全国規模で実施され盛会のうちに終了した、令和5年度の「土木の日」および「くらしと土木の週間」。
この度、土木学会誌2024年5月号にて、本部および各支部の「土木の日」活動報告が掲載されました。
詳しい内容は、下記ファイルをご参照ください。
[令和5年度「土木の日」および「くらしと土木の週間」報告(土木学会誌2024年5月号)]
【2022年度 国際活動奨励賞 受賞者インタビュー】井澤 淳 氏 (公益財団法人 鉄道総合技術研究所 鉄道地震工学研究センター 地震動力学 上席研究員(GL))
土木学会国際センターでは、土木学会 国際貢献賞、国際活動奨励賞を受賞されたみなさまの功績、成果を広く紹介したいと考え、受賞者紹介インタビューを公開しています。
今回は2022年度 国際活動奨励賞を受賞されました井澤 淳 氏 (公益財団法人 鉄道総合技術研究所 鉄道地震工学研究センター 地震動力学 上席研究員(GL))をご紹介いたします。
井澤氏は2010年に土木学会 アジア土木学協会連合協議会(Asian Civil Engineering Coordinating Council: ACECC)担当委員会に参画以来、土木学会が主導するTC12において日本の鉄道技術を教育マニュアルとしてとりまとめるなど、日本の土木技術のアジア展開に長年貢献されました。2016年からの6年間は担当委員会幹事長として年2回の理事会対応、TC活動支援、加盟他機関との連絡・調整、ACECC賞応募支援など、多岐にわたって土木学会のACECC活動を支えてきました。
本動画ではACECCの紹介およびその活動と苦労をお話いただきました。
●動画内容
①自己紹介下記の動画をクリックし、ご視聴いただけます。
他の受賞者様のインタビュー動画も土木学会ホームページ、土木tv (土木学会tv / JSCEtv - YouTube)にて随時アップいたしますので、ぜひご覧ください。
各賞の説明は以下の通りです。
【国際貢献賞】
日本と海外との間の交流・協力を通じて、日本を含む国際社会における土木工学の進歩発展あるいは社会資本整備に貢献し、その活動が高く評価された者。(全ての国の国籍保持者が対象)
過去に国際活動奨励賞または国際活動協力賞を受賞した者も選考対象となりえる。
【国際活動奨励賞】
日本と海外との間の交流・協力を通じて、日本を含む国際社会における土木工学の進歩発展あるいは社会資本整備に貢献し、今後もその貢献が大きく期待される者(全ての国の国籍保持者が対象)で、2024年の4月1日現在で概ね満50歳以下である者。
※令和4年度より、国際活動奨励賞と国際活動協力賞との区分をなくし国際活動奨励賞のみとしました。
★参考
・国際貢献賞 受賞者一覧:https://www.jsce.or.jp/prize/prize_list/10_kouken.shtml
・国際活動奨励賞 受賞者一覧:https://www.jsce.or.jp/prize/prize_list/11_katudo.shtml
・国際活動協力賞(R4年度まで):https://www.jsce.or.jp/prize/prize_list/11_katudo.shtml
◆土木学会賞 トップページ:https://www.jsce.or.jp/prize/index.shtml
2022年度 国際貢献賞、国際活動協力賞 受賞者インタビュー新着・お知らせ
「留学生インターンシップ情報調査」へのご協力のお願い
土木学会国際センター 外国人技術者グループ
次長 伊澤 良則
土木学会 国際センターでは、毎年「留学生向け企業説明会」を開催し、留学生に土木系企業の事業内容、採用スケジュールなど企業情報を提供しています。
説明会では、日本企業のインターンシップに参加したいという留学生からの要望が多く寄せられています。
