委員会:木材工学委員会
タイトル:木材利用による気候変動緩和への貢献 ~この10年を振り返る~
・主題
日本の森林資源は,現在極めて豊富な状態にあり,森林を適切に管理しながら利活用すべき時期に来ています.伐採した木を木材製品として長期間使うことは,炭素循環の点で人間社会の中に新たな森を築くことと同じ意味を持ち,気候変動緩和に寄与します.土木材料に木材を利用する技術開発や環境影響の評価を行っている木材工学委員会では,6年前の研究討論会にて,「木材利用による低炭素化社会の実現-土『木』の貢献-」と題して,各分野の木材利用の状況について報告するとともに,課題について議論しました.本討論会では,その内容を振り返るとともに, 最近10年間の木材利用の状況について報告し,木材利用推進に向けた方策を議論します.
・座長
村野昭人(東洋大学)
・話題提供者
加用千裕(東京農工大学)
佐々木貴信(北海道大学)
野田龍(秋田県立大学)
末次大輔(宮崎大学)
木村礼夫(ジェイアール総研エンジニアリング)