<企画セッションのご案内>
企画セッション1:「Society5.0 時代の環境システム研究」 ■目的:国(内閣府)は、第5期科学技術基本計画において、IoT やAI、ロボット等の技術により社会の変⾰を起こす社会、すなわちSociety5.0 を⽬指すべき未来社会の姿として提唱している。国交省は、IoT・AI などの⾰新的な技術の現場導⼊や、3 次元データの活⽤などを進めることで建設⽣産システム全体の⽣産性向上を図ることを、i-Construction として推進している。環境省は、Society5.0 がもたらす技術・新たなビジネスにより、地域社会の諸課題を解決しながら地域の存⽴基盤を形成し地域循環共⽣圏を⽣み出すとして、両者の関係を整理している。このような中、環境システム委員会として、Society5.0 の活⽤による環境システム研究の今後の展開を議論する機会を設けたい。なお、環境研究総合推進費(3-1905)において、廃棄物処理・リサイクル分野への情報通信技術の適⽤可能性について研究を進めているので、そのメンバーを中⼼に企画セッションを組む予定であるが、公募も受け付ける。 ■企画者:松本 亨(北九州市立大学)
企画セッション2:「地域循環共⽣圏の構築に向けた環境システム研究とは?」 ■目的:2018 年に閣議決定された第五次環境基本計画において地域循環共⽣圏の理念が⼤きく打ち出された。低炭素社会・地域循環圏・⾃然共⽣圏を包含し、⾃⽴・分散型の地域社会を構築することで持続可能性に関する多課題の同時解決を⽬指したこの理念の実現は多くの地域にとってチャンスであると同時に課題も少なくない。環境システム研究は過去30 年以上にわたり、⼈間と環境との関係をシステム論のアプローチから捉え、持続可能性に向けた複雑な課題解決に資する研究を牽引してきたことから、地域循環共⽣圏の構築に⼤いに貢献することができるものと考えられる。本企画セッションでは地域循環共⽣圏に関連して現在進⾏しつつある研究を報告し、環境システム研究の可能性と今後の展開を議論することを⽬的とする。 ■企画者:五味 馨(国立環境研究所)
企画セッション3:「環境問題への実践的取組み」 ■目的:環境システム研究においては、現状の社会に起こっている各種の環境問題に対する対策を可能とする技術や仕組み作り及び評価技術の研究が重要と言えます。このためには実際に社会の問題に対応している第一線実務者の試行等を研究者と実務者が情報を共有して、今後の研究の方向性等を論議することが必要と考えます。 ■企画者:靏巻 峰夫(和歌山高専)
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