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国際センター 土木技術者の国際化実践小委員会

国際センター「土木技術者の国際化実践小委員会」サイトへようこそ!(第3期:2025年)

1.背景と目的

 近年、土木学会ではグローバル化を重視し、様々な取組を推進している。それらの活動の一環として本小委員会では、現状における課題整理や提言に留まらず、実際にグローバルに活躍できる土木技術者を育成することを目的に、国内外の関係者や関連業界との交流や海外調査等の実践的な活動を進めてきた。これらの活動を継続、発展させることで、より多くのグローバル人材の育成を支援することを目的とする。

2.委員構成 〔2025年9月現在、37名〕

 各委員は定例の小委員会(おおよそ1回/2月)に参加するとともに、各自が検討課題を設定し、個別あるいは下記WGに所属し共同で取り組むことで、スキルアップを図る。

役職 氏名 所属
委員長兼幹事(海峡横断基礎検討WGリーダー) 小沼 恵太郎 パシフィックコンサルタンツ株式会社
委員 Aibek TOKTORBAI 三井住友建設株式会社
委員 Nguyen Thi Hai Yen Lukenya University  (International Cooperation)
委員 阿部 秀友希 株式会社長大
委員 飯田 哲也 瀧上工業株式会社
委員 石川 貫人 大日本ダイヤコンサルタント株式会社
委員 石川 崇之 パシフィックコンサルタンツ株式会社
委員 伊藤 彰 大日コンサルタント株式会社
委員 井上 義隆 大分県
委員(インフラメンテナンス海外展開WGリーダー) 井口 進 株式会社横河ブリッジ
委員 大寺 泰輔 株式会社エイト日本技術開発
委員 春日 昭夫 三井住友建設株式会社、東京大学
委員 鎌田 啓市 株式会社長大
委員 川島 将太 パシフィックコンサルタンツ株式会社
委員 小林 尚哉 株式会社長大
委員 小林 弘昌 本州四国高速道路株式会社
委員 齋藤 正徳 国土交通省
委員 佐々木 栄洋 株式会社栄組
委員 四條 雅之 八千代エンジニヤリング株式会社
委員 上仙 靖 国土交通省
委員 副島 飛宙 パシフィックコンサルタンツ株式会社
委員 高上 顕 JFEエンジニアリング株式会社
委員 高岡 怜 三井住友建設株式会社
委員 髙原 郁恵 大成建設株式会社
委員(橋梁・構造WGリーダー) 高森 敦也 株式会社長大
委員 田島 智子 株式会社エイト日本技術開発
委員 東浦 悠人 株式会社長大
委員 萩原 友生 八千代エンジニヤリング株式会社
委員 船水 洋輔 JFEエンジニアリング株式会社
委員 益子 直人 首都高速道路株式会社
委員 桝谷 有吾 内閣府
委員 水田 武利 三井住友建設株式会社
委員 水野 正昭 阪和興業株式会社
委員(構造工学委員会連携担当) 村野 文哉 株式会社IHIインフラシステム
委員 茂出木 達也 パシフィックコンサルタンツ株式会社
委員 山田 一輝 独立行政法人国際協力機構
委員 山田 晃司 八千代エンジニヤリング株式会社
委員 劉 光奇 株式会社福山コンサルタント

【連絡委員】(カーボンニュートラルに関して連携する目的で、他の委員会・小委員会等から派遣を受け入れる委員)

役職 氏名 所属 対象委員会
連絡委員 石原 大作 パシフィックコンサルタンツ株式会社 鋼構造委員会

!!メンバー随時募集中!!

3.開催実績

通算回 開催日 テーマ 備考
第1回 2025年1月29日

・WG活動状況の共有

 
第2回 2025年3月26日

・WG活動状況の共有
・全国大会国際関連特別講演会の計画

 
第3回 2025年5月21日

・WG活動状況の共有
・IABSE2025(ベルギー・ヘント)への海外調査団派遣計画

 
第4回 2025年7月23日 ・WG活動状況の共有
 【構造・橋梁】IABSE2025(ベルギー・ヘント)への海外調査団派遣計画
 【メンテナンス】海外における国別メンテナンス状況の調査等
 【海峡横断】情報マネジメント、構造検討、GHG排出量試算(施工、維持管理)、CNを考慮した事業評価等
・土木学会全国大会「国際関連特別講演会」(9月10日(水)10:00-12:00、熊本城ホール)への参画
 
第5回 2025年10月1日 ・WG活動状況の共有
 【構造・橋梁】IABSE2025海外調査団報告、報告会(国際論文分析、セミナー等)の計画
 【メンテナンス】海外における国別メンテナンス状況の調査等
 【海峡横断】情報マネジメント、構造検討、GHG排出量試算(施工、維持管理)、CNを考慮した事業評価等
・土木学会全国大会「国際関連特別講演会」への登壇報告
・第Ⅳ期小委員会委員の公募計画
<計画>
第6回 2025年11月19日

・WG活動状況の共有
・第4期(2026年)開催計画、委員公募(継続、新規)

<計画>

 

4.WG活動

●橋梁・構造WG (メンバー:高森リーダー、村野、井口、小林弘、村野)

 橋梁及び構造物を対象とし、それらの計画、設計、施工、維持管理を通じた技術について最新動向を調査し、今後の土木技術者の国際的な活躍の在り方を検討する。また、その具体的な方策として、関連の国際会議へ海外調査団を計画、参加者公募し、派遣している。

【2025年8月海外調査団】!参加者募集中!
  ■概要(https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/node/21)
【2024年4月海外調査団】
  ■概要(https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/node/15)
  ■参加状況
   ・第1日目(https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/node/10)
   ・第2日目(https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/node/11)
   ・第3日目(https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/node/12)
   ・第4日目(https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/node/13)
  ■報告会(https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/node/15)
   ※映像アーカイブ【Youtube】(https://www.youtube.com/watch?v=k0K9jeGDG_U)

 

通算回 開催日 テーマ 備考
第1回      
第2回      
第3回      
第4回      
第5回      
第6回      

 

