● 上級土木技術者 ●
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● 上級土木技術者とは
複数の専門分野における高度な知識、
あるいは少なくとも 1つの専門分野における
豊富な経験に基づく見識を有し、
重要な課題解決に対してリーダーとして
任務を遂行する能力を有する方
を想定しています。
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出典:土木貴重写真コレクション「勝鬨橋最後の跳開 1970.11.29」
(撮影:安河内孝氏) |
● 上級土木技術者資格を取得するには
受験案内
年1回 、例年の申込受付は6月です。
◇ 受験案内書、日程等の詳細はこちら
◇ 受験申込ページはこちら (2024/5/31 9:00公開)
受験資格
※土木学会の会員以外の方も受験できます。
- 実務経験年数が12年以上あること。 (大学院在籍期間も実務経験と見なします)
- 業務経験として、責任ある立場で5年以上の経験年数を有していることが必要。
- 下位の資格(1級、2級など)がなくても受験可能。
コースBに関しては、特別上級土木技術者資格または上級土木技術者資格の認定者、
または技術者としての経験が17年以上で受験者の技術力を評価できる方の推薦が必要。
ただし、1級土木技術者、技術士またはRCCM資格を有している方に際しては、推薦は不要。
資格分野
現在の技術者の業務範囲と将来の技術者像を考慮し、資格分野を設定しています。
コースA
上級土木技術者
及び1級土木技術者 |
コースB
上級土木技術者
及び1級土木技術者 |
- 鋼・コンクリート
- 地盤・基礎
- 流域・都市
- 交通
- 調査・計画
- 設計
- 施工・マネジメント
- メンテナンス
- 防災
- 環境
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- 鋼・コンクリート
- 地盤・基礎
- 河川・流域
- 海岸・海洋
- 都市・地域
- 交通
- トンネル・地下
- 橋梁
- 調査・測量
- マネジメント
- 防災
- 環境・エネルギー
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※各資格分野には、それぞれの分野における調査、計画、設計、施工、維持管理を含む。
審査方法
●上級土木技術者資格 <コースA>
- 書類審査、筆記試験および口頭試問により行います。
- 筆記試験は、共通問題および専門問題から構成されています。
経験問題はありませんが、受験者に「経験に係わる課題」を事前に送付します。
- 書類審査、筆記試験を合格された方のみ、口頭試問を受けることができます。
- 「1級土木技術者」、「技術士」または「RCCM」資格を有する方は、
受験する資格分野に拘らず、「経験に係わる課題」と口頭試問が免除されます。
●上級土木技術者資格 <コースB>
- 書類審査と口頭試問によって審査します。
- 「1級土木技術者」、「技術士」または「RCCM」資格を有している方については、
口頭試問を短縮します。
受験料
- 会員:14,300円 (税込み)
- 一般:22,000円 (税込み)
出題傾向
●上級土木技術者資格 <コースA>
a. 共通問題
1問、記述式:700~1,000字
技術者として倫理観を有し、現実の問題において倫理的判断を要する場合に部下を指導監督する立場にある者として適切に対応できるかを確認
b. 専門問題
i. 主分野1問、記述式:1,000~1,500字
資格分野における諸問題の認識とその解決に対し、最新の技術動向に対する理解を含む高度な専門知識とその活用能力を確認
ii. 副分野1問、記述式:700~1,000字
自己の判断で業務を遂行する能力(専門知識)を確認
●上級土木技術者資格 <コースB>
a. 書類審査
受験資格の確認、業務経歴、経験の評価など
b. 口頭試問
i. 技術者倫理に関する事項
ii. 業務経歴・経験シートの記載内容に関する事項
(重要かつ高度な課題解決に対して責任ある立場のリーダーとして任務を遂行する能力)
ⅲ. 細分野における高度な知識・見識に関する事項
(複数の専門分野における高度な知識、あるいは少なくとも1つの専門分野における豊富な経験に基づく見識)
ⅳ. 選択した資格分野における最近の動向や関連分野の知識・見識に関する事項
(選択した資格分野における最近の課題、動向や関連分野に関する知識・見識)
過去の筆記試験問題
こちらからご確認ください。
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