新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、様々な学会活動の制限を余儀なくされています。この特異な状況を生かし、今後の水工学研究の方向性を考える機会とできるよう、水工学委員会では、オンラインWGを結成し水工学オンライン連続講演会を企画しています。これまで第一回は福岡捷二先生に、第二回は辻本哲郎先生、第三回は中北英一先生ににご講演をいただきました。第四回は、水工学講演会のプレイベントとして論文賞等の受賞式および受賞講演となりますが、 第五回は、これまでと同様な形式で、東北大学災害科学国際研究所の今村文彦先生より、「災害多発時代を生きるーレジリエント社会構築に向けて」という題目でご講演いただきます。ぜひご参加ください。
〇講演者 :東北大学災害科学国際研究所 所長 今村 文彦 教授
〇講演題目:「災害多発時代を生きるーレジリエント社会構築に向けて」
〇講演内容:学部4年生の際に、1983年日本海中部地震津波の被害調査に同行させて頂いて以来、津波被害軽減に向けた学術研究、現地被害調査、防災啓発・教育、国際協力を実施している。21世紀に入り、巨大地震(活動期とも言われ)と伴う津波が発生し、過去にない被害が繰り返し発生している 。 災害現場での実態を踏まえて、防災対策(特に避難計画)のあり方を検討し、数値解析の国際技術移転や連携プロジェクトを推進してきた。東日本大震災から10年を迎える今、当時の振り返りと学びを紹介し、様々なリスクが高まる中でレジリエントな社会構築に向けてのあり方と課題を議論したい。
〇開催日程:11月25日(水) 17時~18時半
〇参加形態と参加申し込み方法について ※議論参加型と聴講型に分かれており、申し込み先が異なりますのでご注意ください。
■ 議論参加型(ZOOM上でのオンライン開催への参加)
水工学MLで通知します。
■ 聴講型(ZOOM会議のYOUTUBEによるライブストリーミング配信,11月23日締切):
以下のURLにある土木学会HP申し込みサイトからお申込みください。
講演会当日お昼までに配信サイトのご案内をいたします。
http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp#232015
※注意事項:YouTube公開内の議論だけでなく、そのあとの議論(または意見交換会)に参加を希望される方は、ZOOMへのお申込みをよろしくお願いいたします。
〇第六回,第七回水工学オンライン連続講演会の告知
・第六回は、中央大学理工学部 教授 山田 正 先生(12月11日17時~)
・第七回は、九州大学 名誉教授 小松 利光 先生(2021年1月22日17時~)
のご講演となります。 ぜひご予定の確保をお願い申し上げます。