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ホーム › 活動内容 › 耐震設計入門セミナー基礎編

2024年度セミナー「土木学会による実務者のための耐震設計入門:基礎編」講堂・Web開催のご案内

行事コード:272407
 
地震防災技術普及小委員会では,主に若手の技術者を対象に耐震設計の体系的かつ本質的な理解を目指した耐震セミナーを1998年より開催し,多数の方に参加頂いています.講師は,耐震設計や耐震工学分野の第一線で活躍する技術者や研究者が担当しており,基礎編,実践編の2回に分けて講義を行います.本年度も下記のセミナーを開催しますので,是非ご参加ください.
 
第1回 基礎編(今回)
 耐震設計の体系・基準変遷,ものの揺れ方,耐震構造計画,耐震設計の基礎知識,地盤の動的性質・応答解析など
第2回 実践編(2024年12月頃予定)
 設計地震動,地盤の液状化の評価,地中・地上構造物および基礎の耐震設計,耐震診断・耐震補強など
 
主 催:土木学会(担当:地震工学委員会・地震防災技術普及小委員会)
日 時:2024年 8月 2日(金) 9:00~17:35頃
    ※録画映像をセミナー後2週間程度配信予定
場 所:土木学会(東京都新宿区四谷)およびオンライン配信(Zoom)
定 員:会場50名 オンライン100名
参加費:正会員 7,700円 非会員 11,000円 学生会員 2,200円
申し込み:クレジット申込締切:7月26日 17時  コンビニ申込締切:7月19日 17時
     http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp
     ※会場参加(対面)希望の方は,参加費支払い完了後に届く「参加券メール」に記載のWEBフォームより登録下さい.申込締切前でも定員数に達し次第受付を終了させて頂きます.
テキスト:別売「実務に役に立つ耐震設計入門 2022年改訂版」
               https://www.jsce.or.jp/publication/detail/detail.asp?id=3311
プログラム:下記参照.
プログラム
予定時間
講師等(所属)
開会挨拶
9:00~9:05
黒田 武大(鹿島建設)WG1主査・幹事
1.耐震設計の体系および基準変遷
9:05~10:20(75分)
木全 宏之(高圧ガス保安協会)
2.ものの揺れ方
10:30~11:50(80分)
和田 一範(鉄道総研)
3.耐震構造計画
12:50~13:40(50分)
武田 篤史(大林組)
4.土木構造物の耐震設計の基礎知識
13:50~14:50(60分)
青地 知也(開発工営社)
5.地盤の動的性質と地盤震動
15:00~16:20(80分)
福武 毅芳(清水建設)
6.地震時の地盤応答と応答解析の基礎知識
16:30~17:30(60分)
眞野 基大(エイト日本技術開発)
閉会挨拶
17:30~17:35
倉橋 奨(愛知工業大学)WG1副主査・幹事
 
CPD :土木学会認定CPDプログラム(6.9単位)
    会場参加(対面)
    ・会場にて受講証明書を配布します.ご希望の方は,当日のプログラム終了後,受付でお受け取り下さい.
    ・対面参加とZoom参加の両方での申請はできないのでご注意ください.
    オンライン参加(Zoom)
    ・CPD受講証明書の申請【8月9日(金)17時まで】
    ・CPD受講証明書は,以下のすべての要件を満たした方のみに発行致します.
     要件1)本行事に参加登録された方
     要件2)締切までの間に,CPD受講証明申請アンケートに,正確に回答された方
    ・建設系CPD協議会加盟団体CPDシステム利⽤者は,各団体のルールに沿って,CPD単位の申請をお願い致します.
    ・他団体へCPD単位を登録する場合は,その団体の登録のルールに則って行われます.単位が認定されるかどうかは,直接その団体にお問合せください.
    ・参加申込頂いた方の代理で参加される場合は,事前に上記参加問合せ先までご連絡願います.ご連絡頂いた方のみ受講証明書の発行を予定しております.
その他・注意事項等
・オンラインで参加される方は,Zoomが利用可能な環境であることを申し込み前に確認下さい.配信映像の録画・録音・再利用等は禁止します.開催日が近づきましたら,配信用アドレスをお送りします.
・講義資料(PDF)は,セミナー開催の前日までにこのHPにアップロードします.無断使用・再配布等は禁止します(不正使用は著作権の侵害等に当たるのでご注意ください).開催日が近づきましたら,パスワードをお送りします.
・当セミナー参加者(現地参加含む)には,復習用に録画映像(vimeoによる配信)をセミナー後2週間程度配信予定です.当日参加できない方も視聴頂けます.
 
