新着・お知らせ

第２回　高校教育小委員会および全国高等学校土木教育研究会

研究協議会の開催について

１　日　時　　平成29年12月15日（金）10：00～17：00　（研究協議会）

２　会　場　　京都市立京都工学院高等学校

　　　　　　　　〒612-0884　　京都市伏見区深草西出山町23

 　　　　　　　　　TEL：075-646-1515　 FAX：075-646-1516

３　協　議（予定）

　　（１）全国高等学校土木教育研究会

　　　　　・平成29年度事業・会計中間報告

　　　　　・平成30年度　全国高等学校土木教育研究会役員名簿作成について

　　　　　・平成30年度事業計画・予算（案）について

　　　　　・工学教育賞および技術功労賞の推薦候補者の最終決定

　　　　　・研究協議（ものづくりコンテスト（測量部門）検討委員会）

　　（２）土木学会　教育企画・人材育成委員会　高校教育小委員会

　　　　　・平成29年度事業報告・会計中間報告

　　　　　・平成30年度　高校教育小委員会委員名簿作成について

　　　　　・平成30年度事業計画・予算（案）について

　　　　　・土木学会教育企画・人材育成委員会の報告

　　　　　・土木学会誌への寄稿について

　　　　　・第51回夏期講習会の報告と第52回夏期講習会の企画（案）について

　　　　　・研究協議（全国高等学校土木教育研究会との連携）

【問い合わせ先】

＜全国高等学校土木教育研究会事務局　連絡先＞

　　〒652-0863　兵庫県神戸市兵庫区和田宮通2-1-6　兵庫県立兵庫工業高等学校　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　都市環境工学科　清水　哲成

　　Tel　078-671-1431（代）　Fax　078-671-1435　E-mail 　nkdkk1961@yahoo.co.jp

＜土木学会教育企画・人材育成委員会　高校教育小委員会事務局　連絡先＞

　〒235-0023　神奈川県横浜市磯子区森5-24-1　神奈川県立磯子工業高等学校　建設科　山下　敦

　　Tel  045-761-0251（代）　Fax　045-754-3171　E-mail 　atsushi-yamashita@pen-kanagawa.ed.jp　　

第５７回 西日本高等学校土木教育研究会 総会・研究協議会（会場：広島県広島市）において、大石会長からご講演をいただきました。

西日本地域から参加いただいた教職員約１４０名を対象に貴重なお話をいただきました。

学校現場でも生徒に向けて土木の魅力を十分に伝えられる内容でした。

場所：広島県広島市（ホテルセンチュリー21広島にて）

日時：平成２９年８月９日（水）１４時から

演題：「土木」への構え方－土木概論のすすめ－

ご 挨 拶

土木学会 教育企画・人材育成委員会 高校教育小委員会 及び

全国高等学校土木教育研究会夏期講習会に伴う研究協議会の開催について

１　日　時　　平成28年12月16日（金）10：00～17：00　

２　会　場　　工業教育会館

　　　　　　　   〒102-0071　東京都千代田区飯田橋2-8-1　TEL　03-3261-1500（代表）

３　協　議（予定）

　（１）全国高等学校土木教育研究会

　　・平成28年度事業報告

　　・平成29年度事業計画（案）・予算（案）

　　・研究協議（ものづくりコンテスト（測量部門）課題検討委員会　活動状況報告）

　（２）土木学会教育企画・人材育成委員会　高校教育小委員会

　　・土木学会各賞推薦について

　　・第50回夏期講習会　実施報告等について

　　・第51回夏期講習会の企画等について

　　・土木学会教育企画・人材育成委員会の報告

　　・土木学会誌への投稿について

　　・研究協議（全国高等学校土木教育研究会との連携等）

１．平成２７年度卒業生

　　　京都市立伏見工業高等学校システム工学科　都市情報システムコース3年　日下部　有哉さん

土木を学んで感じたこと

　私が土木に興味を持ったのは、兄が土木の勉強をしていたからです。当時、６歳も年の離れていた兄が勉強している土木という学問は未知の世界で、どういった分野のものなのかもわかりませんでした。しかし、兄から聞く土木の話は、自分たちが住んでいるまちの道路や橋などを作っていく分野だ、ということでした。いまの自分の住んでいるまちを土木が支えていて、作っていくというスケールの大きなものにとても憧れを持ちました。そして、自分も土木について学んでみたいと思うようになりました。当時、ラグビーをしていたということもあり、土木を学べる学校であり、なおかつラグビー部が全国的な強豪校の伏見工業高等学校に入学することを決めました。

　高校に入学してからはラグビーに熱中していました。学校で授業を受けているとき以外はラグビーに集中していたし、学びたいと思っていた土木とも疎遠になった時期もありました。しかし、そんな私が土木についてもう一度興味を持つことができたのは、２年生の時に行ったインターンシップでした。京都府宇治市役所にインターンシップにいかせて頂き、実際土木の仕事をしている方たちを間近で見ることで、当時抱いていた土木という分野への憧れが蘇ってきました。それからはラグビーに集中しながらも土木の勉強にも力を入れていくようになりました。

　ラグビーだけでなく土木の学習をしていく上で、共通点があることに気付きました。それはどちらもチームプレーであるということです。ラグビーには各ポジションで役割や仕事が違い、そのポジションにはそのポジションのスペシャリストが選ばれます。スクラムのスペシャリスト、タックルのスペシャリスト、キックのスペシャリスト、ゲームメイクのスペシャリスト。そして、チーム全員で勝ちを目指していきます。そこには、仲間との信頼関係や協調性がとても大切になります。これは、土木の世界でも同じことです。設計のスペシャリスト、測量のスペシャリスト、施工のスペシャリストなどが連携し協力しながら、ひとつの土木構造物を作り上げていきます。このとき、誰が欠けていても決して成功することはできません。そう考えると、自分が高校生活でほとんどの時間を費やしてきたラグビーが、土木の道に進むことで、この先活かされてくるのではないかと考えられるようになりました。3年生になり、土木科の先生に「公務員で土木の技術者として働くのはどうだ」と声をかけられていたこともあり、卒業後は自分が住んでいる京都市の土木職員として働くことを目指すようになりました。それからは今まで以上に真剣に土木の勉強に取り組み、京都市の採用試験を受験し、無事合格することができました。そして春からは、京都市役所で土木職員として働きます。

　京都市のまちは日本の財産だと思います。古きよきものを維持し、新しいものを発展させていくことが京都市の土木職員の重要な仕事だと考えております。現在、京都の玄関口である京都駅の改修工事や歩くまち京都として四条通の歩道拡張など取り組みを行っています。京都市がこの先、どれだけすばらしい都市として発展していくかは、現在の土木職員や私のように新しい土木職員として働く人たちの使命だと思っています。そのような中で、私は高校生活で学んだ土木に関する技術と知識、そしてラグビーで学んだ協調性やコミュニケーションの重要性、そしてスペシャリストとしての自覚と覚悟を持ちこの先の人生に徹していきたいと思います。これから、土木に対して真摯に向き合い、努力し、学び、自分の持っている力を精一杯尽くしてがんばっていきたいと思います。

１．委員長挨拶

２．全国高等学校土木教育研究会　会員校概要

３．東日本高等学校土木教育研究会　報告

４．西日本高等学校土木教育研究会　報告

５．高校生の声

６．土木学会全国大会報告