「国際センターだより」では、土木学会の国際活動の一端を紹介しています。国際センターが毎月発行している「国際センター通信」と合わせて是非ご一読ください。
■第7回技術者ラウンジ“DOBOKU”を開催
2021年7月29日(木)に国際センター・教育グループが7回目となる「技術者ラウンジ“DOBOKU”(以下ラウンジ)」をオンライン開催した。教育グループでは2018年より海外で活躍している若手技術者・ベテラン技術者を講師としてお迎えし、講師・参加者同士で意見交換を行うラウンジを開催している。ラウンジでは、講師から、プロジェクト概要、現地での経験・体験、苦労した点、課題、今後の展望をご紹介いただき、これから海外で活躍する若手へのメッセージをいただいたあと、講師と参加者が自由にディスカッションできる機会を提供している。今回は「コロナ禍における海外プロジェクト」をテーマに、全国のゼネコン・コンサル・大学所属の参加者約30名が集まった。
今回のラウンジではゼネコン・コンサル所属の4名の講師をお迎えし、各社プロジェクト当該国におけるCOVID-19感染状況、職員・スタッフの感染対策・現場管理、ウェアラブルカメラ等のIT技術を用いたリモートによる現場の品質管理・工夫や課題など、コロナ禍における最前線の海外プロジェクトマネジメントについてご紹介いただいた。参加者からは紹介のあった地域以外でのコロナ対応状況や、リスク管理について具体的な質問が寄せられ、活発なディスカッションが行われた。詳細については国際センター通信に開催報告を掲載している。ぜひご参照いただきたい。なお、国際センターでは第8回「技術者ラウンジ」を計画中の他、「JSCE-CCES(中国)ジョイントシンポジウム」、「留学生対象企業説明会(12月開催予定)」、「留学生対象トークラウンジ」、「大学出前講座」、「世界で活躍する日本の土木技術者シリーズシンポジウム」、などを目下、準備中である。今後の企画詳細については国際センターHP(http://committees.jsce.or.jp/kokusai/)をご覧ください。
4名の講師にコロナ禍でのプロジェクトマネジメントをご紹介いただいた
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