ワークショップ【生物多様性からみた河川生態系保全工法の評価 (木曽・長良・揖斐川水系を対象として) 】
■趣旨:
多様な流れによる自然のダイナミズムを活用した自然共生川づくりが推進されています。その際、生態系の 連続性を確保した「エコロジカル・ネットワーク」の視点が重要です。本ワークショップでは、身近な木曽・長良・ 揖斐川水系の河川や農業用水路網を対象にして、多様な生物と生息空間の関係、遺伝的な多様性、河川環境をわかりやすく伝えるための情報発信手法、生態系保全工法などについて理解し、今後の方策を検討します。
□□□□□□ (自然共生川づくりワークショップ:Part-I 2010年7月16日(金) ) □□□□□□
地域の河川環境を向上させるには,多様な主体が情報を共有して合意を図ることが重要です。そのためには、河川生態系に関わる専門的な情報を、わかりやすく伝える必要があります。自然共生研究センターでは、実験 河川を活用して,河川生態系の仕組みをわかりやすく理解するためのプログラムを実施しています。ワークショップでは、河川生態系を理解するための基礎知識と河川環境を評価するための方法について、事例を交えて紹介します。
■日時:7/16(金) 10:00~12:00
■講師:(独)土木研究所 自然共生研究センター(専門研究員) 真田 誠至氏
「河川生態系を理解するための基礎知識と評価手法」
どろんこ探検隊代表(環境省希少野生動植物種保存推進員) 寺町 茂 氏
「岐阜県における多自然川づくりの現状と課題」
■対象:一般
■参加費 :無料
■参加申込:事前申し込みはメールにて。気軽に参加してください。
■主催:土木学会環境システム委員会
■問合せ先:和田 清((独)国立高専機構 岐阜高専 環境都市工学科)
E-mail: wada@gifu-nct.ac.jp
■その他
・当日,14:40~16:10,同キャンパス図書館1F多目的ホールにおいて、以下の講演会を実施します。
講師:(独)土木研究所 自然共生研究センター(専門研究員) 真田 誠至氏
題目:「河川環境をテーマとしたフィールド体験型プログラムの提案と評価」
主に高専生の学科講演会として実施しますが、一般の方も参加できます。