これを受け、国際センター 外国人技術者グループでは、留学生を対象としたインターンシップに関する情報を収集し、日本の大学で学ぶ留学生に対して情報提供を行います。
ぜひ、「留学生インターンシップ情報調査」にご協力いただきたくお願い申し上げます。
下記のURLから調査票(回答フォーム)にアクセスいただき、ご回答をお願いいたします。
■令和6年度 留学生向けインターンシップ調査票
https://forms.gle/u9RNvcPUuuV8UACU9
◇備考:
・回答期限:2024年6月10日(月)まで。
・ご回答いただきました情報は、後日留学生に提供いたします。
・夏期や冬期のインターンシップ、1日インターンなど複数のインターンシップがある場合は、恐れ入りますが、それぞれ別々にご回答くださいますようお願いいたします。
★お問い合わせ:
土木学会国際センター 外国人技術者グループ インターンシップ担当:
澁谷有希子( shibuyayukiko@jsce.or.jp )、党 紀 (dangji@mail.saitama-u.ac.jp)
2024年5月17日に開催される第14回木材利用シンポジウムの要旨集です。
プレゼン資料の細かなところまで見える細密版 (約70MB)と、より扱いやすい縮小版(約15MB)とを掲載しました。もっと読むをクリックするとダウンロードリンクが現れますので、お使いのデバイス等に合わせて必要なファイルをダンロードしてください。
新着・お知らせ 添付サイズ 第14回 木材利用シンポジウム要旨集(縮小版)14.25 MB 第14回 木材利用シンポジウム要旨集(細密版)69.33 MB
5月13日付で、土木学会各賞の受賞者リストが土木学会HPに掲載されました。
兵庫県立 兵庫工業高等学校 都市環境工学科 教諭の 清水 哲成 先生 が技術功労賞を受賞されました。
https://www.jsce.or.jp/prize/prize_list/p2023.shtml
清水先生は、長年、人目につきにくい業務に従事され、また地道な努力の積み重ねの成果に対して授与されました。
おめでとうございます。
令和6年5月15日
土木学会 教育企画・人材育成委員会 高校教育小委員会
新着・お知らせ新着情報コンテンツ活用課では、一般向けのコンテンツ(日常の土木の工事史や写真、雑誌・新聞記事等の既存コンテンツ等)を収集した後、
ジャンル分けをして、分析・検討しました。
今後アーカイブとして残していく必要のあるコンテンツのジャンルやその形態について議論し、その活用案をまとめたので、その結果をお見せします。
【活動内容と詳細】
・世の中にある土木コンテンツを調査。
→土木コンテンツは世の中に数多くあるが、それ故詳しく調査しないと見つからないものが多々ありました。
結果として良いコンテンツなのに世の中に知られていないものも多くあるのではないかと感じました。
・調べたコンテンツを元にコンテンツの活用案を各自で考える。
作成手順
①自分が伝えたい内容を決める
②身近な人を例に伝えたい対象を決める
③伝えたい内容、相手に対しどのようなコンテンツをどのように活用するか案の作成
④なぜそのコンテンツが必要と感じたかを記載
【添付:各委員が考えるコンテンツ活用案】
(参考文献)
・土質力学の父カール・テルツァーギの生涯:アーティストだったエンジニア 著:リチャード・E.グッドマン ・山に向かいて目を挙ぐ 著:高崎哲郎
・ダムをつくったお父さんたち 著:かこさとし ・施工がわかるイラスト土木入門 一般社団法人 編:日本建設業連合会 イラスト:岩山 仁
・コンテンツ活用案と今後の展望を提言として発表
コンテンツ活用課→土木学会へ