●Net Zero橋梁WG (メンバー:飯田リーダー、Yen、阿部、伊藤、井口、鎌田、高森、船水、茂出木、村野、石原、桜井) 【活動終了】

 2024年5月、同4月海外調査団の調査結果を踏まえて、「橋梁・構造WG」からスピンアウト。欧州におけるカーボンニュートラルを考慮した設計及び施工の現状を調査し、それらを参考にした基礎検討を行うことで、今後、我が国においてカーボンニュートラルを考慮した建設事業の取り組み方を検討する。土木学会内の他の関連委員会とも連携し、おおよそ1年間で具体な設計事例を取りまとめるとともに、今後検討すべき課題を抽出する。
 2025年2月25日、活動報告会を開催して活動を終了。以後、CNに関しては、「橋梁・構造WG」と「海峡横断プロジェクト基礎検討WG」で分担して継続する。

通算回 開催日 テーマ 備考
第1回 2025年1月31日 報告会の開催準備  
第2回 2025年2月25日 報告会「Net Zero橋梁WG報告会」
~これからのNet Zero橋梁の国際化を考える~
https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/node/18

 

●インフラメンテナンス海外展開(道路構造物に対する保全技術ニーズに関する調査)WG (メンバー:井口リーダー、飯田、大寺、川島、佐々木、高原、田島、益子、水野、山田一、劉)

 橋梁等の構造物を対象に、本邦企業が有する維持補修技術を展開する課題や方法について検討する。「橋梁・構造WG」からスピンアウト。

・各国で異なる保全技術のニーズやレベルについて整理する。
・鋼構造&コンクリート構造の保全技術集団として、本邦企業が保有する保全技術の展開方法を提案する。
・国際的な補修技能資格の認定制度を提案する。
・東南アジアにおけるメンテナンス業務データベースにおける入札状況を調査する。
・国土交通省インフラメンテナンス国民会議 海外市場展開フォーラムとの連携を模索する。
・「丁寧で高品質なインフラメンテナンス本邦技術」の海外展開を目指す。

通算回 開催日 テーマ 備考
第1回 2025年1月27日 キックオフ(活動計画立案、フリーディスカッション) (横河)
第2回 2025年4月8日 第2回会議(海外展開事例紹介~栄組様) (横河)
第3回 2025年6月11日 第3回会議(各委員の活動状況報告) (エイト日技)
第4回 2025年9月24日 第4回会議 (パシフィックC)
--- 2025年11月予定 橋梁調査実践(国内) 開催予定
第5回 2025年11月予定 第5回会議 開催予定

 

 

 

●海峡横断プロジェクト基礎検討WG (メンバー:小沼リーダー、Aibek、Yen、阿部、飯田、石川貫、石川崇、伊藤、井上、春日、鎌田、川島、小林尚、齋藤、四條、上仙、副島、高岡、高森、東浦、萩原、船水、桝谷、水田、村野、茂出木、山田晃)

 「Net Zero 橋梁WG」での基礎検討を踏まえ、発展的にスピンアウト。検討対象を建設事業全体に拡大し、これからのカーボンニュートラルも考慮した新たな事業評価の在り方について検討する。海峡横断の新たな構造物として「SFTB(Submerged Floating Tube Bridge)」を織り上げ、その技術的な調査・検討も実践する。
 なお、当WGに4つのSWG(事業評価SWG、構造SWG、CN_SWG、情報活用SWG)を設置し、それぞれのテーマについて分担して検討を進める。

 

通算回 開催日 テーマ 備考
第1回 2025年1月29日 ①【外部レク】社会資本LCAプロジェクトや土木建築TF脱炭素WGの概要
 (井伊亮太様@パシフィックコンサルタンツ株式会社)
②ノルウェーにおけるトンネル建設の近況
③豊予海峡横断に関するこれまでの検討経緯
④WGの全体活動方針に関して(SWGの設置等)
 
第2回 2025年3月26日 ・SWG活動報告
・CNに関する検討の構造工学委員会等との連携体制の構築
 
第3回 2025年5月21日 ・SWG活動報告(SWG間データ連携)
・CNに関する検討の構造工学委員会等の活動内容の共有
 
第4回 2025年7月23日 ・SWG活動報告
 【情報活用】SWG間データ連携
 【構造】SFTBの構造計画(常時:潮流の影響、地震時:津波の影響等)
 【CN】施工方法とGHG排出量、維持管理計画とGHG排出量
 【事業評価】CNを考慮した事業評価方法、資金調達の調査
・CNに関する検討の構造工学委員会等の活動内容の共有
・日本-ノルウェー合同WS(2026年6月予定)の開催計画
 
第5回 2025年10月1日   <計画>
第6回 2025年11月19日   <計画>

 

5.勉強会(有識者へのヒアリング等) 

 各委員は定例の小委員会(おおよそ1回/2月)に参加するとともに、各自が検討課題を設定し、個別あるいは下記WGに所属し共同で取り組むことで、スキルアップを図る。

 

6.備考 【過去の活動内容】・・・当小委員会は「第110代土木学会会長特別プロジェクト」の一環としてスタートしました。

●2024年小委員会の活動内容
https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/node/20

●2022-2023年小委員会の活動内容
https://committees.jsce.or.jp/2022_Presidential_Project02/

●第110代土木学会会長(上田多門)特別プロジェクトの活動内容
https://committees.jsce.or.jp/chair/taxonomy/term/18

●第110代土木学会会長(上田多門)特別プロジェクトの活動報告会
https://committees.jsce.or.jp/kokusai/node/364

以上

 

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全国大会 国際関連特別講演会に委員が登壇

投稿者:小沼 恵太郎 投稿日時:水, 2025-09-10 17:36

 9月10日(水)に熊本城ホール(熊本県熊本市)で開催された、令和7年度土木学会全国大会の国際関連特別講演会に、当委員会から3名が登壇しました。

■国際関連特別講演会
「世界と人・技術をつなぐ架け橋としての日本の土木技術者 -真の国際化に向けて今なすべきこと-」(https://committees.jsce.or.jp/kokusai/node/425)

〇当小委員会からの登壇者<敬称略>
【第一部】 基調講演「日本が追い続ける国際化は他国と何が違うのか」
 ・講演者: 春日昭夫(三井住友建設株式会社)

