蔑視して建てるべからざるところに人工を建設した。・・・建造物が実に意気地もなく壊滅する、それを眼前に見ながら自己の錯誤を悟らないでいる、」とあり、寅彦には近代に較べ近世の治水に合理性があることを直観した様に思える。本講演では、上記河川災害の特徴および流域治水のヒントにもなる九州で実践された近世の治水、特に加藤清正の川普請について発表する。
ZOOM上でのオンライン開催(100名限定)+YouTubeによるライブストリーミング配信 申し込み終了
12 2021年9月1日(水)
17時~
中村 晋一郎 先生
(名古屋大学 工学研究科 准教授)
題目
「洪水の確率主義の成立とその後の変遷-基本高水をめぐる技術と社会の近代史-」
内容
基本高水は近代治水の要となる数値である.現在の設定手法である「確率主義」が誕生したのは終戦直後の時期であった.当時の河川技術者・研究者たちがこの手法に託した想いとはなんだったのか?そして,それは現在までにどのように変化してきたのか?本講演では,近著「洪水と確率ー基本高水をめぐる技術と社会の近代史ー」をもとに確率主義の成立までとその後の変化の過程を読みとく.合わせて,水工学における歴史研究の意義についても考察したい.
講演資料
ZOOM上でのオンライン開催(100名限定)+YouTubeによるライブストリーミング配信 申し込み終了
11 2021年6月16日(水)
17時~
朝田 将 様
(国土交通省水管理・国土保全局河川計画課河川計画調整室長)
題目
「流域治水の推進 ~大学・研究機関との協働~」
講演資料
ZOOM上でのオンライン開催(100名限定)+YouTubeによるライブストリーミング配信 申し込み終了
10 2021年5月7日(金)
18時〜20時
 
清水義彦 先生(群馬大学教授,委員長)   
 
 
 
 
 

二瓶泰雄 先生(東京理科大学教授,幹事長)  
 
 
 
 
 

鼎信次郎 先生(東京工業大学教授,編集幹事長)

題目
「水工学オンライン連続講演会の振り返りから思う自分の研究の歩みと反省」
内容
オンライン連続講演会では,これまで水工学の発展に多大な貢献をなされてきたシニア研究者,そして,着実に研究成果をあげている気鋭の若手研究者の方々から,研究の着想や進め方,姿勢についてもご披露頂き,とても有意義で刺激となりました.その中から,私が学び,感じたことの一部をご紹介させていただき,併せて自身の若干の研究も少々振り返りながら,凡人としての研究の歩みと反省をお伝えしたいと思います.
講演資料

題目
「水工学委員会活動の振り返りと自身の研究の歩み」
内容
一般の方にあまり知られていない水工学委員会や部会・小委員会について紹介し,特に2019-2020年における委員会活動の振り返りと反省を行います.また,自身の研究活動として,水工学委員会と絡めて行った内容について簡単に紹介します.
講演資料

題目
「水工学論文集などの編集・査読側を務める機会を持たせていただいた中で今、思うこと」
内容
この数年,水工学論文集の編集幹事長をさせていただいたのをはじめ,水水学会誌,HSJやERLのエディター側の立場やNature姉妹紙等の査読者などの立場で,幾つもの論文の査読に関わってきました.査読し査読され,あるいは引用し引用されなどについて,著者側からの経験も含め,これまでの経験をお話しさせていただくことによって,今後の皆様の水工を始めとした論文の執筆,投稿,査読にほんの少しでもヒントとなればと考えております.
講演資料