・本SWGの調査で、世の中の人にはあまり知られていないものの素晴らしいコンテンツが数多く存在することが分かったので、これらのコンテンツを広めるための仕組みづくりを進めていただきたい。
【添付:各委員のコンテンツ活用案(工藤委員の意見参照)】
コンテンツ活用課→コンテンツを活用したい人へ
・『土木』はすべての科学、工学を活用できる非常に面白い分野であるので、本SWGの成果を参考に、自身が考える土木の面白さをコンテンツをうまく活用して広めていただきたい。
【添付:コンテンツ活用の成功事例(森崎部長の資料参照)】
【最終成果報告動画】
(準備中)
【総括】
土木の魅力発信に関しては、これまでも多くの組織や個人が努力をし、また多くのコンテンツが作成されてアーカイブ化されている。
コンテンツ活用課では、既存の多くのアーカイブコンテンツを収集し、これらの活用策について議論してきた。
収集されたコンテンツは、膨大な資料の中のほんの一部のサンプルであるが、土木のジャンルとしては、橋梁、トンネル、ダム、道路、鉄道、河川、港湾などメジャーなものから、上下水道、電力施設をはじめ、日常生活に関わる施設や、防災、維持管理など多岐にわたっている。
また、そのメディアの種類も、動画・写真などの画像や、単行本や絵本、雑誌を始めとする書籍、また実物展示や模型、それに保存する博物館、あるいはゲームに至るまで、多くのコンテンツが収集された。
一方、その活用の好事例として、多くの見学会や展示会などが試みられていることも分かったが、改めて、各委員が今後これらのコンテンツを活用して、どのような人たちに土木の魅力発信をしていくのが良いか、提案を集めることができた。
総じて、次世代を担う、子供達や学生、それらを取り巻く保護者や教育関係者、研究者に対して、これらのコンテンツを活用していく意見が目立った。
これからも多くの土木に関係するコンテンツが作成されると思うが、ニーズを十分に把握し、積極的に活用していく取組も並行して進めていくことが求められる。
新着・お知らせ 添付サイズ コンテンツ活用課委員による活用案2.04 MB 三木課長_1.png85.79 KB 三木課長_2.png829.46 KB 南荘副課長_1.png108.83 KB 南荘副課長_2.png452.23 KB 中島課長補佐_1.png62.33 KB 中島課長補佐_2.png553.83 KB 江城委員_1.png142.45 KB 江城委員_2.png733.02 KB 岩野委員_1.png178.68 KB 岩野委員_2.png922.68 KB 楢崎・鳥居委員_1.png116.93 KB 楢崎・鳥居委員_2.png94.89 KB 楢崎・鳥居委員_参考1.png90.17 KB 楢崎・鳥居委員_参考2.png99 KB 工藤委員の活用案.png139.51 KB 森崎部長_1.png1.15 MB 森崎部長_2.png835.13 KB 森崎部長_3.png893.09 KB 岩野委員_3.png196.81 KB 岩野委員_4.png867.26 KB 岩野委員_5.png884.59 KB 240604_アーカイブコンテンツ一覧.pdf124.52 KB
私たちが発信する「土木」とは何か?
それを探るため、「土木」、「インフラ」の言葉の定義、範囲についてのアンケート調査・分析を行いました。
また、土木の魅力について、一般を対象に、土木が魅力的になるにはどうすればいいのか、土木の魅力を伝えるためにどうすればいいのかについて、アンケート調査・分析を行いました。
最後に、アンケート結果を踏まえて、土木の魅力発信ロードマップを作成しました。本ロードマップでは、2023年度ものづくりのカッコよさを中心に、様々な媒体で発信してきたことややり残してきたことを記載しています。
私たち一人一人が「自分の言葉で」土木の魅力を世の中に正しく発信しよう!