【第二部】 パネルディスカッション「なぜ国際化が必要か?なぜ未だに国際化を謳うのか?」
 ・パネリスト: 高森敦也(株式会社長大)
 ・パネリスト: 井口進(株式会社横河ブリッジ)
 ・Advisor: 春日昭夫(三井住友建設株式会社)

【土木技術者の国際化実践小委員会ウェブサイト】
 ・https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/
【委員随時募集中】
 ・https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/node/7

 
〔文責〕小沼恵太郎(パシフィックコンサルタンツ株式会社)

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「IABSE(国際構造工学会)2025 ヘント大会」調査団(4,5日目)【土木技術者の国際化実践小委員会 第3回海外調査団】

投稿者:船水 洋輔 投稿日時:木, 2025-09-04 17:24

【国際センター】 土木技術者の国際化実践小委員会 第3回海外調査団
「IABSE(国際構造工学会)2025 ヘント大会」調査団(4,5日目)
 

過去の記事(1日目) (3日目)

土木技術者の国際化実践小委員会「橋梁・構造WG」(WGリーダー:高森敦也)では、2024年の第2回海外調査団(マンチェスター)に続き、今年は2025年8月25日(月)~8月29日(金)の期間、英国(ロンドン)、ベルギー(ヘント)に標記調査団を派遣しています。

4日目となる8月28日(木)には、ベルギーの歴史的都市であるコルトレイクとブルージュへの視察を行いました。コルトレイクでは、変則的な吊り橋構造の歩道橋である「Collegebrug(カレッジブリッジ)」を訪問。この橋は斜めケーブルを採用した独創的なデザインであり、非常に興味深い構造でありました。

続いて訪れたブルージュでは、運河の街を象徴する数々の歴史的石橋を視察しました。800年近くの風雨に耐え今なお市民の生活を支える姿に、橋梁の持つ文化的・社会的価値を改めて実感することができました。

現代の技術で建設される高度な橋梁と、歴史的遺産としての橋梁を同日に視察することで、橋梁技術の進化と継承について深く考える機会となりました。

5日目となる8月29日(金)は、IABSE主催のテクニカルツアーに参加し、ヘント市の交通課題を解決するための大規模インフラプロジェクト「Ringway around Ghent」を視察しました。このプロジェクトは自転車と車の道路交通の向上および、自然との調和と景観にも重点を置いてプロジェクトが進められています。

特に印象的だったのは、現在建設中のピラミッド型アーチ橋です。通常のアーチとは異なり、三角形のピラミッド構造を持つ革新的なデザインが特徴です。建設責任者からは、設計上の課題や施工方法についての説明があり、ベルギーでの橋梁施工技術についても学ぶことができました。

 

これにて、今回調査団の5日間にわたる活動は終了となります。1日目のロンドンでの土木学会英国分会との交流、2-3日目のIABSE国際会議での発表と交流、そして4-5日目のベルギー各地での橋梁視察と、あっという間の濃密な活動でしたが、その事前準備も含めて、参加メンバー全員が新鮮かつ貴重な経験を得ることができました。

国際会議への参加と発表経験および、欧州での橋梁の視察は、将来の技術者としての成長に大きな糧となったと感じております。今回得られた知見やネットワークを活かし、今後の委員会活動や各自の業務においても、国際的な視点を持った土木技術の発展に貢献していきたいと思います。

最後に、本調査団の活動にご支援、ご協力いただいた全ての方々に心より感謝申し上げます。

【調査団メンバー】

・高森敦也(長大、土木技術者の国際化実践小委員会委員)

・小沼恵太郎(パシフィックコンサルタンツ、土木技術者の国際化実践小委員会委員長)

・船水洋輔(JFEエンジニアリング、土木技術者の国際化実践小委員会委員)

・櫻井俊太(日鉄ケミカル&マテリアル)

【土木技術者の国際化実践小委員会ウェブサイト】
・https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/
【委員随時募集中】
・https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/node/7

 

  • 「IABSE(国際構造工学会)2025 ヘント大会」調査団(4,5日目)【土木技術者の国際化実践小委員会 第3回海外調査団】 についてもっと読む

「IABSE(国際構造工学会)2025 ヘント大会」調査団(3日目)【土木技術者の国際化実践小委員会 第3回海外調査団】

投稿者:芦田 美香 投稿日時:金, 2025-08-29 10:01

【国際センター】 土木技術者の国際化実践小委員会 第3回海外調査団
「IABSE(国際構造工学会)2025 ヘント大会」調査団(3日目)
 過去の記事(1日目) 続きの記事(4,5日目)

土木技術者の国際化実践小委員会「橋梁・構造WG」(WGリーダー:高森敦也)では、2024年の第2回海外調査団(マンチェスター)に続き、今年は2025年8月25日(月)~8月29日(金)の期間、英国(ロンドン)、ベルギー(ヘント)に標記調査団を派遣しています。

2日目となる8月26日(火)には、歴史あるユーロスタートンネルを通過し、ロンドンから中世の美しい街並みが残るヘントへと無事到着しました。古い教会や運河が織りなす独特の景観に触れながら、翌日からの国際会議に向けた準備を整えました。

3日目となる本日8月27日(水)は、今回調査団の主目的である「IABSE2025ヘント大会」に参加。
午後からのセッションでは、調査団メンバーからの講演を行いました。
・Atsuya Takamori, Yosuke Funamizu:「Evaluation of Low-Carbon technologies for Steel Bridges and Carbon emissions in the use Stage」
・Shunta Sakurai:「Study on Reinforcement Method of Upper Flange of Steel Girders Using CFRP Moulded Plates」
どちらの発表においても、発表後には会場から活発な質問が飛び交い、即興で英語での回答に苦慮しつつも何とか無事に発表を終えることができました。

ランチタイムでは、山口隆司先生(大阪公立大学)をはじめ、日本からの参加者の方々と和やかな雰囲気の中、会議の印象や各自の研究テーマについて情報交換を行うことができました。

明日以降も引き続きIABSE2025ヘント大会に参加するとともに、最終日にはRingway around Ghentプロジェクトの橋梁を巡るIABSE主催のテクニカルツアーにも参加予定です。引き続きその様子について報告してまいります。                                                                   
4,5日目へ続く...

