2026年8/20(木)に首都高速道路株式会社 東京西局 主催「大橋ジャンクション夏休み親子見学会」が開催されました。
土木広報センターにて見学会の様子を取材させていただきましたので、ご報告いたします。
今回の親子見学会では、大橋ジャンクションをフィールドに、おおはし里の杜をはじめとする首都高速道路(以下、首都高)の施設の見学や業務の紹介が行われ、小学1年生~小学6年生の児童と家族が参加しました。

見学会は、バイク隊によるデモンストレーションからスタートしました。参加者の目の前をバイクが走る様子は迫力があり、見学会の始まりを盛り上げました。
まず向かったのは、大橋ジャンクションから「脱出する秘密ルート」と題した避難階段の見学です。
普段、首都高を利用するだけでは見ることのできない避難階段を実際に見学しました。さらに、換気所駐車場では、首都高の安全を守る「バイク隊」や「黄パト」の見学・乗車体験も行われたほか、首都高の快適で安心なドライブを支える、特車班の車両運搬車や清掃車、散水車の見学・乗車体験も行われました。
普段は入ることのできないエリアを歩き、道路を利用する人の安全・安心な移動が、さまざまな設備や車両によって支えられていることを学ぶ機会となりました。
次に、大橋ジャンクションに併設された大橋換気所の換気室を見学しました。
換気室では、首都高中央環状線山手トンネル内の換気を担う設備について紹介があり、さらに設置されている消音設備、サイレンサーの効果を体験しました。大橋ジャンクションは都心に位置することから、換気設備だけでなく、周辺環境への影響を考慮した騒音対策も行われています。
普段何気なく利用している首都高ですが、その裏側では、道路を安全に利用するための設備だけでなく、周辺の生活環境にも配慮したさまざまな工夫が施されていることを学びました。
続いて向かったのは、大橋換気所の屋上に整備された自然再生緑地「おおはし里の杜」です。
「おおはし里の杜」は、昭和初期の目黒川周辺の原風景をモデルに整備された緑地で、斜面林や草地、小川のせせらぎなど、かつての目黒川周辺にあった自然が再現されています。大橋ジャンクションでは、「おおはし里の杜」のほか、屋上に「目黒天空庭園」も整備されています。
見学では、「おおはし里の杜」で行われている環境への取り組みや、オオタカの飛来状況などについて紹介がありました。2025年度に実施されたモニタリング調査では、467種の動植物の生息が確認されているとのこと…!実際に歩いてみると、東京の都心とは思えないほど自然が豊かであることに驚かされます。
首都高では、大橋ジャンクションを「大橋グリーンジャンクション」と位置付け、自然再生や道路空間の緑化など、周辺環境との調和に向けた取り組みを進めています。
見学会の最後には、清掃車と散水車による道路の清掃方法が紹介され、散水車から実際に放水するデモンストレーションも行われました。
参加者は傘を手に、間近で散水車の放水を体験。道路をきれいに保つために活躍する車両の迫力を、身をもって感じることができました。
今回の見学会では、自然豊かな「おおはし里の杜」から、換気所の設備、避難施設、道路を守る車両まで、大橋ジャンクションをさまざまな角度から見学しました。
参加者からは、「バイク隊のバイクに実際に乗車できたことが一番印象に残っている」「消音設備というものがあることを初めて知った、また普段は見られない換気設備を実際に見て、その大きさに驚いた」などの声が聞かれました。普段は見ることのできない首都高の「裏側」を実際に歩いて体験することで、私たちが日常的に利用している道路が、多くの設備や人の仕事によって支えられていることを知る機会となりました。





「大橋ジャンクション夏休み親子見学会」
〇実施回数:全3回(2日間)【8/20(木)10時~12時/14時00分~16時00分、8/21(金)10時~12時】
〇会場:大橋ジャンクション【おおはし里の杜、目黒天空庭園、換気所駐車場、換気室・避難階段】
〇対象者:小学1年生~小学6年生を含む家族
〇定員:45名程度/回