その目標に向かって、個人でできること、土木学会としてできることを着実に実行していきたいです。
<活動内容・成果>
◇アンケート実施
・土木の定義・範囲、インフラの定義、発信すべき土木の魅力について。(対象:小委員会メンバー)
・土木の魅力について。(対象:一般。SNS等で拡散)
◇アンケート内容分析
・土木の定義
・インフラの定義
・土木の範囲
(考察)
土木という言葉を用いるとき、土木関係者であっても、私たち一人一人が思い描く土木が必ずしも一致していません。辞書においても土木の説明は改訂され続けています(参考:「土木」ということばの歴史を辞書でたどる )。
そのため、土木という言葉を使うとき、その定義、範囲について共通認識を持つことが大事です。
・土木の魅力について(対象:一般)
⇒アンケート結果はこちら
アンケート結果の一部はdobokuTVのX(旧Twitter)でも発信しています。
⇒Xの投稿についてはこちら
◇土木の魅力発信ロードマップ
⇒土木の魅力発信ロードマップはこちら
◇土木考究部最終報告
⇒動画はこちら
<活動を通して>
私たちが発信する「土木」とは何か?土木の魅力とはなにか?を考えてきました。
今回の活動では、私たちが思う「土木」が共通ではないことが浮き彫りになりました。
土木の魅力についてのアンケートを通して、世代間・職業別での傾向が顕著に異なり、それぞれの経験が考えに影響することが示唆される結果となっています。
特に、土木に魅力を感じていない理由は業界の抱える問題について忌憚なき貴重な意見をいただきました。アンケートにご協力をただきましたみなさま、ありがとうございました。
2023年度の会長特別プロジェクトでは、土木の中でも特に、ものづくりの魅力にフォーカスをして、魅力発信を続けてきました。
しかし、土木の範囲が広く今年度発信できなかった土木の魅力がまだまだあります。
次年度以降の会長プロジェクトや土木学会の委員会活動など学会活動で、今回のプロジェクトで拾いきれなかった土木についても発信をし、土木だからできる社会貢献を模索していけたらと思います。
新着・お知らせ 添付サイズ 土木の定義.JPG177.32 KB インフラの定義.JPG174.46 KB 土木の範囲.JPG158.32 KB 土木の魅力発信マップ.png313.28 KB
IABSE JapanおよびIABSE2025 運営委員会よりご案内です。
IABSE Symposium Tokyo 2025が2025年5月18~21日に東京(早稲田大学井深記念大ホールおよびリーガロイヤルホテル)で開催されます。
アブストラクトの投稿は7月31日までです。詳細および、投稿要領について下記ご参照ください。
IABSE Symposium Tokyo 2025 のご案内IABSE Japan 藤野陽三、中村俊一
IABSE2025 運営委員会 秋山允良 竹内徹山田哲 長山智則
IABSE Symposium Tokyo 2025が2025年5月18日(日)から21日(水)にかけて早稲田大学井深記念大ホールとリーガロイヤルホテルにて開催されます。「Environmentally friendly technologies and structures - Focusing on sustainable approaches」をメインテーマとして掲げ、木材の活用やGXから、維持管理や災害レジリエンス、DXの活用に至るまで多様な観点から持続可能性について議論する機会となります。
日本では,2015 年にIABSE Symposium を奈良で開催しております.それから10 年の節目となる2025 年に,改めて東京で開催します。このシンポジウムを通じて、最新の知見を共有し、国際交流を促進する場としたいと考えています。現在、アブストラクトの投稿を受け付けておりますので、ぜひご投稿をご検討ください。大学教員や企業の皆様におかれましては、学生や同僚の方々にも広くご案内いただければ幸いです。
★IABSE Symposium Tokyo 2025
・Webページ:https://www.iabse.org/Tokyo2025/
・日程:2025年5月18日(日)-21日(水)
・場所:早稲田大学およびリーガロイヤルホテル
・アブストラクト投稿締切:2024年7月31日
・アブストラクト投稿先:https://app.oxfordabstracts.com/stages/6961/submitter
・フルペーパー投稿締切:2024年12月15日
IABSE Symposium Tokyo 2025に関連して、5月18日(日)にはYoung Engineers Colloquiumを開催します。第1回を2018年に同済大学で、第2回を2019年に東京工業大学にて、第3回を2024年1月にソウル国立大学にて開催し、いずれも好評をいただいております。技術発表セッションとブリッジ・コンペで構成される予定です。今回は、東アジアだけでなく、ドイツのIABSEグループとも共催を予定しています。また、5月22日(木)、23日(金)にはそれぞれ関東地方、関西地方においてテクニカルツアーも予定しております。詳細がきまり次第ご案内いたします。
連絡先:長山智則(nagayama@bridge.t.u-tokyo.ac.jp)
2024年度イベント情報(委員会・関係団体 国際関連イベント)新着・お知らせ 添付サイズ IABSE Symposium Tokyo 2025 のご案内.pdf121.16 KB
環境賞受賞案件のさらなる普及のため、環境賞候補内容説明会でご発表いただいた資料を公開いたします。
※公開にあたり、受賞者皆様のご協力をいただきました。誠にありがとうございます。
Ⅰグループ(環境の保全・改善・創造に資する新技術開発・概念形成・理論構築等に貢献した先進的な土木工学的研究)
研究名
受賞主体 資料 気候変動緩和策が持続可能な開発に及ぼす影響の評価手法の開発と応用藤森真一郎(京都大学)、長谷川知子(立命館大学)、高橋潔(国立環境研究所)
説明資料 プラスチックボードドレーンを用いた効率的な地盤からの油回収技術鹿島建設(株)、錦城護謨(株)
説明資料環境DNAを活用した生物モニタリングに向けた調査手法の構築と建設現場への適用
大成建設(株)、神戸大学 説明資料