【調査団メンバー】
・高森敦也(長大、土木技術者の国際化実践小委員会委員)
・小沼恵太郎(パシフィックコンサルタンツ、土木技術者の国際化実践小委員会委員長)
・船水洋輔(JFEエンジニアリング、土木技術者の国際化実践小委員会委員)
・櫻井俊太(日鉄ケミカル&マテリアル)

【土木技術者の国際化実践小委員会ウェブサイト】
・https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/
【委員随時募集中】
・https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/node/7

 

 

新着・お知らせ
  • 「IABSE(国際構造工学会)2025 ヘント大会」調査団(3日目)【土木技術者の国際化実践小委員会 第3回海外調査団】 についてもっと読む

「IABSE(国際構造工学会)2025 ヘント大会」調査団(1日目)【土木技術者の国際化実践小委員会 第3回海外調査団】

投稿者:芦田 美香 投稿日時:水, 2025-08-27 15:21

【国際センター】 土木技術者の国際化実践小委員会 第3回海外調査団
「IABSE(国際構造工学会)2025 ヘント大会」調査団(1日目)
    続きの記事(2,3日目)(4,5日目)

土木技術者の国際化実践小委員会「橋梁・構造WG」(WGリーダー:高森敦也)では、2023年の第2回海外調査団(マンチェスター)に続き、今年は2025年8月25日(月)〜8月29日(金)の期間、英国(ロンドン)、ベルギー(ヘント)に標記調査団を派遣しています。

1日目となる8月25日は、UCL(ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン)にて、土木学会英国分会の藤山拓先生(UCL所属)、齊藤大輔様(COWI所属)との意見交換会を実施しました。
始めに、土木技術者の国際化実践小委員会からは、NetZero橋梁WG、海峡横断プロジェクト基礎検討WGの活動内容を報告しました。ネットゼロ取組みに関する欧州の実情や、海外視点からの今後のWG活動の方針等について貴重なフィードバックを受けることができました。
その後、齊藤様より欧州における最新の橋梁設計の特徴や、環境負荷低減とコスト最適化を両立させた橋梁バリューエンジニアリングの実践例についてご紹介いただきました。日欧の設計思想、発注方式、強みや弱みといった違いについてお話を伺うことができたとともに、日本の土木技術者の国際活躍について議論を深めました。

8月26日は「IABSE2025ヘント大会」に参加するべく、ロンドンからベルギーのヘントに移動します。国際会議での発表や交流の様子について、引き続き報告してまいります。

 

【調査団メンバー】
・高森敦也(長大、土木技術者の国際化実践小委員会委員)
・小沼恵太郎(パシフィックコンサルタンツ、土木技術者の国際化実践小委員会委員長)
・船水洋輔(JFEエンジニアリング、土木技術者の国際化実践小委員会委員)
・櫻井俊太(日鉄ケミカル&マテリアル)

 

【土木技術者の国際化実践小委員会ウェブサイト】
・https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/
【委員随時募集中】
・https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/node/7

新着・お知らせ
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(募集案内) 「IABSE(国際構造工学会)2025 ヘント大会」への調査団派遣

投稿者:芦田 美香 投稿日時:金, 2025-07-11 14:13

土木学会 国際センター 「土木技術者の国際化実践小委員会」橋梁・構造WG

「IABSE(国際構造工学会)2025 ヘント大会」への調査団派遣

1. 実施の背景と目的

「土木技術者の国際化実践小委員会」では、現状における課題整理や提言に留まらず、グローバルに活躍できる土木技術者の育成を目指して、国内外の関係者や関連業界との交流や海外調査等の実践的な活動を展開してきました。2023年度からは国際センターに活動拠点を移し、さらにグローバル人材育成支援の取り組みを強化しています。

当小委員会内の橋梁・構造WGでは、橋梁等のインフラ構造物全般を対象に、多角的な視点から国際動向と国内の現状を調査し、日本企業及び技術者の海外進出の活発化を目指して活動しています。また、本WGで得られた知見を基に昨年度はNetZero橋梁WGを発足させ、カーボンニュートラルの評価を考慮した橋梁設計方法の調査とその実践を目的として活動を行い、その成果を国内外に発信しております。

今回、これらWGの活動の一環として本調査団を計画致しました。調査団の主な活動は、以下の2つとなります。

  1. 「IABSE2025ヘント大会への参加」

世界各国の構造工学に関する最先端の研究や実務事例を学び、国際的な技術交流を通じて日本の橋梁技術の発展に資する知見の獲得を目指します。

  1. 「土木学会英国分会との交流会」

欧州の構造工学に関する最新トレンドおよび日本の土木技術者の国際活躍に向けた課題と展望について意見交換を予定しています。※議題については調整中となります

本調査団では以上の活動を通して、カーボンニュートラルの取り組みに加え、維持管理・長寿命化技術、デジタルトランスフォーメーション、新材料・新工法に関する知見など、世界の建設業界における多様な最新トレンドの把握を目的としています。さらに、日本の技術者が現在有する技術を国際舞台でどのように活用できるか、今後どのように国際競争力を高めることができるかについての実践的知見を得ることも重要な目的としています。

詳細は下記または募集案内をダウンロードし、内容をご覧ください。


2.  概要

  1. 日程

2025年8月24日(日)~8月31日(日) ※イギリス現地集合・現地解散

  1. 行程表

日付

行動予定

備考

8月24日(日)

出国:日本→LHR→ロンドン

航空機、鉄道

8月25日(月)

活動:土木学会英国分会 との交流会

 

8月26日(火)

移動:ロンドン→ブリュッセル→ヘント

鉄道

8月27日(水)

聴講:IABSE2025

ヘント国際会議場

8月28日(木)

聴講:IABSE2025

ヘント国際会議場

8月29日(金)

聴講:IABSE2025

ヘント国際会議場

8月30日(土)

移動:ヘント→ブリュッセル→ロンドン→LHD→

航空機

8月31日(日)

帰国:→日本

航空機

※LHD:イギリスロンドンヒースロー国際空港

  1. 訪問先
  • 土木学会英国分会

・場所:ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)

・日程:2025年8月25日

・意見交換会の議題(案)

