CIM講演会2016(沖縄)開催のお知らせ
土木学会 土木情報学委員会
建設3次元情報利用研究小委員会
国土交通省が推進しているCIMは,平成24年度から試行業務,平成25年度から試行工事が行われ,導入の効果や課題が明確になりつつあります.そして平成28年度は,CIM導入ガイドラインの策定を行う予定であり,広く一般化に向けて動き出す年となっています.
CIMは従来の建設業の仕事のやり方を大きく変革するものであり,CIMを成功させるためには,多くの技術者にCIMを理解して頂く必要があります.
土木学会では,平成25年度から全国でCIMに関する講演会を開催しておりますが,CIMへの関心は高く,受講者は毎年1,000名以上であり,さらに昨年度は約2,000名に達しました.
また,昨年,国土交通省が打ち出したi-Constructionにより施工現場における3次元情報の利活用は急速に進むものと予想されます.
さらに,今年度,土木学会では会長特別タスクフォース「現場イノベーションプロジェクト~次世代に繋ぐ生産現場のあり方~」を設置し,活動を始めています.重点テーマの一つとして,CIMをはじめとしたICTの活用を支える研究・教育の拡充に取り組んでいます.
以上を踏まえて,今年度も「CIM講演会2016」を企画いたしました.特に今年度は,CIM導入ガイドラインや,i-Constructionの内容を盛り込み,内容を充実させると共に,より実用的,具体的な情報発信を目指します.
記
1.日時
2016年12月2日(金) 午前の部(入門編) 10:00~12:00、午後の部(応用編) 13:00~17:00
※ 午前中のみの受講、午後のみの受講も可能です。午前・午後のどちらかのみに参加の場合は参加申込サイトの通信欄にご記入下さい。(AMのみ・PMのみ、など)
2.主催
公益社団法人 土木学会 土木情報学委員会 建設3次元情報利用研究小委員会
3.後援
内閣府沖縄総合事務局、一般財団法人日本建設情報総合センター、一般財団法人先端建設技術センター、公益財団法人日本建設情報技術センター、一般社団法人日本建設機械施工協会、一般社団法人建設コンサルタンツ協会、一般社団法人日本建設業連合会、一般社団法人全国建設業協会、一般社団法人オープンCADフォーマット評議会、一般社団法人Civilユーザ会
4.協賛
【ゴールドスポンサー】 オートデスク株式会社、株式会社コンピュータシステム研究所、株式会社フォーラムエイト
【シルバースポンサー】 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、応用技術株式会社、川田テクノシステム株式会社、株式会社建設システム、JIPテクノサイエンス株式会社、
日本スペースイメージング株式会社、福井コンピュータ株式会社、株式会社トプコンソキアポジショニングジャパン、株式会社エムティシー
【ブロンズスポンサー】 株式会社岩崎、SCSK株式会社、株式会社大塚商会、株式会社 日本HP
5.場所 沖縄県立博物館 講義室(AM)、講堂(PM) 午前・午後で会場が異なります。
〒900-0006 沖縄県那覇市おもろまち3丁目1番1号 アクセス → http://www.museums.pref.okinawa.jp/guidance/access_price/index.html
6.参加費 無料
7.定員 100名(先着順)、但し、午後は大きい会場になるため、当日受付で100名追加可能。
8.申込先
土木学会ホームページにて11/中旬より受付予定。 【 行事コード: 未定 略称:CIM講演会2016(沖縄) 】
http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp
※ 午前・午後のどちらかのみに参加の場合は参加申込サイトの通信欄にご記入下さい。(AMのみ・PMのみ、など)
お申込み後、メール参加券をお送り致しますので、プリントアウトして当日ご持参下さい。持参頂かない場合、受付に時間がかかりますので、何卒ご協力お願いします。
9.CPD
土木学会 認定プログラム(午前 2.0ユニット、午後 3.8 ユニット、計 5.8 ユニット)
地盤工学会、全国土木施工管理技士会連合会、農業農村工学会、建設コンサルタンツ協会で登録頂くための「CPD申請書・受講証明書」もご用意します。
その他の受講証明書は、ご本人から土木学会の事務局にお送り下さい。事務局にて参加者名簿と照合し、証明印を押印後、返送します。
10.プログラム
時間
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内容
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10:00-10:05
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午前の部 開会挨拶
公益社団法人土木学会 建設3次元情報利用研究小委員会 副小委員長 矢尾板 啓
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10:05-11:00
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CIM入門
一般社団法人Civilユーザ会 長谷川 充
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11:00-12:00
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CIM・i-Constructionの具体的手法(入門編)
・三次元データの活用が身近に。i-Constructionによる環境変化にどう対応していくのか。
福井コンピュータ株式会社
・CIMの未来へ向けて~衛星画像データから作る高精度三次元データの活用~
日本スペースイメージング株式会社
・i-Constructionにおける地上型レーザースキャナーの活用
株式会社トプコンソキアポジショニングジャパン
・道路設計ソフトを利用し3次元設計データ出力
株式会社エムティシー
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13:00-13:05
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午後の部 開会挨拶
公益社団法人土木学会 建設3次元情報利用研究小委員会 副小委員長 矢尾板 啓
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13:05-14:25
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CIM・i-Constructionの取り組み
国土交通省 大臣官房 技術調査課 柏 宏樹
内閣府 沖縄総合事務局 技術管理課 課長補佐 川崎 聡
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14:25-15:25
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CIM導入ガイドラインの検討状況
CIM導入推進委員会 全体統括チーム
一般財団法人 先端建設技術センター 緒方 正剛
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15:25-15:40
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休憩
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15:40-16:15
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CIM・i-Constructionの具体的手法(応用編)
・ コンクリートトレースシステムの開発 (伊良原ダム建設工事運用事例)
大成建設株式会社 技術センター 土木技術開発部 先端技術開発室 建設ICTチーム 江田 正敏
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16:15-16:55 |
CIMに関する人材像と教育・研修について
大阪大学大学院 教授 矢吹 信喜
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16:55-17:00
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閉会挨拶
公益社団法人土木学会 建設3次元情報利用研究小委員会 副小委員長 矢尾板 啓
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※ 午前中のみの受講、午後のみの受講も可能です。午前・午後のどちらかのみに参加の場合は参加申込サイトの通信欄にご記入下さい。(AMのみ・PMのみ、など)
11.注意
特に許可された場合以外、講演中の録音・録画は固くお断りいたします。
欠席された場合、配布資料はお渡し出来ません。郵送等の対応も致しませんのでご了承下さい。
当日参加も可能ですが、申し込みをされずに参加された場合には講演資料は配布できません。また、混み合った場合には席を確保できない場合がありますので、ご了承下さい。
【お問い合わせ】
事務局:(公社)土木学会事務局 研究事業課 小川 祐司
〒160-0004東京都新宿区四谷1丁目外濠公園内
TEL.03-3355-3559 FAX.03-5379-0125 E-mail:ogawa@jsce.or.jp