Ⅱグループ(土木技術・システムを開発・運用し、環境の保全・改善・創造に貢献した画期的なプロジェクト)
プロジェクト名
受賞主体 資料国内初の環境管理計画策定とラムサール条約登録湿地の環境保全に向けた取組み -北陸新幹線、中池見湿地付近深山トンネル等工事-
(独)鉄道・運輸機構 北陸新幹線建設局)
説明資料新着・お知らせ
高速大師橋更新事業
最優秀作品賞
作品・既設
内容説明動画九頭竜川橋梁・新九頭竜橋
作品・新設 内容説明動画新九頭竜橋 一般県道 福井森田丸岡線(福井市寺前町から福井市上野本町)
国内初の新幹線・道路一体橋 /北陸新幹線、九頭竜川橋りょう他工事 【鉄建建設】
ブライラ橋 作品・新設 内容説明動画 東名阪自動車道弥富高架橋(下り線)の大規模更新 作品・既設 新着・お知らせInnovation and social implementation of AI, data science and digital twins are advancing rapidly in wide range of fields including infrastructure, disaster, cities, environment, transportation, energy, etc. Papers from research and development, education, to practices in the related areas are solicited.
Symposium Date: May 26 (Mon.), 2025
Submission Deadline: January 15, 2025
Location: JSCE Headquarter and online
Concurrently with JSCE Digital Twin & DX Symposium 2025.
Organized by: Editorial Committee of Intelligence, Informatics and Infrastructure
Cooperated by: JSCE International Student Network Group and International Civil Engineers Group.
All submitted papers will be fully reviewed and considered to be published in Intelligence, Informatics and Infrastructure
Submission URL: https://mc.manuscriptcentral.com/jsceiiai
Paper format: paper template
Publication fee: JPY 27,500 (including tax).
Digital works such as data, program, presentation, images or movies related to the published paper can be uploaded to J-STAGE Data.
Intelligence, Informatics and Infrastructure Awards are presented for excellent papers and digital works.
Preprint files can be uploaded to preprint servers such as Jxiv.
Copyright of the published paper is transferred to Japan Society of Civil Engineers.
Contact: Editorial Committee aisymposium@jsce.or.jp
デジタルツインに関する研究開発や利活用が,インフラ,防災,都市,交通,環境,エネルギーなど多様な領域で急速に進展しています。
発展著しいデジタルツインやデータプラットフォーム、デジタルトランスフォーメーション(DX)に焦点を当て, 多方面の研究・教育・開発、調査・試験・実践等の成果や現状について分野横断的・俯瞰的に議論するシンポジウムを開催します。
コンセプト・利活用/将来ビジョン・ロードマップ/ニーズ・ユースケース/デジタルトランスフォーメーション(DX)/開発・実装・インテグレーション/システム設計・アーキテクチャ/実証・運用/情報システム・業務システム/ビジネス・イノベーション・社会実装/事業構想・事業戦略/新事業・ベンチャー/地域活性化/普及・啓発・人材育成/教材・カリキュラム・チュートリアル/事例・実務
データマネジメント・データモデル/アーキテクチャ/データ管理・データベース・情報検索/データエンジニアリング/オープンデータ・データ共有/プラットフォーム・データ連携・データ変換・API/インターフェース/デジタルツイン実現化技術
サイバーフィジカルシステム(CPS)/可視化/VR・AR・MR・SR・XR/スマートシティ・都市OS/スマートモビリティ/地域防災・都市防災/BIM・CIM・i-Construction/メタバース・アバター・遠隔臨場
センシング・データ取得/IoT・ロボット/UAV・UGV・USV・UUV/センサ/モニタリング・異常検知/非接触センシング・非破壊センシング/画像センシング・画像認識/振動・音響センシング/マルチモーダルセンシング/点群・三次元データ生成・変換/3Dプリンティング・デジタルファブリケーション/衛星利用技術・リモートセンシング/過去・履歴データ利活用/情報デジタル化
シミュレーション・最適化/モデル化・データ同化/解析・分析・評価・予測/大規模計算・並列計算・量子計算/アルゴリズム/ビッグデータ/データ分析・データサイエンス手法/Physics Informed Neural Networks(PINNs)/機械学習・AI/画像・時系列・言語データ等の分析/大規模言語モデル・生成AI/自律システム
など 関連したあらゆる観点から,展望・総説・レビュー・オピニオンや現在進行中の研究開発・実施例も含めて,幅広く募集します.