1) 国際化実践小委員会の活動報告

 ・Net Zero WGの検討成果報告

 ・海峡横断WG(SFTBの基礎検討)の経過報告と今後の展望

2) 日本の土木技術者の国際活躍に関する意見交換会

 ・海外の橋梁設計における実務的アプローチ

 ・欧州での土木分野(企業,研究活動)の国際展開戦略    等

 ※議題については調整中となります

 

  • IABSE Congress Ghent 2025 ※詳しくは大会Webサイトへ

・日程:2025年8月27日~29日

・THEMES & TOPICS

Structural safety and reliability(構造安全性および信頼性)

Serviceability of structures(構造物の使用性能)

Deterioration, monitoring and maintenance(劣化、モニタリングおよび維持管理)

Sustainability and circularity(持続可能性および循環性)

Climate change and extreme loads and conditions(気候変動および極限荷重・環境条件)

【 参考 】IABSE2025 Webサイト:https://iabse.org/Ghent2025

 

  1. WG としての取り組み

WGメンバーとともに、以下の活動へのご参加をお願いしております(任意)。

  • 事前打合わせ:出発前(8月上旬)

調査団の旅程確認、土木学会英国分会との意見交換会に向けた議題整理、IABSE2025ヘント大会での注目セッションの選定など、渡航前の情報共有と方針確認を行います。

  • 現地滞在中

IABSE2025ヘント大会期間中は、参加者間で聴講内容の情報共有を行うとともに、テクニカルツアーへの合同参加(参考:https://iabse.org/Ghent2025/Technicalprogramme)を通じて、構造工学における最新の国際動向に関する知見を深めます。

  • 研究会:帰国後

参加メンバーで知見共有と分析のための研究会を実施します。IABSE大会や土木学会英国分会との交流で得た情報・技術動向を多角的に議論し、調査成果として取りまとめます。

  • 報告会

参加メンバーによる海外視察報告会の開催を予定しております。本視察の内容、得られた知見や考察、今後の取り組み等に関する活動報告を行う予定です。


3. 参加費用

本調査団への参加で生じる大まかな費用は下記の通りです。各費用の手配および支払いは参加者個人でご対応頂きますようお願いします。

※ホテル及び鉄道の費用はあくまで募集開始現在で予約可能な便及びホテルの値段であり、申込期間によっては他の便やホテルを予約することとなり値段が変動する可能性があります。ご了承ください。

No.

項目

費用

手配方法

注記

①

航空券(一例)

約30万円

個人

東京⇔ロンドンの往復航空券

②

鉄道乗車券

約4万円

個人

ロンドン⇔ヘントへの往復費用

③

ホテル

約20万円

個人

8/24,25ロンドン,8/26~29ヘント

④

IABSE参加費

約18万円

個人

Non-Member

1080ユーロ/person, 170JPY=1.00ユーロと想定。

 

合計

約72万円

-

1人当たりの想定金額


4. 募集要項

・参加者人数;最大10 名程度を予定。

・募集期間:~2025 年8 月1 日 (金)

・募集HP:https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/node/21

・申込先、問い合わせ窓口:土木学会国際化センター

「土木技術者の国際化実践小委員会」橋梁・構造WG 現地視察企画担当

高森 敦也(WG リーダー):takamori-ats@chodai.co.jp

船水 洋輔(WG メンバー):funamizu-yosuke@jfe-eng.co.jp


5. その他注意事項

①現地活動中の食事および通信費等は各自負担となります。

②イギリス入国にあたり:

・日本国籍の方は査証(ビザ)は不要ですが、「ETA(Electronic Travel Authorization)」の事前申請(有料)が必要なため、各自で申請をお願いいたします。詳細は以下の在英国日本国大使館ウェブサイトをご参照ください。https://www.uk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ETA.html

・日本国籍でない方は各自でビザ申請をお願いいたします。

③参加者は各自にて海外旅行保険への加入をお願いいたします。

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「Net Zero橋梁WG」報告会 ~これからのNet Zero橋梁の国際化を考える~

投稿者:那須 珠実 投稿日時:火, 2024-12-24 15:12

「Net Zero橋梁WG」報告会

~これからのNet Zero橋梁の国際化を考える~

(公社)土木学会 国際センター 土木技術者の国際化実践小委員会 Net Zero橋梁WG

「Net Zero橋梁WG」では、「これからのNet Zero橋梁の国際化を考える」をテーマに報告会を開催します。本報告会では、カーボンニュートラルを評価軸とした橋梁設計方法の調査と実践結果を、4つのテーマに分けて報告いたします。
 後半には、基調講演が2つ予定されています。基調講演1では、(一社)日本鉄鋼連盟の笹祐也氏より「日本鉄鋼業におけるカーボンニュートラルの実現に向けた取組み」についてご講演いただき、基調講演2では、三井住友建設(株)の春日昭夫氏が「Net Zero橋梁実現のための方策と課題」についてお話しします。
 本報告会が、持続可能な未来の実現に向けた重要な一歩となり、2050年のNet Zero達成を目指す全ての方々にとって貴重な学びと新たな協力の場を提供できることを心より願っております。ぜひご参加いただき、共に持続可能な社会を目指す未来への道を切り拓いていきましょう。

クリックするとフライヤーのダウンロードが出来ます。

【プログラム】

  1. 主催:(公社)土木学会 国際センター土木技術者の国際化実践小委員会「Net Zero 橋梁 WG」
  2. 開催日:2025年2月25日(火)13:00~16:55
  3. 会場:ハイブリッド形式(土木会館講堂&WEB会議ツール「Zoom」を利用したウェビナー
  4. 参加費:無料
  5. プログラム:
    Zoomウェビナーオープン(12:55より)報告会(13:00~16:55)
    司会進行:Net Zero 橋梁WGリーダー 瀧上工業(株) 飯田哲也
     
    13:00 開会
    13:00~13:10 土木技術者の国際化実践小委員会の概要
    委員長:小沼 恵太郎 パシフィックコンサルタンツ(株)

