<企画セッションのご案内>
企画セッション1:「環境問題への実践的取組み」 ■目的: 環境システム研究においては、現状の社会に起こっている問題を見据えて、その問題に対する将来にわたる対策の実践を可能とする技術や仕組み作り及び評価技術の研究が重要と言えます。このためには実際に社会の問題に対応している第一線実務者の試行等を研究者と実務者が情報を共有して、今後の方向性等を論議することが重要であると考えます。 ■内容 ■企画者:靏巻峰夫(和歌山工業高専) 企画セッション2:「大震災の経験から環境システム研究を捉えなおすⅡ―安全安心な持続可能な社会と環境システム研究の展開 ― 」 ■目的: 未曾有の被害をもたらした東日本大震災は,これまでの日本の社会経済構造,産業構造,エネルギー需給,都市と農山漁村に構造的に潜んでいた脆弱性を顕在化させた。被災地の復旧・復興だけでなく,他の地域を含めてあらゆる分野において根本的な見直しが必要になっている。環境システム研究では,低炭素社会,循環型社会,自然共生社会という3つの社会ビジョン形成を推進するための研究が数多く展開されてきた。しかし,大震災後の社会ビジョンのあり方や具体化方策が改めて問われている。 ■企画者:原澤英夫(国立環境研究所) 企画セッション3:「地域循環圏高度化のための評価手法とシナリオ分析 」 ■目的: 第2次循環型社会形成推進基本計画で提示された「地域循環圏」は、第3次計画ではさらにその高度化を目指すこととなっている。そこでは、地域資源の賦存量・循環資源のフローの把握支援、地域循環圏の特性に応じた低炭素な地域づくり、地域のバイオマスを活用した地域循環型エネルギーシステムの構築、エコタウン事業により整備したリサイクル施設の有効活用等が具体的な課題として挙がっている。これらは、いずれも環境システム研究にとっても重要なテーマであると考えられる。 ■想定される報告 ・地域循環圏構想のための評価モデル ■企画者:松本 亨(北九州市立大学)
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