・Takahiro Hirano:Weldability and post-welding fatigue strength of older railway bridges
・Syunta Sakurai:Experimental Study of Compressive Strength of CFRP Reinforced Steel Columns
3日目となる4月11日(木)は、調査団メンバーからの講演がありました。
・Kentaro Kato:Ultimate Shear Strength of Welded Stainless and Carbon Steel Girders
また、春日昭夫様(三井住友建設)のKeynote講演もあり、興味深く拝聴しました。
春日様は、当小委員会が第110代土木学会会長(上田多門先生)特別プロジェクトの一環として設立する前の準備段階からご支援いただいている、当小委員会の恩人でもあります。
・Akio Kasuga:Low carbon technologies to be challenged in the supply chain of concrete structures
② IABSE2024 ※詳しくは大会Webサイトへ
・IABSE Symposium Manchester 2024
・期間:2024年4月10日~12日
・THEMES & TOPICS
Designing and building for net zero(ネットゼロを見据えた設計と建設手法)
Regeneration, rehabilitation and adaptation of existing structures(既存構造物の更新,補修,最適化)
Designing for longevity, resilience and extreme events(長寿命化,復旧能力,異常気象に配慮した設計)
Reducing waste - productivity, efficiency and resource economy(廃棄物削減-生産性,効率化,資源経済)
Smart Structures - designing responsive, adaptive & progressive solutions(スマートストラクチャ-応答設計,適応性,革新的な解決策)
The essential value of competence, professionalism and ethics(能力,専門技術,技術者倫理の本質的な価値)
【 参考 】IABSE2024 Webサイト:https://iabse.org/Manchester2024
(4) WG としての取り組み
WGメンバー以外の参加者の方にも事前及び事後活動となる①及び③にご参加頂きたいです(任意)。
① 事前調査:出発前(3月中旬)および帰国後
Forth橋梁群視察では維持管理を実施する現地企業と橋梁の維持管理に関するディスカッションを実施する予定です。これに備え、各自文献調査等を実施しこの結果を持ち寄り、ディスカッションの議題をWG内で議論致します(3月中旬~下旬)。現在のところ、Queensferry Crossingで供用されているSHM(Structural Health Monitoring)をメインにする予定です。調査団後には、ディスカッションより得た知見を基に、国内の有識者とのヒアリングを実施し日本で活用されるSHMとの違いや今後の展望について知見を深める予定です。
② 現地企業とのディスカッション:調査団中
Forth橋梁群の視察では、道路橋2橋の維持管理を実施する現地企業BEAR Scotland社からのプレゼン及び同社とのディスカッションを予定しています。主なトピックとしては長大橋をはじめとする橋梁の維持管理技術を予定しています。技術面以外でも海外の企業と直接交流できる貴重な機会なので、業務体制や働き方の観点からも知見を深めていきたいと思っております。
③ 報告会:帰国後
参加メンバーによる海外視察報告会の開催を予定しております。本視察の内容・結果・考察・今回企画を踏まえての今後への申し送り事項・各自の今後の取り組み等を共有する予定です。