    13:10~13:30

    「カーボンニュートラルに向けた建設業界を取り巻く現状」 
    委員:鎌田啓市 (株)長大
    13:30~13:35 質疑応答
    13:35~13:55 「橋梁建設事業におけるGHG排出量算定とその低減対策」
    委員:高森敦也(株)長大
    13:55~14:00 質疑応答
    14:00~14:15 「橋梁の維持管理段階におけるGHG排出量の算定とその考察」
    委員:船水洋輔 JFEエンジニアリング(株)
    14:15~14:20 質疑応答
    14:20~14:35 「橋梁業界の脱炭素化達成のための課題と展望」 
    委員:村野文哉 (株)IHIインフラシステム
    14:35~14:40 質疑応答
    14:40~14:50 休憩
    14:50~15:40 基調講演1:「日本鉄鋼業におけるカーボンニュートラルの実現に向けた取組み」
    笹祐也(JFEスチール(株))一般社団法人 日本鉄鋼連盟 
    建設環境研究会 幹事 
    15:40~15:50 質疑応答
    15:50~16:40 基調講演2:「Net Zero橋梁実現のための方策と課題」
    春日昭夫 三井住友建設(株) エグゼクティブ・フェロー
    16:40~16:50 質疑応答
    16:50~16:55 統括 委員長  小沼恵太郎 パシフィックコンサルタンツ(株)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○参加申し込み:
・定員330名(申込先着順)
※参加方法によって申込サイトが異なります。ご注意ください。
 ♦オンライン参加(Zoom):300名⇒好評につき、500名にいたしました!
 ⇒土木学会ホームページ本部主催行事参加申し込みサイトからお申し込み下さい。
 URL:オンライン参加はこちらをクリック

 ♦対面参加(土木会館 講堂):30名
 ⇒土木学会ホームページ本部主催行事参加申し込みサイトからお申し込み下さい。
 URL:対面参加はこちらをクリック
・申込締切:2025年2月17日(月)まで

※申込後、オンライン参加者に申込締切2月17日以降に本報告会ZoomウェビナーURL、対面参加者には、申し込み後参加券をメールにてご連絡差し上げます。

○CPDについて
本行事はCPD認定プログラムです
・認定番号:JSCE24-1698
・単位数:3.9

受講証明書がご入り用の方は下記の点を必ずご確認ください。
・CPD受講証明書は、参加申込頂いた方のうち、終了後に受講証明発行用アンケートにご回答いただいた方のみに発行致します。受講証明書用アンケートは別途メールにてご案内いたします。
・建設系CPD協議会加盟団体CPDシステム利⽤者は、各団体のルールに沿って、CPD単位の申請をお願い致します。
・他団体へCPD単位を登録する場合は、その団体の登録のルールに則って行われます。単位の認定が行われるかどうかは、土木学会では回答出来かねますため、直接その団体にお問合せくださいますようお願い申し上げます。

○本件に関するお問合せ:公益社団法人 土木学会 国際センター
TEL:03-33355-3452 Email:iad★jsce.or.jp(★を@に変更してください)

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2025年(第3期)委員の公募

投稿者:小沼 恵太郎 投稿日時:金, 2024-11-22 17:43

 

国際センター「土木技術者の国際化実践小委員会」の委員公募

 

当小委員会は、2022年度会長特別プロジェクトの一環として活動を開始し、以後、国際的に通用する土木技術者の育成を目的として、世界の最新動向の調査、研究に取り組んでいます。2025年1月からの第3期の活動開始にあたり、第2期からの継続メンバーに加えて新たなメンバーを増員するために、本小委員会にご参加いただける方を公募します。奮ってご参加ください。

本小委員会の目的および内容は以下の通りです。

 

1.小委員会

・国際センター「土木技術者の国際化実践小委員会」※

   ※ これまでの活動内容は、当小委員会のHP(下記)をご参照ください。

小委員会HP:https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/

 

2.背景と目的

当小委員会では、かねてから課題とされてきた土木技術者のグローバル化を実現することを目的とし、個人や個社の取り組みを超えて多種多様な人材が集い、切磋琢磨しながら自己啓発する場や機会を提供してきた。そのメニューとして、従来の文献やネット上の情報収集、分析に留まらず、国際会議への調査団の派遣、有識者へのヒアリングを通じたネットワーキング、それらの情報収集に基づく活発なディスカッション等を実践している。ここで、「国際的に活躍できること」は、「自ら考え想像できること」と同義であると捉え、将来、国内外問わず、魅力と責任ある土木業界を担う人材の育成を目的としている。

 

3.対象者

以下のいずれかとし、土木学会の会員・非会員は問わず、インフラ海外展開に関連する土木以外の業界(建築、法務、ファイナンス、製造、サービス等)も含みます。

(1)自己実践型 :10名程度

インフラ海外展開に関心を有し自ら国際的に通用する技術者になりたいという意志を持つ方。また活躍の場として国内外に拘らなくとも将来グローバルに通用する技術力や創造力を身に付けたい方。いずれも、各自が関心を持つ検討テーマ(参考資料を参照)を有し、当委員会内においてはそれに関連するWGに所属して、仲間と一緒に取り組める方。国籍は問いません。学生の方の参加も歓迎します。

(2)育成支援型 :5名程度

インフラ海外展開の経験または関心を有する方々。それらの経験や知見を活かしてWG活動を支援し、上記「自己実践型」メンバーの成長を支援いただける方々。

 

4.開催方法

  ・ 小委員会は概ね1回/2月の頻度で開催する予定。開催形式は土木学会での会議(集合形式)を基本とする。ただし、遠方からの参加等に配慮してWeb会議も補足的に併用する。また、参加メンバーの勤務先等も踏まえて、地方開催もあり得る。

・ WG活動は、各WGの判断の下、活動内容や状況に応じて開催する。

 

5.活動期間

  ・ 2025年(令和7年)1月~同12月※

    ※ 当面は活動期間を1年間とするが、本人の意思で継続参加も可能。

 

6.費用負担

・ 自己負担

※ 委員会への参加、セミナーや海外視察等のイベントへの参加も自己負担とします。

 

7.応募方法

・ ①氏名、②所属、③連絡先(E-mail及び電話)、④関心のあるテーマを自由書式(メールにベタ打ちで可)にて記載の上、下記の応募先まで E-mail にて連絡して下さい。その際、件名は「土木技術者の国際化実践小委員会への参加応募」とご記入下さい。