AI・データサイエンス領域の国際発信を強化するため,英語による国際シンポジウムAdvances in AI, Data Science and Digital Twin 2025を同時に開催します。
主催:構造工学委員会 AI・データサイエンス論文集編集小委員会
協力:土木情報学委員会 IoT/AI活用モデル研究小委員会,地震工学委員会 防災・減災への AI・IoT 技術の利活用に関する研究小委員会,応用力学委員会 データ駆動型の信頼性設計およびリスク評価実装研究小委員会,鋼構造委員会 鋼構造物における先進的非破壊検査・評価技術 に関する調査研究小委員会,環境工学委員会 上下水道におけるIoT・ICT・AI活用小委員会
後援(予定):(一社)人工知能学会,(一社)日本ロボット学会,(一社)情報処理学会,インフラマネジメントテクノロジーコンテスト実行委員会
〇シンポジウム開催日程・場所
2025年5月26日(月)
土木学会(東京都新宿区四谷一丁目 外濠公園内),オンライン併用ハイブリッド開催
〇投稿案内
・査読に基づいて採否を決定します。
・採択された論文は、AI・データサイエンス論文集/Intelligence, Informatics and InfrastructureとしてJ-STAGEに掲載されるとともに、優れた論文はシンポジウムでご発表いただきます。
〇掲載料 論文1件につき 27,500円(税込)
〇スケジュール
・投稿締め切り
2025年1月15日までに,下記投稿サイトよりご提出ください.
和文論文:https://mc.manuscriptcentral.com/jsceiii
英文論文:https://mc.manuscriptcentral.com/jsceiiai
・採否の通知 2025年2月上旬
・最終原稿の提出 2025年2月末日
〇論文の書式
・論文の書式は
AI・データサイエンス論文集投稿案内
をご覧ください。
・原稿に記載する受理年月日は2025年1月15日,採択日は2025年2月28日としてください。
(Received January 15, 2025)
(Accepted February 28, 2025)
となります。
〇一般投稿
・速報性のある論文については,上記スケジュールにかかわらず通年で受け付けます。この場合、シンポジウムプログラムには含まれませんが、採択され次第、随時AI・データサイエンス論文集/Intelligence, Informatics and Infrastructureに掲載されます。詳細については「AI・データサイエンス論文集投稿案内」HPをご覧ください。
〇J-STAGE Data登載
・論文に関連するデータセットやプログラム,ソフトウェア,画像や動画,プレゼンテーション資料等を「J-STAGE Data (和文論文)/J-STAGE Data(英文論文)」に登載し公開することができます.詳しくは「J-STAGE Data 登載案内」をご覧ください。
〇表彰
・優秀な論文やJ-STAGE Data登載アイテムを表彰します.
〇その他
・投稿される原稿は,JSTが提供しているJxivなどのプレプリントサーバにて公開することが可能です.
