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建設業の私が造っているのは器なのだと改めて思いました。地域の中に設けられた器は、様々な社会活動の舞台となり、人間の生活を彩り、あるいは陰から支えています。器を造る側の人間として、器を使うのは誰か?どのような器であればより目的にかなうのか?安全なのか?長持ちするのか?等々を考えるわけですが、ひとたび出来上がった器は、予想外の使用がされることもあります。予想外の使用が、器の持つ未知の可能性を引き出し、やがて器のかたちをゆるやかに変化させていくかもしれません。現在、多くの土木構造物が改修・更新の時期にありますが、移り変わる社会情勢なか、器の本質を理解し、新しいかたちをデザインするために必要なのは、器に対する愛情と言ってもよいものかもしれない、と感じさせる記事でした。
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建設業の私が造っているのは器なのだと改めて思いました。地域
投稿者:岡田 真理子 投稿日時:金, 2009-01-16 00:00建設業の私が造っているのは器なのだと改めて思いました。地域の中に設けられた器は、様々な社会活動の舞台となり、人間の生活を彩り、あるいは陰から支えています。器を造る側の人間として、器を使うのは誰か?どのような器であればより目的にかなうのか?安全なのか?長持ちするのか?等々を考えるわけですが、ひとたび出来上がった器は、予想外の使用がされることもあります。予想外の使用が、器の持つ未知の可能性を引き出し、やがて器のかたちをゆるやかに変化させていくかもしれません。現在、多くの土木構造物が改修・更新の時期にありますが、移り変わる社会情勢なか、器の本質を理解し、新しいかたちをデザインするために必要なのは、器に対する愛情と言ってもよいものかもしれない、と感じさせる記事でした。