・ 期限 :2024年12月31日(火)

 

8.問合先・応募先

・ 小委員長 :小沼恵太郎 (mail:keitarou.konuma@tk.pacific.co.jp、tel:090-7203-0998)

パシフィックコンサルタンツ株式会社 シニアテクニカルディレクター

以上

 

(参考)検討対象として想定されるテーマの例

 

以下は、現時点で当小委員会が想定する検討テーマの一例です。これらのうち、各自が関心のあるテーマのWGに参加し、メンバーと共同で活動いただきます。また、以下に無いテーマでも応募者からの自主的な提案を歓迎しますので、応募時にご記入下さい。

 

(1) 橋梁・構造に関する技術のグローバル化

・ IABSE(国際構造工学会)「Ghent 2025年大会」への海外調査団の派遣

・ 関連団体への調査対象の拡大(fib、ICSBOC等)

・ 橋梁・構造を対象としたカーボンニュートラルに向けた対応の検討

・ 構造部材のストック&リユース(インフラの資源化、プラットフォーム創成)     他

(2) 道路構造物に対する保全技術ニーズ

・ メンテナンス技術の海外展開の実態調査と手引き

(3) 海峡横断プロジェクトの基礎検討

・ 大規模なプロジェクト全体を対象とした事業評価(経済、社会、環境等の総合した事業評価)

・ 事業評価におけるカーボンユートラルへの対応

・ 新構造(SFTB:Submerged Floating Tube Bridge)の適用

(4) 今後のグローバル化で取り組むべき技術

(※ 応募者が関心を有するテーマを新たに提案していただき、主体的に取り組むテーマ)

・ ICT(DX、スマートシティ)   ・ 環境・防災(森林保全、ダム再生、気候変動対策、グリーンインフラ)

・ エネルギー、カーボンニュートラル(再生可能エネルギー、MaaS)     他

(5) 今後のプロジェクト創成のために取り組むべき課題や視点

(※ 技術に限らず、新たな制度や周辺分野(建築、法務、金融等)も取り込んだ視点でのテーマ)

・ 土木と建築の融合(再開発、スマートシティ、TOD)     ・ NGO活動としてのインフラ整備プロジェクト

・ 他国の海外展開状況(欧米、中韓)     ・ アフリカ、中南米における海外展開     他

(6) 土木学会の海外分会との交流

以上

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「海峡横断プロジェクト基礎検討WG」の設置及び委員公募

国際センター「土木技術者の国際化実践小委員会」

「海峡横断プロジェクト基礎検討WG」の設置及び委員公募

 

2022年度会長プロジェクト「土木グローバル化総合委員会」の下で活動を開始した「土木技術者の国際化実践小委員会」では、委員自ら海外調査団を計画、派遣する等、世界の最新動向を把握するとともに、それらの調査結果に基づいて「Net Zero橋梁WG」を立ち上げる等、実践的な取組を進めています。 

この度、それらの活動を発展させ、カーボンニュートラルを考慮した大規模建設プロジェクトの事業評価の実践を対象とした「海峡横断プロジェクト基礎検討WG」を立ち上げることになりました。これは、従来の建設技術やコストといった評価項目に加えて、近年世界的に必須となったカーボンニュートラルを考慮した事業評価について調査、研究することを目的としています。

この機に、活動をさらに拡大、充実する目的で、昨年度からの継続メンバーに加えて新たなメンバーを増員するために、本小委員会にご参加いただける方を公募します。奮ってご参加ください。

本WGの目的および内容は以下の通りです。

 

1.WG

・海峡横断プロジェクト基礎検討WG

 

2.背景と目的

当小委員会が2024年4月に実施した海外調査の結果、特に欧州におけるカーボンニュートラルを考慮した設計及び施工の最新動向を確認した。これを受けて2024年6月に「NetZero橋梁WG」を設置し、橋梁上部構造を対象としてカーボンニュートラルを考慮した試設計と、それらの結果に基づく基礎的な検討を行ってきた。この度、ここまでの研究成果をさらに発展させるために、対象を海峡横断プロジェクトに広げるとともに、設計段階のみならず施工段階や供用段階(維持管理段階)も含めた事業全体に拡大し、過去の事業評価では行われてこなかったカーボンニュートラルの評価を加味することで、これからの時代に適合した事業評価を実践することを目的とする。

また、こうした事業評価手法のみならず、対象とする海峡横断プロジェクトにおいて、橋梁、トンネルに続く第3の海峡横断技術として注目されている「海中トンネル」を対象構造物とし、新たな構造技術の調査、研究にも取り組む。

これらの国境を越えた情報収集や、既成概念に囚われない能動的思考を実践することで、将来の建設事業を切り開く国際的な人材すなわち、自ら創造して行動できる土木技術者の育成することを目的とする。

 

3.対象者

自ら関心を持ち、積極的に活動していただける方。土木学会の会員・非会員は問わない。専門分野にも拘らず、土木業界以外に所属する方でも受け入れる。ここで、これまでの他WGの参加条件と同じく、当WGメンバーは自動的に小委員会の委員も兼務していただく。

 

4.開催方法

  ・ 小委員会は概ね1回/月の頻度で開催する予定。開催形式は土木学会での会議(集合形式)を基本とする。ただし、遠方からの参加等に配慮してWeb会議も補足的に併用する。

・ WG活動は、小委員会とは別に活動内容や状況に応じて開催する。WGでも開催方式は土木学会での会議(集合形式)を基本とする。また、外部でのヒアリングや意見交換等も開催する予定。

 

5.活動期間

  ・ 2024年10月~2025年12月※

    ※ 当面は活動期間を約1年間とするが、今後の活動内容を踏まえて第2期以降を継続することもある。その場合、委員は再募集し、継続参加も可能とする。

 

6.費用負担 :自己負担

 

7.応募方法

・ ①氏名、②所属、③連絡先(E-mail及び電話)、④特に関心のあるテーマを自由書式にて記載の上、下記の応募先まで E-mail にて連絡して下さい。その際、件名は「海峡横断プロジェクト基礎検討WGへの参加応募」とご記入下さい。

・ 期限 :2024年10月30日(水)

 