・論文の著作権については、土木学会に譲渡することをご了解頂くものとします。
〇問い合わせ
AI・データサイエンスシンポジウム運営事務局
E-mail:aisymposium@jsce.or.jp
■趣旨
従来のIoT/AIの研究については、いかに現実世界からデータを集め、そこから有意な結果を導き出し、結果を現実世界へ反映するという、CPS/デジタルツインとのインプットとアウトプットが前提で、活用モデルが検討されてきた。そして、その中核となるAIは、高度なインテリジェンスを持つものが、全てを制御する将来像が描かれてきた。
これからの世界では、現実の世界より情報が集積・処理され表現された「超現実」を表現するメタバースから、距離の離れた人・ロボット・AIが共通の情報を得ながら、現実世界の作業を行っていくことが想定される。
また、AIの役割についても、各空間自身がそれぞれ自分の空間のインテリジェンスな情報を持つこと(スマートスペース)で、中核となるAIの負担が大幅に軽減されること、また、中核となるAI(メタAI)は1つではなく、目的別AIの集合体であり、人についてもAIエージェントをインターフェースとして、これらの世界に組み込まれていくことが想定される。
本研究では、このような現実・仮想空間・人・AIが融合した次世代の概念であるWeb4.0を、社会インフラ分野において、スマートシティや土木の現場などに当てはめる。それにより、どのようなメタバースを作り出すか、どのようなスマートスペースを作り出すか、どのような目的別AIを作り出すか、それによってどのように行動が変容していくのかなどをまとめた活用モデルについて調査・研究を行う。
■研究計画
1. Web4.0の動向調査
Web4.0に関する国際的な動向の調査を行い、Web4.0の概念についての理解を深めるとともに、先進事例において、メタバース、スマートスペース、目的別AIが、どのような役割でどのように活用されているかについて調査を行う。
2. 社会インフラ分野におけるWeb4.0の活用モデルの研究
前項の調査結果を参考に、社会インフラ分野において、スマートシティや土木の現場などを念頭に、メタバース、スマートスペース、目的別AIをどこにどのように構築することで、現実・仮想空間・人・AIが融合した最適化された作業や行動が可能になるかについて検討する。また、スモールスタートで段階的に着手すべき事項についても整理する。実現のために必要となる、業界で取り組むべき協調分野や、異業種との連携分野についての抽出も行う。
3. Web4.0に関するセミナーを開催
小委員会活動では、2年間の活動の成果を基に、土木技術者に、社会インフラ分野でのWeb4.0の活用モデルに関する情報提供を行うことを目的として、小委員会企画のセミナーを開催する。
4. 関連行事への協力
構造工学委員会が主催する、「AI・データサイエンスシンポジウム」について、投稿論文の査読や運営に協力する。また、その他の委員会や他の学会の講演や執筆にも、積極的に協力する。
■活動概要
・期 間 :2024年(令和6年)6月~2026年(令和8年)5月
・開催頻度 :1~2か月に1回程度開催
・委 員 :定員20名程度
※イベント運営、技術発表、セッション座長担当、論文査読を担当していただきます。
・小委員長 :枡見 周彦(JIPテクノサイエンス株式会社)
副小委員長:吉田 敬宏(大日本ダイヤコンサルタント株式会社)
副小委員長:本木 章平(戸田建設株式会社)
・応募締切 :令和6年5月31日
・応募先 :枡見 宛(masumi@cm.jip-ts.co.jp)にメールでご連絡をお願いします
土木学会は2024年に創立110周年を迎える公益社団法人です。個人会員数は約38,000人、その多くはさまざまな産官学の組織に所属する土木技術者です。
土木学会には小委員会を含め400以上の委員会が設置され、多くの学会員が参加して活発に活動しています。
この「見える化データ」は、土木学会の活動に関する数値データを整理したものです。
土木学会が開かれた学会としてより良い方向へ発展し続けるため、学会の実態を多くの皆様にご覧いただき、学会の活性化のため忌憚のないご意見をいただけましたら幸いです。
土木学会見える化データ2022(PDF 3.8MB)
見える化データ2022 データ集(EXCEL 2.0MB)
公益社団法人土木学会 事務局(担当 会員・企画課) planning[at]jsce.or.jp ※[]