(2018年11月19日掲載)
夢や経営思想について語れる経営者が非常に少なくなっている中で、日本を代表するグローバル企業の一つであるヤマハ発動機が、グローバル化に成功したいきさつや、またそのグローバル戦略を土木学会の会員のグローバル戦略検討の際の参考とするべく、ヤマハ発動機の柳会長からお話をうかがいました。
ヤマハ発動機のグローバル戦略:土木分野への示唆(柳弘之氏へのインタビュー)PDF
(2018年11月12日掲載)
わが国の土木工学をグローバル展開する際には、現地におけるインフラの価値を明確化したメタモデルを作成するとともに、わが国の土木技術を相手国の人々と脱構築、再構築するという事後バインディングの方法と新しい価値の共創が不可欠である。本稿では、成功すれば、相手国の発展に貢献しうる需要主導方式の海外技術協力の進め方について整理を行った。
現地社会とのかかわりあいについて ―海外ローカル化のために―PDF
(2018年11月5日掲載)
ベトナムにおけるインフラの交通分野における開発重点方針を含めた交通インフラの整備戦略に関して、現在、ベトナム交通省副大臣に就いておられるグェン・ゴック・ドン氏に幅広くお話をうかがいました。
ベトナムのインフラ戦略(グェン・ゴック・ドン氏へのインタビュー)PDF
(2018年10月29日掲載)
インフラ輸出を成功させるためには、技術標準の在り方を議論するための現地政府等とのアライアンス戦略が重要な意味を持ってくる。また、現地における「行政・企業・地域」とのパートナーシップ関係を確立し、プロジェクトを推進するために価値共創のプラットフォームが重要となる。本稿では、ベトナムでの事例を基に、インフラ輸出のアライアンス戦略とプラットフォームについて整理を行った。
技術移転とプラットフォーム -ベトナムでの事例-PDF
(2018年10月22日掲載)
最近日本企業の進出が著しいベトナムの近況と、ベトナムにおける日本企業のあるべき海外戦略についてハノイ貿易大学(TFU)のナム博士にお話を伺いました。
日本企業の海外戦略について(VU Hoang Nam博士へのインタビュー)PDF
(2018年10月15日掲載)
現在でも多くのムスリムが日本を訪れていますが、東京オリンピック・パラリンピックを契機に、たくさんのムスリムが訪日を考えると思われます。しかしながら、我が国におけるムスリム訪日客の受け入れ態勢は必ずしも十分なものとはなっていません。オリンピックまで残された期間は多くはありませんが、ムスリムたちが訪問したいと考える魅力的な国になるために必要なプラットフォームについて整理を行いました。
ムスリムツーリズムの振興をめざして ~2020東京オリンピック・パラリンピックまでになすべきこと~(小林潔司)PDF
(2018年10月08日掲載)
カンボジアは相次ぐ内戦により、物的なインフラだけでなく社会・経済的なインフラが破壊されました。一方、カンボジアと日本の関係は古く、カンボジアには親日家も多いと聞いています。そのようなカンボジアのインフラ整備の現状と課題について、日本とカンボジアの架け橋として活躍されています王立プノンペン大学のペンホイ先生にお聞きしました。
最近のカンボジア事情について(Ngov Penghuy先生へのインタビュー)PDF
(2018年10月1日掲載)
イスラーム教は、単なる宗教的思想だけではなく、生活に密接に関連した事柄をも対象として、幅広く宗教的規則(一般にイスラーム法と呼ぶ)を定めています。このイスラーム法に照らし合わせた建設契約の特徴と留意点等について、書き下しました。
イスラーム契約のシャリーア(イスラーム法)適合性(小林潔司)PDF
(2018年9月24日掲載)
中国と国境を接するラオスは、中国の影響を強く受けています。そのラオスのインフラ整備の現状と課題について、ラオス国立大学経済経営学部副学長であるプーペット先生にうかがいました。
ラオスにおけるインフラ整備の現状と課題(Phouphet KYOPHILAVONG先生へのインタビュー)PDF
(2018年9月17日掲載)
習近平政権は、他国への介入を自制するという鄧小平以来の伝統的な外交政策を放棄し、中国がアジアで積極的な役割を果たすと宣言して、「一帯一路」構想を掲げました。この一帯一路構想がアジア諸国のインフラ整備に与える影響について整理するとともに、アジアのインフラに関する技術の標準化の進行と我が国が果たすべき役割について考察を行いました。
アジア的なるものと「一帯一路」構想(小林潔司)PDF