「土木学会 田中賞」は昭和41年度(1966年度)より、橋梁・構造工学に関する優秀な業績に対して授与されている学会賞です。
橋梁に関する技術の進歩、発展や事業の形成・実施、調査、計画、設計、製作・施工、維持管理等における実践等において、顕著な業績を挙げたと認められる者を対象とする「業績部門」,土木学会刊行物に発表され、計画、設計、製作・施工、維持管理、利活用、考案、歴史・文化、普及・啓発などに関連して、橋梁工学の発展に大きく貢献したと認められる論文、報告等を対象とする「論文部門」、新設あるいは既設の橋梁およびそれに類する構造物で、計画、設計、製作・施工、維持管理、更新、復旧などにおいて特色を有する優れた作品を対象とする「作品部門」、橋梁またはそれに類する構造物に適用され、計画、設計、製作・施工、維持管理、更新、復旧、解体、撤去などの面において特色を有する優れた技術または革新的な技術で、橋梁工学の発展に寄与するものを対象とする「技術部門」の4つの部門があります。
令和5年度より極めて高い評価を得た作品には『最優秀作品賞』を授与します。