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論説委員 藤田 光一 公益財団法人河川財団 河川総合研究所
豪雨に対する防御レベル向上と、それでも起こる氾濫被害を軽減するマネジメントを一体的に追求するという流域治水において、後者には、河川氾濫という余計な水をどこに持って行くか?という「不利益配分問題」が内包される。これをいかに解くかが実践の鍵であり、そこに土木の総合力を活かしたい。
(2020年8月版)
第159回論説・オピニオン(2) 流域治水に内包される「不利益配分問題」に土木の総合力を
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