第18回地震災害マネジメントセミナー
「大都市に潜む震災要因と求められる対策 ― 液状化や津波に着目して ―」
行事コード:27814 略称/第18回地震災害マネジメントセミナー
■セミナー概要
第18回のセミナーでは、「大都市に潜む震災要因と求められる対策 ― 液状化や津波に着目して ―」として、液状化などを要因とする堤防決壊や樋門被災、さらに浸水による地下空間の機能不全や工業地帯の被災により、燃料流出、火災発生、,津波による延焼など重大な課題を浮き彫りにし、膨らむ経済的震災被害の低減に資する震災対策などについて専門家の方々を講師としてお招きし、地震災害軽減のための技術について理解を深めていただくことを目標に講演を計画しております。
また、濱田政則様より、液状化や火災に着目した都市防災について特別講演をいただきます。
(10月12日;講演題目を一部修正,10月22日;講演要旨を追加,11月8日;一部の講演データを更新)
1)主催:公益社団法人土木学会(担当 地震工学委員会・地震防災技術普及小委員会)
2)日時:2018年11月5日(月)
3)場所:土木学会講堂(〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目外濠公園内)
4)定員:120名(申込者多数の場合は先着順)
5)CPDプログラム:3.8単位
6)参加費:会員3,000円、非会員5,000円、学生1,000円(消費税含む)
(講演資料は、デジタル版です。参加者にはダウンロードサイトを連絡します。)
7)申し込み方法:土木学会HP申し込み窓口より(http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp)
8)申し込み締切:2018年10月29日(金)
9)問い合わせ先:土木学会事務局研究事業課 小川 祐司
TEL 03-3355-3559 E-mail:ogawa@jsce.or.jp
※ セミナー資料は青色に変わっている場所をクリックするとダウンロードすることができます
当日の配布はございませんので、各自ダウンロードや印刷をお願いいたします
事前参加申込をされている方に、パスワードを配信させていただきます。
パスワードが3日前までに届いていない場合は、上記問い合せ先にご連絡願います
(事前参加申込みのキャンセルは行うことができませんので、ご了承願います)
※ ダウンロード期間は、「2018年11月1日~2018年11月9日」になります
■プログラム
セミナー資料一式 こちらのリンクでは,講演資料を一括ダウンロードできます(ファイルサイズ約24MB)
時間 | 講演題目 | 講演者 |
13:10~13:20 | 開会挨拶 | |
13:20~14:10 | 特別講演
臨海部産業施設の強靱化 |
早稲田大学名誉教授 アジア防災センター センター長 濵田 政則 |
14:10~15:00 |
首都直下地震による液状化被害について(発表時使用のデータに更新) |
国士舘大学大学院工学研究科 教授 橋本 隆雄 |
15:00~15:10 | 休憩 | |
15:10~16:00 |
地下空間の防災 |
東京大学大学院工学系研究科 准教授 廣井 悠 |
16:00~16:50 |
大阪府北部の地震におけるライフライン被害 |
神戸大学大学院工学研究科 准教授 鍬田 泰子 |
16:50~17:00 | 閉会挨拶 |
■講演要約
講演題目 | 講演要旨 |
特別講演 臨海部産業施設の強靱化 |
大都市圏周辺の臨海部産業施設はわが国経済の中枢を担うもので、地震・津波によって大きな被害を受けた場合、わが国のみならず世界経済に与える影響は極めて深刻であり、国民生活にも重体な支障を生じさせることになる。本セミナーでは、既往地震による臨海部コンビナートの地震・津波による被害を振り返るとともに、強靭化の現状を紹介し、残された課題について考察する。- 講演要旨全文はこちら- |
首都直下地震による液状化被害について | 首都直下地震が発生すると、東京東部地帯では一般住宅地・道路の液状化被害だけでなく緊急輸送道路が液状化による段差で通行できないため、火災の消防隊・人命救助隊・救援物資輸送ができなくなる。さらに、堤防決壊した場合には墨田区、江東区、江戸川区などが水没し、多くの人命・財産を失う恐れがある。 |
地下空間の防災 | 本公演では,地下空間の中でもわが国の大都市部を中心として数多く見られる地下街に焦点を絞り,防災対策上の特徴と今後の展望を紹介する. |
大阪府北部の地震におけるライフライン被害 | 2018年6月18日に大阪府北部で発生した地震における被害調査から、都市域の供給系ライフラインの被害の特徴と地震対策や、地震当日の大阪周辺における帰宅困難について話題提供を行う。都市域ならではの地震対策の課題について聴講者の皆さんと共有したい。 |