Webアンケートの質問に対する回答

Q)木全講師の講義に関してです。限界状態設計法と部分係数設計法の違いがよく分かりません。解説いただけますと幸いです。
A)性能規定型設計体系において、限界状態設計法は部分係数法の上位に位置付けられます(耐震セミナー講演資料のスライド31)。構造物の要求性能を限界状態(通常、終局限界状態、使用限界状態、修復限界状態)に置き換える限界状態設計法により性能照査が行われ、その性能照査方法(実際的な設計計算照査方法)として、部分係数法や信頼性設計法が適用されます。

Q)危機耐性の考え方は想定外の事象に対し非常に優れていると思いますが、道示に表現があると危機耐性の提案がしやすくなると思います。
A)道路橋示方書において、「危機耐性」という用語は用いておりませんが、V耐震設計編の「1.4架橋位置と形式の選定において耐震設計上考慮する事項」や「2.1総則」などにおいて危機体制に配慮した事項が記載されています。また,わかりやすいところでは,落橋防止システムもBDBEに備えたものであり,危機体制に対する配慮の一つです。

Q)質問ではありませんが,「危機耐性」の考え方について,講師も仰っていたようにまだまだ導入実績が少ないと思います.逆に,新たな実績が確認できた場合には積極的に講義に組み込み,実例が増えていることを事業者等の関係者に周知していくのを継続していくべきだと思いました.
A)ご指摘の通り,危機体制への配慮の事例については,技術者の間で共有化していくことでより良い対応方法が可能になると思われます。ただし,講義の中で示した例は「危機体制への対応が特にわかりやすい例」であり,実際には様々な構造物で危機体制に対する配慮は行われています。
例えば,道路橋示方書にも,「危機体制」という用語は使われていないものの,「曲げ破壊型への誘導」「落橋防止システム」「連続橋の推奨」など様々な面で,危機体制への配慮が示されております。このような中で重要になるのは,事例を真似するのではなく,対象とする構造物の特有の条件(立地条件,共用条件,施工条件,維持管理条件・・・)を検討して,対応すべきBDBEを選定し,その影響までも把握したうえで,適切に対応することです。

Q)地盤の動的性質と地盤震動の資料P.52で、粘土地盤の地震後の長期圧密沈下が示されておりましたが、地震により間隙水圧が上昇すれば既に圧密が収束していた地盤でも地震後に再度圧密が進行するということでしょうか?
A)その通りです。地震後の圧密沈下の加速は、1995年兵庫県南部地震の際のポートアイランドや2011年東北地方太平洋沖地震の浦安市でも観測されています。以下の本の2章付録2にも記述があります。
  土木学会,続・実務に役立つ耐震設計入門(実践編), 2014

Q)"6_地震時の地盤応答と耐震設計の基礎知識のp.50-55の内容について、shake等における欠点から解析時の発散等不自然な解を防ぐため、解析振動数を構造物に必要である振動数、講座では20Hzまでとして解析しているかと思います。解析振動数を変える以外に、この現象を解決する実務的にしようする設定値はありますでしょうか"
A)引き戻し解析にて解析結果が異常な増幅を示す原因としては、高周波数領域の減衰の評価が大きく、伝達関数において同領域の増幅率を過小評価していることが原因になります。例えば、このような問題を解決するために岐阜大の杉戸先生がFDEL(エフデル)という方法を提案されております。この方法を用いると高周波数領域の増幅率が小さくなり過ぎることにはならず、解析結果の異常な増幅は生じ難くなります(市販の等価線形解析ソフトでも扱えるものがあったかと思います)。ただし、引き戻し解析を実施する目的にもよるかと思いますが、一般的にはまずは解析最大周波数を20Hzまでに抑えて解析を実施しておくのが良いかと思います。

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問合せ先:(公社)土木学会研究事業課 佐々木
TEL:03-3355-3559 E-mail:ssk@jsce.or.jp
添付サイズ
PDF icon 1_耐震設計の体系および基準変遷_2024.pdf7.8 MB
PDF icon 2_ものの揺れ方_2024.pdf1.67 MB
PDF icon 3_耐震構造計画_2024.pdf1.88 MB
PDF icon 4_土木構造物の耐震設計の基礎知識_2024.pdf2.77 MB
PDF icon 5_地盤の動的性質と地盤震動_2024.pdf3.31 MB
PDF icon 6_地震時の地盤応答と耐震設計の基礎知識_2024.pdf3.32 MB

(c)Japan Society of Civil Engineers