新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、様々な学会活動の制限を余儀なくされています。この特異な状況を生かし、今後の水工学研究の方向性を考える機会とできるよう、水工学委員会では、オンラインWGを結成し水工学オンライン連続講演会を企画し、一か月に一度程度のペースで開催しています。 第六回目となる今回は、中央大学山田先生をお迎えし,ご講演いただいます。皆様の積極的なご参加お待ちしております。
〇講演者 :中央大学 理工学部 山田 正 教授
〇講演題目:「水理学・水文学の学理の進展と実装への橋渡し」
〇講演内容:近年の水工学の研究成果が実務に直結していない気がする。なぜか。我々水工学研究者は、日々研鑚に務め、その成果を発表し続けているのになぜなのか。近年、予測できない豪雨が多発し、我が国は洪水被害に苦しんでいる。 この被害軽減に貢献できる研究には何が必要なのだろうか。研究者として何が必要とされているのだろうか。 これからの水理学・水文学を引っ張っていく若い研究者の皆さんにわたし自身が感じている最近の問題意識を共有し、これをもって学理としての進展と実装への橋渡しとさせていただき、 ぜひこの分野から世界に挑んでいただきたい。
〇開催日程:12月11日(金) 17時~
〇参加形態と参加申し込み方法について ※議論参加型と聴講型に分かれており、申し込み先が異なりますのでご注意ください。
■ 議論参加型(ZOOM上でのオンライン開催への参加)
水工学MLで通知します。
■ 聴講型(ZOOM会議のYOUTUBEによるライブストリーミング配信,12月9日締切):
以下のURLにある土木学会HP申し込みサイトからお申込みください。
講演会当日お昼までに配信サイトのご案内をいたします。
http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp#232016
※注意事項:YouTube公開内の議論だけでなく、そのあとの議論(または意見交換会)に参加を希望される方は、ZOOMへのお申込みをよろしくお願いいたします。
〇第七回水工学オンライン連続講演会の告知
・第七回は、九州大学 名誉教授 小松 利光 先生(2021年1月22日17時~)
のご講演となります。 ぜひご予定の確保をお願い申し上げます。