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土木学会次期5か年計画「JSCE2025」を検討しています

投稿者:匿名ユーザ 投稿日時:金, 2024-04-26 11:08

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土木学会企画部門(企画委員会)では、現行の5か年計画「JSCE2020」に続く「JSCE2025」の検討を行っています。
本ページでは検討の背景とあわせ、JSCE2025での問題認識、検討の方向性についてご案内いたします。
土木学会の今後のあり方など、会員のみなさまからの忌憚のないご意見をお待ちしております。

1.検討の背景

2.「土木学会」とは

3.JSCE2025で行う検討

4.JSCE2025で土木学会に望むことをお聞かせ下さい


 1.検討の背景 

これまでの土木学会5か年計画の位置づけ

土木学会の活動の目標や計画を定めた中期計画である「JSCE20XX」シリーズは、1998年の「JSCE2000」に始まり、これまで5つの計画が策定されてきました 。
「JSCE2000」「JSCE2005」は、土木学会の改革案という副題が設定されており、組織体制や学会運営方法の見直し、改革のために実行する具体的事項をまとめていました。「JSCE2010」以降は、学会活動での重点目標の設定と、目標に向けての行動計画を示しています。

○JSCE2000(1998) 理事会企画運営連絡会議策定
 ・企画運営会議で審議・調整され、理事会で承認された土木学会改革のための諸課題とそれに対する取り組み

○JSCE2005(2003-2008) 理事会企画運営連絡会議策定
 ・土木学会の中期目標、中期計画を表明する手段として位置付け、今後5年を目途に見直し、学会の健全さと活力を持続するための評価・実行システムとして組み込む

○JSCE2010(2010-2012~2014) 理事会企画運営連絡会議策定
 ・土木を取り巻く現状を再認識し、土木界における共通的課題を整理・集約するとともに、土木学会がとるべき行動の重点課題を設定

○JSCE2015(2015-2019) 企画部門(企画委員会)策定
 ・総合学問である土木工学を強く意識し各種問題に土木学会として向き合い、直近に解決すべき問題や将来にわたって継続的に検討すべき問題をとりまとめ

○JSCE2020(2020-2024) 企画部門(企画委員会)策定
 ・20~30 年後に達成すべき目標として「中期重点目標」を定めて、この達成に向けて、5年間に重点的に取り組む事項を社会や会員に対して具体的に示す

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 2.「土木学会」とは 

土木学会の「役割」、「使命」と「機能」

土木学会の役割については、2014年の土木学会100周年の際に取りまとめられた「社会と土木の100年ビジョン」において、それまでの議論を総括した形で整理されております。

  • 学術・技術の進歩への貢献
    • 知識・技術の先端性、学際性、総合性の追求 / 知識・技術の事業への応用 / 知識・技術の蓄積と活用
  • 社会・人類の発展への貢献
    • 社会的課題への取り組み 
      • 気候変動、インフラ老朽化、国土強靭化等の解決方策の提言/日本社会と土木の未来像の提言/災害緊急調査の実施 
    • 国際貢献 
      • 社会インフラシステムの海外移転、輸出 / 国内外の土木関係活動のシームレス化の推進 / 技術基準の国際調和 
    • 社会とのコミュニケーションの推進 
      • 市民、メディアとのコミュニケーションの推進 -不言実行から有言実行へ 
      • 社会の技術リテラシー向上への貢献
  • 技術者の育成、資質向上
    • 学校教育、継続教育の推進、改善 / 技術者の能力保障と活用 / 技術者交流の促進 / ダイバーシティの推進

また、土木学会が担う「使命」や、使命を果たすために備えるべき「機能」は、JSCE2010において取りまとめられ、JSCE2015において更新が図られています。現在の計画であるJSCE2020でも、このJSCE2015で定められた3つの使命と9つの機能は踏襲されています

使命 重点目標
学術・技術の進歩への貢献 学術・技術の先端性・総合化
学術・技術の事業への展開性
技術蓄積・移転性・流通(技術基準の国際化)
国内・国際社会に対する責任・活動 公正な立場からの専門的知見の提供・技術支援等の社会貢献
国際調和と貢献
情報収集・分析・発信機能
技術者資質と会員満足度(CS)の向上
 
技術者支援(技術力の向上、倫理観の研鑽等)
情報取得機会の拡大
学会運営の適正化・効率化

 

 

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 JSCE2025で行う検討 

土木学会の改革(JSCE2000)から四半世紀が経過した今、生成AI・対話型AIが急速に進歩する時代における「土木学会」の意義や価値はなにか、次の四半世紀を見据え「土木学会」のあり方を捉え直す必要性があるという問題認識のもと、学会というものとはなにか、「土木学会」の意義や価値、あり方を、部門の役割や学会運営・学会活動を支える事務局や支部の体制を含めて、あらためて整理する必要があるのではないだろうか、ということで、検討を行っています。

学会という「場」

本格議論に先んじて2023年の4~5月に、企画委員会メンバー等によるフリーディスカッションを実施し、JSCE2025での着眼点、検討すべき事項について整理いたしました。

下図はフリーディスカッションで議論された内容を整理したもので、「土木学会」という場を、社会の課題や情報、知見や実績などの「共有」の場と整理し、共有の手段として「対話・交流」を用いる場であると整理しました。

JSCE2025の検討では、「共有」「交流」をキーワードと捉え、「ビジョン」「バリュー」「アクション」を検討します。

学会の「ミッション(M)」「ビジョン(V)」「バリュー(V)」

土木学会のミッション(使命・役割)については、「定款」や「社会と土木の100年ビジョン」において示されており、これは今も変わらないものと捉えています。
また長期の「ビジョン」は、「社会と土木の100年ビジョン」「Beyondコロナの日本創生と土木のビッグピクチャー」などで示されています。

そのためJSCE2025では、前述の問題認識のもとで、短期的な観点でのあるべき姿/未来像(短期の「ビジョン」)と、その達成に向けた価値観/行動基準(『バリュー」)を整理し、具体的な「アクション」を検討します。

 

 

検討の進め方

具体的な検討は、過去の計画のレビューも踏まえた現状の認識と、これからどうなっていくか、どうしたいかという将来展望の議論を混ぜ合わせながら、あるべき姿とやるべきことを再整理し、そのうえで、具体的な取組としてのアクションや、運営・活動するための学会の組織体制、学会運営の人材像などに言及していきます。また検討の過程では、会員等の皆様から幅広く意見をお伺いします。

検討の体制

企画委員会ではJSCE2025の具体的な検討のため、「現状分析WG」「将来展望WG」の二つのワーキンググループを設置しました。「現状分析WG」は、過去のレビュー及び現状認識について議論します。また、「将来展望WG」は、現状認識とも照らしながら将来の展望を議論します。

両ワーキンググループの議論の内容は相互に情報交換し、それぞれの議論に活用していくこととしています。企画委員会では、両ワーキングで行われている議論をJSCE2025として取りまとめていく形となります。

構成案

JSCE2025の構成は、現時点で以下の内容を想定しています。
今後の検討によって構成は変更していきます。

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 JSCE2025で土木学会に望むことをお聞かせください 

JSCE2025の検討状況は随時、企画委員会HP等で発信していきます。
アンケート等でご意見をお伺いする機会もございますが、土木学会会員のみなさまが次期5か年計画「JSCE2025」で土木学会に望むことなど、以下フォームよりお聞かせ下さい。

今後の議論の参考とさせていただきます。忌憚のないご意見、お待ちしております。

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PDF icon 企画部門・JSCE2025(案)に向けた検討について[公表版]1.08 MB

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