1.基準の国際化への取組み
目的: 基準の国際化の動向を踏まえて、海外にいる現場の土木技術者にとって役立つ基準の国際化に関する情報の提供を目指す。
シンポジウムの開催履歴:
1. 技術基準の国際化セミナー・第9回JOPCAセミナー 「技術基準の国際化へ向けた取り組みと課題 ~港湾での取り組みを中心に~」(開催日:2018年11月7日)
2. 「技術基準の国際化セミナー」 第2回 ~道路分野における維持管理技術の海外展開~ (開催日:2018年12月12日)
3. 第3回 技術基準の国際化セミナー 道路分野における技術基準の国際展開について ~ ミャンマー国の事例 ~(開催日:2019年12月17日)
4. 第4回 技術基準の国際化セミナー ~ 道の駅の国際化 ~(開催日:2021年3月15日)
5. 第5回 技術基準の国際化セミナー 「国際航路協会(PIANC)の活動による基準の国際化」(開催日:2022年3月8日)
2.インフラ国際貢献・国際協力アーカイブスの構築
1) 2014年度に、土木学会創立100周年記念事業の一つとして、政府開発援助などにより整備された海外のインフラプロジェクトの実態を当該プロジェクトの関係者へのヒアリング等を通じて調査・分析し、事業内容および日本の土木技術者が果たした役割や貢献をアーカイブに取りまとめる事業に着手し、日本の国際協力・国際貢献の五つの事例をブックレットに取りまとめました。
また、土木学会の英語版ウェブサイトに、「The International Infrastructure Archives」として掲載しました。 >>> コチラ
2) 2015年度以降は、アーカイブスWGを中心に、毎年1~2件のプロジェクトを取り上げ、アーカイブを構築することを目指しています。
※アーカイブスWGは、創立100周年の際に実施したアーカイブス構築事業を継続したグループです。
3.「世界で活躍する日本の土木技術者シリーズ」シンポジウムの開催
土木学会では、より多くの皆様に世界各国で広く活躍している日本の土木技術者および土木技術を知っていただくとともに、日本の将来を担う若者たちに海外プロジェクトの意義や海外での仕事の進め方を伝えるため、「世界で活躍する日本の土木技術者シリーズ」を開催してきました 日本企業が携わった海外プロジェクトを取り上げ、当該プロジェクトの意義を解説するとともに、実際にプロジェクトに携わった技術者の方々に、プロジェクトの遂行、課題、 成果、新技術の開発、生活環境などを紹介していただいています。
1)シンポジウムのテーマ (タイトル)
2)プロジェクトの概要紹介
シンポジウムで取り上げたいくつかのプロジェクトについては「国際センター通信」特集号や通常号で紹介しています。ぜひご覧ください。
- ボスポラス海峡横断鉄道工事(特集第6号:日本語版・英語版)
- コロラドリバー橋建設プロジェクト(特集第7号:日本語版・英語版)
- パハン、セランゴール導水トンネル建設プロジェクト(特集第8号:日本語版・英語版、第49号:日本語版・英語版)
- インド・メトロ案件の現状と今後の課題-デリーメトロ/バンガロールメトロを例にとって-(第47号:日本語版・英語版)
- スリランカ最後の大規模水力発電所建設工事~アッパーコトマレ水力発電計画(特集第9号:日本語版・英語版、第36号:日本語版・英語版)
- アルジェリア・東西高速道路建設プロジェクト(第52号:日本語版・英語版)
- 水害から市民を守る「フィリピン国オルモック市洪水対策プロジェクト」(第59号:日本語版・英語版)
- ベトナム最長の海上橋建設 ラックフェン国際港アクセス道路・橋梁建設プロジェクト(第60号:日本語版・英語版)
- 世界最大級の中央径間を誇る吊橋「オスマン・ガーズィー橋建設工事」(第66号:日本語版・英語版)
- 世界の港湾インフラ建設工事~バヌアツ国ポートビラ港ラペタシ国際多目的埠頭整備計画~(第73号:日本語版・英語版)
- シンガポールの地下鉄事業と地下鉄トムソンイーストコーストラインT228工区の建設
- BBB(Build Back Better)を世界へ ~ JICAフィリピン国台風ヨランダ災害緊急復旧復興支援プロジェクト ~(第84号:日本語版・英語版)
- ベトナムでの鉄道橋梁リハビリテーションプロジェクト(第91号:日本語版・英語版)
- ベトナム国ラクフェン国際港建設事業(第95号:日本語版・英語版)
- 開発途上国におけるインフラ技術の輸出:パキスタン国東西道路改修事業 国道70号線(第103号:日本語・英語)
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