地盤の地震応答解析 -秋の講習会2022-
地盤の地震応答解析は,構造物への入力地震動を求めるための必須の技術になっています.教科書もいくつかあるのですが,理論的な話が主で,実務を行う技術者にとっては取っつきにくいものでした.この講習会ではこれから地震応答解析を始めようとする方,実務で地震応答解析は使っているがもう少し勉強したいという技術者をターゲットにして,難しい理論や数式はなるべく避け,イメージとして地震応答解析を理解してもらうこと,実務を行うのに必要なデータの入手法と使い方などをわかりやすく説明します.また,地震応答解析の事例を多く挙げ,それぞれの解析を通して,解析結果をどのように判断するべきかということを理解できるようにします.
この講習会では,講師の執筆による図書「地盤の地震応答解析」(鹿島出版会)に基づいて行いますが,本がなくても理解できるようにお話しします.ふるってご参加下さいますよう,ご案内申し上げます.
記
1. 主催--------------公益社団法人 土木学会
(担当:地震工学委員会 地震防災技術普及小委員会)
後援:地盤工学会・日本地震工学会(予定)
2. 講師--------------吉田望(関東学院大学,地震工学委員会・顧問)
3. 日時--------------2022年11月11日(金)(9:00~17:30)
(11日(金)9時~18日(金)17時までの間、自由に視聴していただけます)⇒動画準備ができましたらURLをお知らせいたします。予定では14日(月)頃から1週間程度、ご視聴いただける予定です
(URLのご連絡をしてから1週間程度の公開を予定しております)
4. 方式--------------- 対面講習(土木学会講堂)もしくはzoomによる映像配信
※zoomによる映像配信の場合、リアルタイムでの質疑等には対応できません。Webによるアンケートを行いますので、記入をお願いします。予めご了承ください。
5. 費用--------------会員:8,000円、非会員:12,000円、学生:3,000円
6. プログラム------- -午前の部:9:00-12:00,午後の部:13:00-17:30(途中休憩を含む)
第Ⅱ部 :地震応答解析に必要な地盤調査と土質試験
第Ⅲ部 :空間のモデル化
第Ⅳ部 :地震応答解析手法
第Ⅴ部 :減衰の設定
第Ⅵ部 :計算例
第Ⅶ部 :等価線形解析の適用性・全応力解析の適用性
第Ⅷ部 :工学的基盤を考える
付録 :著名地震波と設計用地震波
※本講習会は,土木学会継続教育(CPD)プログラムの認定を予定しています(7.5単位).
講習後、申請用Webに必要事項を入力し、申請願います。
7.資料
参加者には,11月7日(予定)にパスワードをお知らせいたします.
8. 申込方法
・土木学会ホームページ(http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp)からお申込み下さい.
・2022年8月1日より行事受付システムの支払方法は「クレジットカード決済、コンビニ決済」のみの取扱いとなりました。そのため申込後のキャンセルはできませんので十分にご注意をお願いいたします.
・申込締切日前に定員に達している場合がございますので予めご了承ください.なお,締切
日以降の事前受付はいたしません.
9.申込締切日---11月4日(金)
10.CPDについて-------
11. 問合先-----(公社)土木学会研究事業課 飯野実、佐々木淳
TEL 03-3355-3559 E-mail:minoru@jsce.or.jp、ssk@jsce.or.jp
添付 | サイズ |
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