ZOOM上でのオンライン開催(100名限定)+YouTubeによるライブストリーミング配信 申し込み終了
9 2021年4月23日(金)
17時~
玉井 信行 先生
(東京大学名誉教授)
題目
「三段階論に基づく持続的な流域管理体系の提示と若い人への期待」
内容
研究をどのように進めるかの基本を知りたいと悩んでいた博士課程1年の頃に、武谷三男さんの三段階論に出会いました。これを基底にその後の研究展開を進め、密度流・河川水理・河川生態・都市熱環境・流域水文に及びました。東大での残る10年間に、三段階論の実体論に相当する成果として“河川計画論”を得たいと考えました。その後、石川県犀川の河川整備基本方針には“地域の歴史と伝統”という判断軸が必要であるという議論をし、2004年に完備な河川計画として、哲学に並び立つ体系を得ました。今回の結論は、東日本大震災を機に次の段階を目指し、2017年に到達した内容をお話したいと思います。若い研究者の方々は“学問の進展は、学問の中にある”を信じて、国内外を含めて活躍されることを祈ります。
講演資料
ZOOM上でのオンライン開催(100名限定)+YouTubeによるライブストリーミング配信 申し込み終了
8 2021年3月9日(火)
17時~

 

 

片岡智哉 (愛媛大学大学院理工学研究科 准教授)  

 

 

 

山野井一輝(京都大学防災研究所 助教)

 

 

 

石塚悠太(マサチューセッツ大学工学研究科 博士後期課程)

 

 

題目
「地球規模の海洋プラスチック汚染における水工学研究」
内容
約10年に渡り海洋プラスチック汚染に関する研究に携わってきました。大学卒業から現在に至るまでの研究キャリアの概要とその動機に触れながら、この10年間における海洋プラスチック汚染に関する世界的な研究動向と水工学分野における研究課題について自身の研究成果を交えて紹介します。特に、若手研究者や学生の皆様のキャリアパスの参考になれば幸甚です。
講演資料

題目
「土砂・洪水複合災害の予測を目的にしたシミュレーションに関する研究」
内容
土砂災害と洪水災害は、河床上昇や河道周辺地形を変化させることで、複合的に被害をもたらします。このような現象を対象にした、予測シミュレーション手法に関する研究とその成果について紹介いたします。また、近年取り組んでいる大規模計算機(スパコン)を利用した研究についても、水工学においてどのような活用が見込めるか、という視点で自身の経験を踏まえて話題提供させていただきます。
講演資料

題目
「可視光衛星を用いた未観測地域における流量推計とデータ同化」
内容
研究室として関わっている人工衛星プロジェクトSWOT Missionについての動向紹介や、それと比較したこの研究の位置付け、議論点などを用いている技術的なツールやデータプラットフォーム等も交えて発表させて頂きます。同じ学生の方向けに、学士・修士時代のこと、渡米したきっかけや生活等もお話しできればと思っております。
講演資料

ZOOM上でのオンライン開催(100名限定)+YouTubeによるライブストリーミング配信 申し込み終了
7 2021年1月22日(金)
17時~
小松 利光 先生
(九州大学名誉教授)
題目
「水工学研究 ー防災と環境の調和を目指してー」
内容
大学院時代からこれまで50年間に亘って水理学・水工学研究に携わってきました。その間基礎研究と応用・実用研究のバランスの取り方に悩み、やはり社会に役立つ研究をしたいと自然エネルギーを用いた水域環境改善技術の開発(環境水理学)を目指すようになり、また近年は気候変動下での災害外力の増大を憂慮して人命に関わる自然災害の防災研究で少しでもお役に立てればと考えてきました。 それで、最終的には防災と環境を何とか両立させたいと願っています。 若い世代の皆さんへの期待についても触れますが、私の拙い経験が少しでもお役に立てれば幸いです。
講演資料
ZOOM上でのオンライン開催(100名限定)+YouTubeによるライブストリーミング配信 申し込み終了

