国際センター「土木技術者の国際化実践小委員会」サイトへようこそ!(第3期:2025年)
1.背景と目的
近年、土木学会ではグローバル化を重視し、様々な取組を推進している。それらの活動の一環として本小委員会では、現状における課題整理や提言に留まらず、実際にグローバルに活躍できる土木技術者を育成することを目的に、国内外の関係者や関連業界との交流や海外調査等の実践的な活動を進めてきた。これらの活動を継続、発展させることで、より多くのグローバル人材の育成を支援することを目的とする。
2.委員構成 〔2025年4月現在、31名〕
各委員は定例の小委員会(おおよそ1回/2月)に参加するとともに、各自が検討課題を設定し、個別あるいは下記WGに所属し共同で取り組むことで、スキルアップを図る。
役職 | 氏名 | 所属 |
委員長兼幹事 | 小沼 恵太郎 | パシフィックコンサルタンツ株式会社 |
委員 | Aibek TOKTORBAI | 三井住友建設株式会社 |
委員 | Nguyen Thi Hai Yen | Lukenya University (International Cooperation) |
委員 | 阿部 秀友希 | 株式会社長大 |
委員 | 飯田 哲也 | 瀧上工業株式会社 |
委員 | 石川 貫人 | 大日本ダイヤコンサルタント株式会社 |
委員 | 石川 崇之 | パシフィックコンサルタンツ株式会社 |
委員 | 伊藤 彰 | 大日コンサルタント株式会社 |
委員 | 井上 義隆 | 大分県 |
委員 | 井口 進 | 株式会社横河ブリッジ |
委員 | 大寺 泰輔 | 株式会社エイト日本技術開発 |
委員 | 春日 昭夫 | 三井住友建設株式会社、東京大学 |
委員 | 鎌田 啓市 | 株式会社長大 |
委員 | 川島 将太 | パシフィックコンサルタンツ株式会社 |
委員 | 小林 尚哉 | 株式会社長大 |
委員 | 小林 弘昌 | 本州四国高速道路株式会社 |
委員 | 佐々木 栄洋 | 株式会社栄組 |
委員 | 四條 雅之 | 八千代エンジニヤリング株式会社 |
委員 | 上仙 靖 | 国土交通省 |
委員 | 副島 飛宙 | パシフィックコンサルタンツ株式会社 |
委員 | 高岡 怜 | 三井住友建設株式会社 |
委員 | 髙原 郁恵 | 大成建設株式会社 |
委員 | 高森 敦也 | 株式会社長大 |
委員 | 田島 智子 | 株式会社エイト日本技術開発 |
委員 | 東浦 悠人 | 株式会社長大 |
委員 | 萩原 友生 | 八千代エンジニヤリング株式会社 |
委員 | 船水 洋輔 | JFEエンジニアリング株式会社 |
委員 | 桝谷 有吾 | 国土交通省 |
委員 | 水田 武利 | 三井住友建設株式会社 |
委員 | 村野 文哉 | 株式会社IHIインフラシステム |
委員 | 茂出木 達也 | パシフィックコンサルタンツ株式会社 |
委員 | 山田 晃司 | 八千代エンジニヤリング株式会社 |
【連絡委員】(カーボンニュートラルに関して連携する目的で、他の委員会・小委員会等から派遣を受け入れる委員)
役職 | 氏名 | 所属 | 対象委員会 |
連絡委員 | 石原 大作 | パシフィックコンサルタンツ株式会社 | 鋼構造委員会 |
3.開催実績
通算回 | 開催日 | テーマ | 備考 |
第1回 | 2025年1月29日 | ・WG活動状況の共有 | |
第2回 | 2025年3月26日 | ・WG活動状況の共有 ・全国大会国際関連特別講演会の計画参加 |
|
第3回 | 2025年5月21日 | ・WG活動状況の共有 | <計画> |
第4回 | 2025年7月23日 | ・WG活動状況の共有 | <計画> |
第5回 | 2025年10月1日 | ・WG活動状況の共有 | <計画> |
第6回 | 2025年11月19日 | ・WG活動状況の共有 | <計画> |
4.WG活動
●橋梁・構造WG (メンバー:高森リーダー、村野、井口、小林弘、村野)
橋梁及び構造物を対象とし、それらの計画、設計、施工、維持管理を通じた技術について最新動向を調査し、今後の土木技術者の国際的な活躍の在り方を検討する。また、その具体的な方策として、関連の国際会議へ海外調査団を計画、参加者公募し、派遣している。
【2024年4月海外調査団】
■概要(https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/node/15)
■参加状況
・第1日目(https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/node/10)
・第2日目(https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/node/11)
・第3日目(https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/node/12)
・第4日目(https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/node/13)
■報告会(https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/node/15)
※映像アーカイブ【Youtube】(https://www.youtube.com/watch?v=k0K9jeGDG_U)
通算回 | 開催日 | テーマ | 備考 |
