「国際センターだより」では、土木学会の国際活動の一端を紹介しています。国際センターが毎月発行している「国際センター通信」と合わせて是非ご一読ください。
■上田会長がKSCE、ASCE年次大会に参加
2022年10月19~26日にかけて上田 多門 会長が大韓土木学会(KSCE)主催「KSCE 2022 CONVENTION (Conference & Civil Expo) 」、米国土木学会(ASCE)主催「ASCE 2022 Convention in Anaheim, CA」に参加した。
2019年以降、COVID-19感染拡大により海外渡航が制限され参加がかなわなかったが、今回は3年ぶりに大会への参加が実現した。
米国滞在中には上田会長とDennis D. Truax ASCE会長(当時)が協力協定(Agreement of Cooperation)の更新にサインを行い、より一層の協力、交流を確認した。今後もKSCE、ASCEのさらなる交流が期待される。
KSCE会長とのミーティング
AOCの更新にサインをするDennis D. Truax ASCE会長(手前左)と上田会長(手前右)
■留学生向け現場見学会を開催
国際センター・留学生グループは、日本で学ぶ留学生を対象に日本の最先端の土木技術を知ってもらうことを目的に留学生向け現場見学会を開催している。
2022年11月1日に第2回となる関東での現場見学会を実施した。今回の現場見学会では、東京電力リニューアブルパワー(株)のご協力の元、神流川揚水発電所&上野ダム見学会を開催した。関東圏の4大学 (埼玉大学、東京大学、筑波大学、横浜国立大学) から計15名の留学生が参加した。
参加者は事前に神流川揚水発電所勉強会(ハイブリッド形式)に参加し、発電所概要について学びを深め、当日の現場見学会に臨んだ。参加者は巨大な発電所、ダムの迫力に圧倒されているようであった。
留学生グループでは来年度も留学生向けの現場見学会を開催予定である。
神流川揚水発電所での集合写真
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