8.問合先・応募先

・ 小委員長 :小沼恵太郎 (mail:keitarou.konuma@tk.pacific.co.jp、tel:090-7203-0998)

パシフィックコンサルタンツ株式会社 シニアテクニカルディレクター

以上

 

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「IABSE2024 Manchester大会」及び「Forth橋梁群」調査団 報告会 ~これからの土木の国際展開を考える~

投稿者:国際化実践小委員会 投稿日時:水, 2024-06-26 10:44

「IABSE2024 Manchester大会」及び「Forth橋梁群」調査団 報告 ~これからの土木の国際展開を考える~

 土木技術者の国際化実践小委員会は、我が国の土木(人材と技術)のグローバル化の実践を目的とし、第110代会長特別委員会「土木グローバル化総合委員会」の下に設置されました。その後、国際センターに移籍し、各WGで活動しています。「橋梁・構造WG」は、橋梁をはじめとしたインフラ構造物全般を対象とし維持管理やカーボンニュートラルといった様々な視点から国際動向及び国内の現状を調査し、日本企業及び技術者の海外進出の活発化を目指し活動をしています。

 この度、同WGの活動の一環として、「「IABSE(国際構造工学会)2024マンチェスター大会」及び「Forth橋梁群」調査団」の報告会を開催します。同調査団は、建設業界の国際的な動向の理解や最新技術の把握と、世界最大規模の長大橋の維持管理技術及び海外企業の業務体制等の視察を目的に派遣したものです。前半の調査団報告では、IABSE2024マンチェスター大会で収集した情報や、Forth橋梁群の視察結果を報告します。後半の基調講演では、建設カーボンニュートラルについてご紹介いただき、意見交換を行います。また、新たに設立する「NetZero橋梁WG」についてご紹介します。本報告会が、国際市場への展開を志向する技術者や、国際展開を見据えて人材育成や技術開発に取り組む方々にとって、国際化を実践するための有意義な機会となることを期待します。

【お知らせ】

・発表資料を公開しました(2024/08/07)

・オンライン定員をアップしました(2024/7/26)

・ウェブサイトを公開しました(2024/6/26)

!当日録画を公開しました!

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<プログラム >

1. 主催:(公社)土木学会 国際センター 土木技術者の国際化実践小委員会 橋梁・構造WG
2. 開催日: 2024年8月8日(木)13:00~15:40
3. 会場:ハイブリッド形式(土木会館 講堂 & ウェブ会議ツール「Zoom」を利用したウェビナー)
4. 参加費:無料
5. プログラム(予定):  Zoomウェビナーオープン(12:55より) 報告会(13:00~15:40)

※プログラムは変更になる場合がございます。更新情報は本ページをご参照くださいますようお願い申し上げます。

 ≪注意≫ 動画のスクリーンショット・録音・録画・二次利用等は禁止いたします

 <プログラム詳細 (予定)>

  *司会進行:本州四国連絡高速道路(株) 小林 弘昌

             13:00~        開会           

           13:00~13:10      土木技術者の国際化実践小委員会の概要                                                                                    

                                                                                             土木技術者の国際化実践小委員会 委員長  小沼 恵太郎(パシフィックコンサルタンツ(株))

           13:10~13:20        海外調査団の概要

                                土木技術者の国際化実践小委員会 委員  高森 敦也((株)長大)

         13:20~13:40      IABSE2024 Manchester大会報告①
         13:40~14:00      IABSE2024 Manchester大会報告②

                                土木技術者の国際化実践小委員会 委員  高森 敦也((株)長大)

                                土木技術者の国際化実践小委員会 委員  村野 文哉((株)IHIインフラシステム)
                     

           14:00~14:20         調査団参加者の感想、議論

                               (株)横河ブリッジホールディングス    加藤 健太郎

                                日鉄ケミカル&マテリアル(株)     櫻井 俊太

                                東日本旅客鉄道(株)          平野 雄大

                                JFEエンジニアリング(株)        山根 茂春

                        14:20~14:30         質疑応答                                         

            14:30~14:50         NetZero橋梁WGの設立                                                             

                                                                                            土木技術者の国際化実践小委員会 委員  飯田 哲也(瀧上工業(株))      

            14:50~15:20         基調講演「実践建設カーボンニュートラル」                                                             

                                                                                           三井住友建設(株) エグゼクティブ・フェロー 春日 昭夫

            15:20~15:35         意見交換

            15:35~15:40         総括                                                             

                                                                                             土木技術者の国際化実践小委員会 委員長  小沼 恵太郎(パシフィックコンサルタンツ(株))     

                      

○ 参加申し込み:

 ・定員:330名 (申込先着順)

※参加方法によって申込サイトが異なります。ご注意ください。

 ◆オンライン参加(Zoom): 300名→500名

 ⇒土木学会ホームページ本部主催行事参加申込サイト (https://www.jsce.or.jp/events/form/606006)からお申し込み下さい。

 ◆対面参加(土木会館 講堂):40名
 ⇒土木学会ホームページ本部主催行事参加申込サイト (https://www.jsce.or.jp/events/form/606007)からお申し込み下さい。

・申込締切:2024年8月1日(木)まで

※申込後、オンライン参加者に申込締切8月1日以降に本報告会ZoomウェビナーURL、対面参加者には、申し込み後参加券をメールにてご連絡差し上げます。

 

○ CPDについて

本行事はCPD認定プログラムです。

・認定番号:JSCE24-0830

・単位数:2.7単位

受講証明書がご入用の方は下記の点を必ずご確認ください。
・CPD受講証明書は、参加申込頂いた方のうち、終了後に受講証明発行用アンケートにご回答いただいた方のみに発行致します。受講証明書用アンケートは別途メールにてご案内いたします。
・建設系CPD協議会加盟団体CPDシステム利⽤者は、各団体のルールに沿って、CPD単位の申請をお願い致します。
・他団体へCPD単位を登録する場合は、その団体の登録のルールに則って行われます。単位の認定が行われるかどうかは、土木学会では回答出来かねますため、直接その団体にお問合せくださいますようお願い申し上げます。

○ 本件に関するお問合せ:公益社団法人土木学会 国際センター TEL: 03-3355-3452    E-mail: iad@jsce.or.jp

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