第1回 | |||
第2回 | |||
第3回 | |||
第4回 | |||
第5回 | |||
第6回 |
●Net Zero橋梁WG (メンバー:飯田リーダー、Yen、阿部、伊藤、井口、鎌田、高森、船水、茂出木、村野、石原、桜井)
2024年5月、同4月海外調査団の調査結果を踏まえて、「橋梁・構造WG」からスピンアウト。欧州におけるカーボンニュートラルを考慮した設計及び施工の現状を調査し、それらを参考にした基礎検討を行うことで、今後、我が国においてカーボンニュートラルを考慮した建設事業の取り組み方を検討する。土木学会内の他の関連委員会とも連携し、おおよそ1年間で具体な設計事例を取りまとめるとともに、今後検討すべき課題を抽出する。
2025年2月25日、活動報告会を開催して活動を終了。以後、CNに関しては、「橋梁・構造WG」と「海峡横断プロジェクト基礎検討WG」で分担して継続する。
通算回 | 開催日 | テーマ | 備考 |
第1回 | 2025年1月31日 | 報告会の開催準備 | |
第2回 | 2025年2月25日 | 報告会「Net Zero橋梁WG報告会」 ~これからのNet Zero橋梁の国際化を考える~ |
https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/node/18 |
●インフラメンテナンス海外展開(道路構造物に対する保全技術ニーズに関する調査)WG (メンバー:井口リーダー、飯田、大寺、川島、佐々木、高原、田島)
橋梁等の構造物を対象に、本邦企業が有する維持補修技術を展開する課題や方法について検討する。「橋梁・構造WG」からスピンアウト。
・各国で異なる保全技術のニーズやレベルについて整理する。
・鋼構造&コンクリート構造の保全技術集団として、本邦企業が保有する保全技術の展開方法を提案する。
・国際的な補修技能資格の認定制度を提案する。
・東南アジアにおけるメンテナンス業務データベースにおける入札状況を調査する。
・国土交通省インフラメンテナンス国民会議 海外市場展開フォーラムとの連携を模索する。
通算回 | 開催日 | テーマ | 備考 |
第1回 | 2025年1月27日 | キックオフ(活動計画立案、フリーディスカッション) | |
第2回 | 2025年4月8日 | 第2回会議(海外展開事例紹介~栄組様) | |
第3回 | 2025年6月中旬 | 第3回会議(各委員の活動状況報告) | <予定> |
第4回 |
●海峡横断プロジェクト基礎検討WG (メンバー:小沼リーダー、Aibek、Yen、阿部、飯田、石川貫、石川崇、伊藤、井上、春日、鎌田、川島、小林尚、四條、上仙、副島、高岡、高森、東浦、萩原、船水、桝谷、水田、村野、茂出木、山田)
「Net Zero 橋梁WG」での基礎検討を踏まえ、発展的にスピンアウト。検討対象を建設事業全体に拡大し、これからのカーボンニュートラルも考慮した新たな事業評価の在り方について検討する。海峡横断の新たな構造物として「SFTB(Submerged Floating Tube Bridge)」を織り上げ、その技術的な調査・検討も実践する。
なお、当WGに4つのSWG(事業評価SWG、構造SWG、CN_SWG、情報活用SWG)を設置し、それぞれのテーマについて分担して検討を進める。
通算回 | 開催日 | テーマ | 備考 |
第1回 | 2025年1月29日 | ①【外部レク】社会資本LCAプロジェクトや土木建築TF脱炭素WGの概要 (井伊亮太様@パシフィックコンサルタンツ株式会社) ②ノルウェーにおけるトンネル建設の近況 ③豊予海峡横断に関するこれまでの検討経緯 ④WGの全体活動方針に関して(SWGの設置等) |
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第2回 | 2025年3月26日 | ・SWG活動報告 ・CNに関する検討の構造工学委員会等との連携体制の構築 |
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第3回 | 2025年5月21日 | <計画> | |
第4回 | 2025年7月23日 | <計画> | |
第5回 | 2025年10月1日 | <計画> | |
第6回 | 2025年11月19日 | <計画> |
5.勉強会(有識者へのヒアリング等)
各委員は定例の小委員会(おおよそ1回/2月)に参加するとともに、各自が検討課題を設定し、個別あるいは下記WGに所属し共同で取り組むことで、スキルアップを図る。
6.備考 【過去の活動内容】・・・当小委員会は「第110代土木学会会長特別プロジェクト」の一環としてスタートしました。
●2024年小委員会の活動内容
https://committees.jsce.or.jp/kokusai14/node/20
●2022-2023年小委員会の活動内容
https://committees.jsce.or.jp/2022_Presidential_Project02/
●第110代土木学会会長(上田多門)特別プロジェクトの活動内容
https://committees.jsce.or.jp/chair/taxonomy/term/18
●第110代土木学会会長(上田多門)特別プロジェクトの活動報告会
https://committees.jsce.or.jp/kokusai/node/364
以上
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