6 2020年12月11日(金)
17時~
山田 正 先生
(中央大学 教授)
題目
「水理学・水文学の学理の進展と実装への橋渡し」
内容
近年の水工学の研究成果が実務に直結していない気がする。なぜか。我々水工学研究者は、日々研鑚に務め、その成果を発表し続けているのになぜなのか。近年、予測できない豪雨が多発し、我が国は洪水被害に苦しんでいる。この被害軽減に貢献できる研究には何が必要なのだろうか。研究者として何が必要とされているのだろうか。 これからの水理学・水文学を引っ張っていく若い研究者の皆さんにわたし自身が感じている最近の問題意識を共有し、これをもって学理としての進展と実装への橋渡しとさせていただき、ぜひこの分野から世界に挑んでいただきたい。
講演資料
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5 2020年11月25日(水)
17時~
今村 文彦 先生
(東北大学災害科学国際研究所 所長・教授)
題目
「災害多発時代を生きる−レジリエント社会構築に向けて」
内容
学部4年生の際に,1983年日本海中部地震津波の被害調査に同行させて頂いて以来,津波被害軽減に向けた学術研究,現地被害調査,防災啓発・教育,国際協力を実施している.21世紀に入り,巨大地震(活動期とも言われ)と伴う津波が発生し,過去にない被害が繰り返し発生している.災害現場での実態を踏まえて,防災対策(特に避難計画)のあり方を検討し,数値解析の国際技術移転や連携プロジェクトを推進してきた.東日本大震災から10年を迎える今,当時の振り返りと学びを紹介し,様々なリスクが高まる中でレジリエントな社会構築に向けてのあり方と課題を議論したい.
講演資料
ZOOM上でのオンライン開催(100名限定)+YouTubeによるライブストリーミング配信 申し込み終了
4 2020年10月27日(火)
10時~12時
 
 
水工学論文賞・論文奨励賞受賞者  
論文賞講演
乾 隆帝 (福岡工業大学)
環境 DNA を用いた佐波川および小瀬川におけるアマゴの分布状況の解明と河川水温変動に伴う分布域の変化予測
 
論文奨励賞講演
石川 新 (京都大学)
北海道胆振東部地震によって発生した泥流の流動特性

田中 智大 (京都大学)
d4PDF による全国一級水系河川流域の年最大流域平均雨量の再現性評価

田中 良明 (東京大学)
全球河川モデルに適用可能な物理的洪水防護パラメータの広域自動抽出

詳細についてはこちらをご覧下さい.

ZOOM上でのオンライン開催(100名限定)+YouTubeによるライブストリーミング配信 申し込み終了
3 2020年9月30日(水)
17時~
中北 英一 先生
(京都大学防災研究所 教授)
題目
「何故、気象学にもどっぷりつかってきたか」
内容
レーダ雨量計を用いた豪雨観測・予測、そして気候変動予測に携わってきています。講演では、レーダ雨量計による洪水予測を出発点として、豪雨に関して何故気象学にも飛び込みどっぷりつかってきたか、その中でどのような楽しさや喜びがあったのか、について、土台としての思い、アプローチ、論文や人との出会いというご縁、そして今も続く多くの皆さんとの協働という視点を交えながら、ご参加の皆さんとお話しできればと思います。
講演資料
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2 2020年8月7日(金)
17時~
辻本 哲郎 先生
(名古屋大学名誉教授)
題目
「私擬治河議~ 一水理学研究者が考える激甚化する豪雨・洪水災害克服への道筋」
講演資料
ZOOM上でのオンライン開催(100名限定)+YouTubeによるライブストリーミング配信 申し込み終了
1 2020年7月13日(月)
17時~18時半
福岡 捷二 先生
(中央大学研究開発機構教授)
題目
「変化の激しい時代に向けて,水工学研究はどうあってほしいか」

内容
研究者は,それぞれが持つ研究動機や関心から課題を選び,研究を進めている.これは,研究を進めるうえで最も重要なことである.しかし,社会・経済の変化スピードが速く,また災害多発時代を迎えて,水工学研究集団全体として,大きい視点で課題を捉え,多面的,総合的に研究を進めることも,今後の水工学発展のために必要なことであると考える.これに該当するのはどのような課題であり,具体的課題解決に向けて,今後どのように研究を展開していくことが望まれるかについて,講演者の考えを示し,参加者と議論をする.
講演資料

ZOOM上でのオンライン開催(100名限定)+YouTubeによるライブストリーミング配信 申し込み終了

(c)Japan Society of Civil Engineers