建設マネジメント委員会(委員長 加藤和彦)では、我が国の建設事業に係る公共調達のあり方について様々な観点から研究活動を行っておりますが、
2009年度より、この分野の各方面で行なわれている取り組みの情報共有を図り、PDCA活動を実践する場として「公共調達シンポジウム」を開催しています。
これは、建設事業を取り巻く環境、制度が大きく変化する中で、より効果的な公共調達の実現に向けて多様な取り組みが実施されるようになっている現状を踏まえ、
それらの情報交換(事例発表等)を通じて、Good Practiceの共有、課題の把握や今後の取り組みのあり方の模索を行うなど、学会がマネジメントセンターとしての役割を果たし、改善運動の深化と拡大に寄与しようとするものです。
つきましては、2022年度の公共調達シンポジウムを下記のとおり開催することといたしますので、積極的な事例の発表・登録と多数の参加をお願いします。
行 事 名:2022年度 建設マネジメント委員会 公共調達シンポジウム
主 催:土木学会 建設マネジメント委員会
日 時:2022年6月21日(火)10:30~17:00
場 所:オンラインおよび土木学会講堂
参 加 費:会員;4,000円,非会員;6,000円,学生・招待者;無料(資料代込み)
定 員:オンライン:400名、会場:30名
※感染拡大状況に応じて、開催形態・会場定員については変更する可能性がございます。予めご了承ください。
〇事例登録の詳細は、こちら
〇事例登録様式は、こちら
〇プログラムは、こちら
〇参加申込は、こちら ※オンライン参加と講堂参加の区分にご注意の上お申し込みをお願いいたします。
なお、本シンポジウムは「土木学会認定CPDプログラム」の対象となっております。(JSCE22-0664,5.4単位)
CPDの取得には行事への事前参加申込かつ事後設問の回答が必須になります。
【各 CPD システム利⽤者への対応について】
◆土木学会 CPD システム利⽤者様:今回は参加者ご自身による CPD システムへの「自己登録」をお願い致します。
◆建設系 CPD 協議会加盟団体 CPD システム利⽤者様:各団体のルールに沿って、CPD単位の申請をお願い致します。
※土木学会以外の団体に提出する場合の方法等は提出先団体に事前にご確認ください。土木学会で証明する単位が各団体のルールにより認められないことがあります。
土木学会 では他団体の運営する CPD 制度に関しては回答いたしかねます。
基調講演/事例発表資料
【基調講演】
インフラ DX に関わる取組について
国土交通省大臣官房 技術 調査課長 森戸 義貴
【事例発表】『インフラ分野のDXに資する調達制度』
(1)総合評価落札方式 の現状と生産性向上の取組評価の試行に向けて
国土技術政策総合研究所社会資本マネジメント研究室 主任研究官 星野 誠
(2)大樋橋西高架橋工事におけるECIの活用とCIMの取組
中国地方整備局岡山国道事務所 工務 課長 宮地 誠
(3)国内初となる災害現場における砂防堰堤自動化施工
鹿島建設関西支店 赤谷工事事務所 所長 江口 健治
(4)大河津分水路統合CIMモデル活用マネジメントの取組
大原技術設計部兼 DX 推進グループ 山井 壮志 、緒方 正剛
(5)関東地方整備局のフレームワークモデル工事の試行
関東地方整備局企画部 技術調査 課長 荒井 幸雄
(6)関東地方整備局における現場ニーズと技術シーズのマッチングの取組
関東地方整備局企画部 建設情報・施工高度化技術調整官 岩﨑 辰志
(7)建設事業における データマネジメントの課題と改善案
国土技術政策総合研究所社会資本マネジメント研究室 主任研究官 光谷 友樹
(8)プロセスから考えるプロジェクトマネジメントの利用
大林組本社 ビジネスイノベーション推進室 部長 杉浦 伸哉
(9)コンクリート構築工におけるDX技術:クラウド AI IoTの活用によるコンクリート製造~運搬~施工履歴と全数品質情報の自動取得・CIMへの統合 ―PRISMによる試行例
大成建設土木本部 土木技術部 専任部長 技術担当 大友 健
(10)デジタルツールをフル活用した現場管理の可視化・高度化
清水・竹中土木・熊谷・松尾特定建設工事共同企業体 作業所長 佐竹 省胤