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論説委員 大津 宏康 松江工業高等専門学校
インフラ整備は、マスタープラン策定後から供用に至るまでに長時間を要する。ただし、これまでのインフラ整備は、先人が立案した計画を実施、すなわち「先人が描いた輪郭」の中に色を塗る作業を継続してきたという見方もできる。一方、これからの30年は、我々土木技術者は将来を担う若い世代とパラダイムシフトに関して意識を共有し「白地のキャンバス」に絵を描くための自由な発想で議論する場を持つ時期にあることを提唱する。
(2020年9月版)
第160回論説・オピニオン(1) 2040年-2050年のインフラ整備 -「塗り絵の世界」から「白地のキャンバスに絵を描く世界」へのパラダイムシフト
(c)Japan Society of Civil Engineers
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