土木学会誌の「国際センターだより」のページでは、土木学会の国際活動の一端を紹介しています。国際センターが毎月発行している「国際センター通信」と合わせて是非ご一読ください。
■台湾土木遺産ツアー第7弾を開催
土木広報センター主催の土木学会選奨台湾土木遺産ツアー第7弾「令和初の歴史ヒストリー 土木遺産視察の旅・台湾の歴史遺産を訪ねる 八田與一の烏山頭ダム施設から九份、レトロな鉄道遺産など体感! 」が2019年12月4日(水)から7日(土)に実施された。
本企画は土木学会会員だけではなく、一般の方の参加も対象としており、日本統治時代、台湾の基本的なインフラ整備に尽くした日本人技術者たちの足跡を体感することがテーマである。今年は18名の参加があり、土木学会2009年度選奨遺産・鳥山頭ダム施設を中心に、ダム旧放水口からの特別放水、機械室の見学など普段では見学ができない現場視察が行われた。さらに、嘉南農田水利会管理所では八田與一銅像の金型の見学をし、八田與一が創設して現在も活動する嘉南農田水利会との交流も深めた。参加者は現地で実際に偉業を目にするとともに、今でも台南の人々が八田與一へ感謝の念を抱いていることに驚きと喜びを抱いたようであった。
(詳しくは国際センター通信第89号をご覧ください)
台湾ツアー参加者たち
■【SNS企画】「旅に出たくなる日本の土木遺産」配信中
国際センター・情報グループでは「旅に出たくなる日本の土木遺産」のSNS配信を2019年11月18日から開始している。本企画は、日本を支えてきた土木遺産に関する貴重な写真などの資料を日本語および英語の2言語にて国内外に発信をしている。
第一弾として、2022年8月に通水100周年を迎える日本が誇る近代土木遺産「大河津分水」の秘蔵資料を、国土交通省北陸地方整備局信濃川河川事務所、信濃川大河津資料館の皆さまの協力のもと、全100回にわたって配信中である。下記のSNSへぜひアクセスいただきたい。
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(参考:信濃川大河津資料館ホームページ(http://www.hrr.mlit.go.jp/shinano/ohkouzu/))
空から見た大河津分水(2019年11月発信)
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