公益社団法人土木学会(会長 大石久和)では、土木技術者の能力・資質の向上に資することを目的に『継続教育(CPD)制度』を運用(担当委員会:継続教育実施委員会)しています。
今般、一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)の提供する講座(以下、JMOOC講座)の一部を土木学会認定e-ラーニングとし、CPDの対象とすることといたしました。
対象となる講座については、随時担当委員会でその内容を評価し、土木学会ウェブサイトで公表いたします。また将来的には、土木学会としてJMOOCへオリジナル講座を提供する予定としております。
引き続き土木学会では、土木技術者の能力向上に資する多種多様な学習機会の提供を図ってまいります。
記
・適用開始:2017年11月1日
・対象講座:土木学会サイト(http://committees.jsce.or.jp/opcet/01e-learning)にて随時公表
・継続教育(CPD)単位:
通常講座:一講座8.0単位(修了証の提出が必要)
理工系基礎科目講座:一単元1.0単位(単元修了バッジの提出が必要)
※今後、単位数は見直すこともあります。
以上
●本件に関する問い合わせ先
公益社団法人土木学会 技術推進機構 担当:中島 敬介
〒160-0004 東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内
URL:http://www.jsce.or.jp/ TEL 03-3355-3502 MAIL opcet-cpd@jsce.or.jp
資料)
○一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)
URL:https://www.jmooc.jp/
2013年11月に設立した非営利団体である。2012年に米国で爆発的に普及拡大したMOOCを日本で普及させることを目的とし、産学連携組織として活動を行なっている。
○MOOC(Massive Open Online Courses)とは
大学の講義に代表される高品質な講座コンテンツをインターネットで学習する機会を無償提供するサービス。オンライン提供された講座を登録学習し、課題などに回答していくことで合格者には修了証が提供される教育サービスである。世界中では6,000万人以上の受講者がおり、日本でも40万人が受講登録をしている。
○土木学会 継続教育(CPD)制度とは
http://committees.jsce.or.jp/opcet/cpd
土木技術者が倫理観と専門的能力をもって社会に貢献していけるよう、土木技術者としての4つの教育分野における能力の維持・向上を支援することを目的として、平成13(2001)年4月から運用されています。
(4つの教育分野)
Ⅰ 基礎共通分野:基礎的な共通一般に係わるもの
Ⅱ 専門技術分野:土木の専門的な技術分野に係わるもの
Ⅲ 周辺技術分野:土木に対する周辺的(学際的)な技術分野に係わるもの
Ⅳ 総合管理分野:総合的な管理技術に係わるもの
○公益社団法人土木学会
URL:http://www.jsce.or.jp/
1914年設立。産官学の土木技術者により構成。個人会員数約39000人(2017年9月末時点)。「土木工学の進歩および土木事業の発達ならびに土木技術者の資質向上を図り、もって学術文化の進展と社会の発展に寄与する」(土木学会定款)ことを目指し、土木工学に関する調査研究のほか、技術者教育・土木広報・国際交流などさまざまな活動を展開している。
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平成29年11月1日ニュースリリース | 119.93 KB |