○趣旨:
北海道は自然豊かで畜産、農業、林業、水産業などに関連するバイオマス資源が豊富にあり、
2008年10月に全国ではじめて、「バイオマスの利活用の推進」について規定した循環条例が
施行されました。このような背景の下、北海道では、バイオマスによる地域振興を目指し、民、
官、学が連携したネットワーク形成を通した取組が活発化しています。さらに、新たな最終処分
システムとしての機能が期待されているCS処分場の建設事例も増えています。
そこで本地域シンポジウムでは、北海道におけるバイオマスによる地域振興に向けた取組みや
新たな最終処分システムの検討事例を紹介して頂き、その後の総合討論では、北海道のバイオマス
利活用や新たな最終処分システムといった先進的な取組を全国に普及するためのアイデアや課題に
ついて議論したいと存じます。
○プログラム(敬称略)
司会 金 相烈(バイオウェイストマネジメント工学講座 助教)
1.挨拶(13:30~13:35)
・・西則雄(バイオウェイストマネジメント工学講座 客員教授)
2.講演(13:35~15:35、20分/一人)
1)「北海道におけるバイオマスネットワークの形成(仮)」
・・川嶋幸治((社)北海道産業廃棄物協会 参与)
2)「稚内市の生ごみバイオガス化プラントとCS処分場(仮)」
・・日向寺和裕(稚内市建設産業部 副部長)
3)「事例分析に基づくバイオマス利活用の成功のポイント
~有機系廃棄物資源循環システム研究会の研究成果~(仮)」
・・石井一英(循環計画システム研究室 准教授)
4)「北海道ABC開拓構想研究グループの研究活動(仮)」
・・未定(北海道ABC開拓構想研究グループメンバーより)
5)「最終処分システム研究グループの研究活動(仮)」
・・吉村美毅(最終処分システム研究グループリーダー
鹿島建設(株)環境本部 環境施設グループ 担当部長)
6)「新たな最終処分システム構築に向けた取組み(仮)」
・・臼井直人(NPO法人最終処分場技術システム研究協会、
大成建設(株)土壌・環境事業部 土壌・廃棄物技術室 次長)
3.休憩(15:35~15:45)
4.総合討論(15:45~16:55)
・コーディネーター:塚田高明(鹿島建設(株)執行役員 環境本部長)
・パネラー:上記講演者、金 相烈(バイオウェイストマネジメント工学講座 助教)
5.挨拶(16:55~17:10)
・・古市徹(循環計画システム研究室 教授)
○懇親会(時間:17:30~19:30)
場所:全国町村会館 ホールB