論説委員が執筆する。
論説委員兼幹事長 渦岡 良介 京都大学 防災研究所
オンラインやVRを用いた教育が普及し、DXが進む中で地球規模の問題に対応するために、どう教えるのか(学ぶのか)、何を教えるのか(学ぶのか)について考える。オンライン学習を利用し基礎理論を学び直すこと、未知の問題発見の機会に触れることが必要である。 (2021年6月版) 第169回論説・オピニオン(2) 学び直しのすすめ
論説委員 徳平 隆之 阪神国際港湾株式会社
時代背景や経済社会・科学技術の発達度合の違いなどを超えて、土木技術の継承には先人から学ぶことが多くある。各組織・企業、各事業分野において、それぞれの歴史・業績を振り返り、先人の英知と不断の努力や生き様を学び、再認識することが、次代を担う土木技術者のモチベーションの向上や成長の糧になるものと確信する。 (2021年5月版) 第168回論説・オピニオン(2) 先人に学ぶ ~大阪港150年史から~
論説委員 羽藤 英二 東京大学 大学院工学系研究科社会基盤学専攻
メルケルとバイデン,山尾庸三の危機の中のインフライノベーションの決断を外観し,複数の技術を結びつけようとする現代土木のリーダーシップが,明治初期の山尾庸三の分野を超えた構想と決断に通じていることを論じ,現代土木の決断とインフラリーダーシップの重要性を訴えた (2021年5月版) 第168回論説・オピニオン(1) 危機の中のインフラ
論説委員 坂田 昇 鹿島建設株式会社
国が掲げるi-constructionが推進されているが、いまだに人力に頼って施工しているのが実態である。今後、他産業のように、建設現場を工場化することが重要である。その方策としては、日進月歩するAIやIoTを駆使して、現場施工を機械化、自動化を推進し、人力に寄らずに、安全でかつ生産性の高い施工を実現していくことが望まれる。 (2021年4月版) 第167回論説・オピニオン(2) 近未来の建設現場の実現に向けて
論説委員 佐々木 淳 東京大学 大学院新領域創成科学研究科社会文化環境学専攻
地球規模の課題が顕在化する中、都市内湾の再生はますます重要となる。東京湾では官民連携による新たな環境再生事業の枠組みが提案され、成果を上げつつある。ブルーカーボンの推進は生態系サービスとの相乗便益が期待できる。この好機を生かし、安全で美しく豊かな都市沿岸域を再生する、持続的なまちづくりを期待したい。 (2021年4月版) 第167回論説・オピニオン(1) 都市沿岸域の恵みと持続性を高めよう
最近のコメント