委員会の実質的活動は調査研究,論文編集,出版に関する様々な小委員会,部会活動に支えられている.
これまで各小委員会・部会は次のような活動を実施してきた.
【研究小委員会】
(1) 移動床流れの粗度と河床形状研究小委員会(1971.5~1973.2,小委員長:林泰造)
(2) 密度流研究小委員会(1972.6~1974.5,小委員長:岩崎敏夫)
(3) 確率統計水文学研究小委員会(1972.2~1975.3,小委員長:日野幹雄)
(4) 乱流・拡散研究小委員会(1977.6~1979.5,小委員長:岩佐義朗)
(5) 固液二相流研究小委員会(1978.2~1983.6,小委員長:林泰造)
(6) 水理観測における規模評価小委員会(1978.6~1980.5,小委員長:室田明)
(7) 国際交流小委員会(1980.5~1984.5,小委員長:吉川秀夫)
(8) 洪水流の三次元流況と流路形態研究小委員会(1980.6~1982.5,小委員長:芦田和男)
(9) 河口部の水理現象研究小委員会(1982.6~1984.5,小委員長:堀川清司)
(10) 流出現象の物理機構研究小委員会(1983.2~1987.5,小委員長:高棹琢馬)
(11) 土砂生産に関する研究小委員会(1986.6~1989.5,小委員長:河村三郎)
(12) 流砂量と河床形状に関する研究小委員会(1987.6~1989.5,小委員長:村本嘉雄)
(13) 水理学水文学における数値解析手法研究小委員会(1989.6~1992.2,小委員長:和田明)
(14) 吉野川第十堰技術評価特別小委員会(小委員長:池田駿介)
(15) 水理公式集の改訂に関する小委員会(表-2に別掲)
【常置小委員会,部会】 (1) 水文小委員会(1964.6~1988.5)⇒水文部会(1988.6~)水文学の調査研究とユネスコの国際水文10年計画への協力を目的として設立.
(2) 基礎水理部会(1988.6~)基礎水理学に関するワークショップ,シンポジウムの開催や調査研究を実施.
(3) 環境水理部会(1988.6~)環境水理学に関する研究集会やワーキンググループによる調査研究を実施.
(4) 河川部会(1998.6~)基礎水理部会主催の「新しい河川整備・管理の理念とそれを支援する河川技術に関するシンポジウム」を引き継いで設立.同シンポジウムの「河川技術に関する論文集」の発刊など基礎水理部会,環境水理部会,水文部会の研究活動とリンクしながら学術・技術の橋渡し,官・学・民の連携,河川技術の学際領域への展開などを目的とする.
(5) 地球環境水理学研究小委員会(1992.7~)地球規模環境水理学懇談会(AGEHR)を前身に組織された.土木学会地球環境委員会,環境工学委員会などとの連携を持ちながら調査研究を実施.アゲールシンポジウムなどを実施.
(6) 東南アジア河川研究小委員会()
(7) ISO/TC113小委員会()
(8) 河川懇談会(2000.6~)河川技術における学術と行政のより有機的・効率的な関係を構築していくための議論や活動をする場として設立.国土交通省との共同研究などを支援.
【編集小委員会】
(1) 英文論文集小委員会(1982.10~)
Journal of Hydroscience and Hydraulic Engineering(1983年4月創刊,年2回発行)の編集発行.
(2) 水工学論文集編集小委員会(1989.6~)
水工学講演会と発表論文の質的向上を目的として,第34巻「水工学論文集」への改称を機会として設立.
(3) Research and Practice of Hydraulic Engineering in Japan編集小委員会(1990~1993.9,小委員長:池田駿介)
日本の水工学研究を海外に紹介するために設立され,”Research and Practice of Hydraulic Engineering in Japan”をJournal of Hydroscience and Hydraulic EngineeringのSpecial Issueとして発刊.国内外の研究機関へ配布し,解散.