■有馬優杯について |
本大会は、土木リテラシー促進グループの活動の一環として開催されます。
大会目的として以下の3つを掲げております。
・弁論の発表を通じて、土木に関する価値観や問題意識を言語化し、新たな議論のきっかけを創造する。
・土木に従事する者、土木以外の分野に従事する者の両方に発表の機会を設けることで、土木とそれ以外の分野との結びつきを深める。
・情報伝達にとどまらず、発表者の経験や意見からも学びを得ることで、業界内外でのより発展的な議論を促進する。
大会は弁士(発表者)からの一方向的な発表には終始せず、対面・オンライン参加ともに発表内容への感想を共有できるようにいたします。
また、審査員による審査のみならず、対面・オンライン両方の観覧者による投票で「オーディエンス賞」も決定します。
土木リテラシー促進にあたり、どのような発表が「オーディエンス賞」に選ばれるのかは、示唆に富むことでしょう。
お時間の許す限り、多くの発表をご覧いただき、投票にもご参加ください。弁士自身の経験や考えを織り込むという弁論の特徴を活かし、多様な発表者および観覧者が、土木を切り口に親交を深める場としてもご活用いただけましたら幸いです。
有馬 優(ありま ゆう): 横浜国立大学都市イノベーション研究院教員
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■日時 |
2023年7月7日(金)13:30~16:20(予定)
※終了時刻は変更する場合がございます。 |
■参加方法 |
<会場参加>
土木学会講堂(〒160-0004 東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内)
<オンライン参加>
Zoomウェビナー
※ハイブリッドでの開催を予定していますが、感染症拡大状況により開催方法を変更する可能性もございます。 |
■定員 |
<会場参加>
100名
<オンライン参加>
500名 |
■参加費 |
無料 |
■弁論テーマ |
『命をまもるためにできること』 |
■弁士・演題 |
公募で決定(事前審査を合格)した弁士の方々
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「居場所をつくる土木」・・・・・田中 尚人(熊本大学 准教授)
「今、日本が危ない!」・・・・・杉本 政明(高野山大学大学院 学生)
「政府は人命に関わる避難などの勧告の強制力を上げるべきである」・・・・・永田 大藏(上智大学 学生)
「Civil Engineering Defense Program 土木技術者による自主防災活動支援」・・・・・野島 立也(千代田化工建設㈱)
「If…」・・・・・森元 隼人(國學院大學 学生)
「『逃げろ』をデザインする」・・・・・伊藤 美輝(横浜国立大学 学生)
「土木と市民をつなぐ、命の架け橋」 ・・・・・松村 竜貴(㈱POTETO Media)
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■大会審査員など |
<審査員> |
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桝谷有吾(ますや ゆうご):
国土交通省大臣官房参事官(イノベーション)グループ企画専門官。2005年国土交通省入省以降、河川分野を中心に様々な職務を経験。高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所長時代には、平成30年西日本豪雨で被災した倉敷市真備町の復旧・復興に地域と一体となって取り組んだ。
【メッセージ】
縁の下の力持ちのイメージが強い「土木」ですが、土木に携わる人たちには、日本の基盤を支えている熱い思いがあると思います。 その思いをどのように表現されるのか、当日拝聴することをとても楽しみにしています。
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石井純一(いしい じゅんいち):
茨城大学全学教職センター特任教授。前職は、茨城県立水戸第二高等学校長、茨城県教育 委員会高校教育課長を歴任、教諭時代は弁論部顧問として総合文化祭弁論大会、文部大臣 杯青年弁論大会など生徒を指導して出場、総合文化祭、青年弁論とも審査委員長を経験。 文部科学大臣教育者表彰受賞(令和2年)。著書に「現代教育の諸課題」「新たな時代の学校教育」がある。
【メッセージ】
言葉で相手に思いを伝える、これはどこの国でも、どの時代でも大切なことでした。 ある者は、命がけで寓話を用いて伝えたり、またある者は、表情や仕草で思いのたけを伝えたりしました。 現代、民主主義が危機に瀕しています。自由の相互承認がいったん崩れ始めたら、一気に争いの時代へと逆戻りします。 暗黒な時代の到来を阻止するためにも言論の自由、その象徴である弁論を大事に育て大輪の花を咲かせる意味があります。 弁士の皆さんに大いに期待します。
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水嶋恵利那(みずしま えりな):
スピーチ、弁論などの話し方の専門家。話し方サポートコココ代表。「話し方で悩む人を0に」というミッションの元、話し方・コミュニケーション講師として、教育機関・企業などで講師を勤める。弁論では2021年第66回文部科学大臣杯にて文部科学大臣賞(優勝)受賞。
【メッセージ】
「土木」と「弁論」2つの文化を結びつけた有馬優杯にて、弁論側の専門家として審査員を仰せつかりました。 弁論の素質がある人はどのような人かと考えたときに、私意としては「語るものがある人」だと思っております。私たちの生活を支えてくれている土木について、深く考え、また関わる方たち。それはまさに大衆に語るべきものがある、弁論をすべき方たちなのです。 前回は司会者として弁士の弁論を見守らせていただき、その素晴らしい弁論と観衆の皆様の熱い視線に、第2回である今回の益々の盛り上がりを確信しております。 今回、自分の想いを届けようとチャレンジを決めた皆様に敬意を表します。そして壇上に上がる皆様の挑戦を心から応援しています!
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<司会> |
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中野朱美(なかの あけみ):
フリーインタビューアー。2007年から「月刊ダム日本」ダムインタビューを担当。産官学各分野114名を収録の他、学会誌、新聞、雑誌への寄稿。土木学会土木広報センター土木リテラシー促進グループ、インフラ総合委員会アクティビティ部会、土木史広報小委員会の委員、全国大会研究討論会のパネリスト、司会を担当。ダム工学会現地見学会小委員会、活性化小委員会の委員。2023年ダム工学会著作賞受賞。
【メッセージ】
全国土木弁論大会2023「有馬優杯」の開催にあたり、土木広報センター土木リテラシー促進グループメンバーとして、第2回の司会の大役を務めさせていただくことになりました。これまでは、人の話を聞いてインタビュー記事にまとめる書きことばの世界におりましたが、第1回の弁論大会をオンラインで視聴させて頂き、弁士の皆様が、自分の思っていることを自分の声だけで、発表する「ことばのチカラ」に感動いたしました。 今回は、現地で熱い想いを語られる弁士の皆様をご紹介できればと思っております。
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■申込方法 |
【「本部主催行事の参加申込」よりお申し込みください】参加方法によって、申込先が異なります。ご注意ください。 |
<会場参加>
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<オンライン参加>
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■申込締切 |
2023年7月6日(木)17:00まで |
■主催 |
公益社団法人 土木学会 土木広報センター 土木リテラシー促進グループ |
■後援 |
国土交通省
(一社)日本弁論連盟
噂の土木応援チーム デミーとマツ
尾崎行雄を全国に発信する会
株式会社カエカ
話し方サポート コココ
横浜国立大学 総合学術高等研究院 豊穣な社会研究センター つながり方研究所
社会人弁論部 |
■前回大会 |
前回大会の様子 [【アーカイブ公開】2022/9/21 全国土木弁論大会「有馬優杯」]
https://committees.jsce.or.jp/cprcenter02/node/28 |
■CPD |
土木学会継続教育(CPD)プログラム:2.2単位(JSCE23-0688) |
■本行事に関するお問合せ |
公益社団法人 土木学会 土木広報センター
〒160-0004 東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内
TEL: 03-3355-3448 E-Mail: cprcenter@jsce.or.jp
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