土木学会では、昨年6月に土木広報センターを設置し、土木界の産官学の総力を結集した土木広報活動の展開を図っているところです。
その活動の1つとして、一般市民の方々に土木に親しんでいただき、モノづくりの面白さ、社会資本の果たす役割を理解していただくため、土木や社会資本の見学を旅行目的とした「インフラツーリズム」の推進に取り組んでいます。
このたび、来たる3月27日(日)に、横浜市における国道357号東京湾岸道路の一部区間の開通に合わせ、旅行会社が企画・実施する現場見学ツアーに、土木広報センターとして連携協力いたします。
国道357号東京湾岸道路は、横須賀市から横浜市、東京都、千葉市美浜区に至る延長約80kmの幹線道路ですが、一部区間では首都高速道路湾岸線、東関東自動車道と並行しています。今回の開通区間は、横浜市中区本牧埠頭~中区錦町区間の「横浜ベイブリッジ接続橋梁」の約2kmです。横浜ベイブリッジは上段が首都高速道路、下段が国道357号の2層構造となっていますが、本区間の開通により下段の国道357号の通行がより円滑化されます。
この開通にあわせ、開通式直前に開通区間の体験ウォーキング及び開通式パレードを車中より体験します。また、横浜港南本牧ふ頭の国内最大水深岸壁を誇るコンテナターミナルの見学、及びコンテナターミナルに接続する海上橋梁の現場見学も行います。
本ツアーは、JTBグループの株式会社JTB 国内旅行企画が実施するもので、国土交通省関東地方整備局が現場協力、関東地域づくり協会がツアーガイド、土木学会土木広報センター、日本建設業連合会がツアーの企画協力するものです。
土木学会では、土木学会100周年事業の一環として、平成25年度及び26年度において旅行会社と連携したインフラツーリズムの試行を6回実施してまいりましたが、その実績とノウハウを活かし、引き続き旅行会社が企画・実施するインフラツーリズムに対して連携支援を行います。
3月12日(土)よりJTBホームページにて参加者の募集を開始しておりますので、ご存じの方もいらっしゃると存じますが、改めて皆さまにご案内させていただきます。詳しくは下記をご覧ください。
詳細はこちら
開通式直前ウォーキング&「通り初め」体験と南本牧ふ頭コンテナターミナル建設現場見学
問合せ先:
公益社団法人 土木学会 土木広報センター
センター長補佐:山本佳正
センター職員: 佐藤雅泰
〒160-0004 東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内
TEL: 03-3355-3448 E-Mail: cprcenter@jsce.or.jp