を土木技術の専門家集団である土木学会が主体的に行うことにあります。
説明 「個人の時代」-組織の一員であることよりも個人の資質や実力が重視される時代へと大きく変わりつつあります。また、能力主義の時代にあって、能力に応じた業務と責任を果たし、それに見合った待遇を得ることのできる職場環境を創っていくためには、個人や組織を適切に評価するための尺度が不可欠です。
また、土木技術の専門家集団に対する社会からの信頼感を高めていくためにも、社会資本整備のどの段階でどの程度の技術力を持った土木技術者が携わっており、そして、それぞれの責任がどのようになっているかを社会に示す必要があります。
さらに、土木技術者がその責務を果たすためには、最先端の研究成果を現場に迅速に反映させることも必要不可欠です。そのためには、第一線で活躍する土木技術者の技術レベルを継続教育等によって恒常的に高めていく必要があります。