建設マネジメント委員会(委員長 三百田敏夫)では、我が国の建設事業に係る公共調達のあり方について様々な観点から研究活動を行っておりますが、2009年度より、この分野の各方面で行なわれている取り組みの情報共有を図り、PDCA活動を実践する場として「公共調達シンポジウム」を開催しています。これは、建設事業を取り巻く環境、制度が大きく変化する中で、より効果的な公共調達の実現に向けて多様な取り組みが実施されるようになっている現状を踏まえ、それらの情報交換(事例発表等)を通じて、Good Practiceの共有、課題の把握や今後の取り組みのあり方の模索を行うなど、学会がマネジメントセンターとしての役割を果たし、改善運動の深化と拡大に寄与しようとするものです。
つきましては、2017年度の公共調達シンポジウムを下記のとおり開催することといたしますので、積極的な事例の発表・登録と多数の参加をお願いします。なお、本シンポジウムは「土木学会認定CPDプログラム」の対象となっております。
行事名:2017年度 建設マネジメント委員会 公共調達シンポジウム
主 催:土木学会 建設マネジメント委員会
日 時:2017年6月27日(火)10:30~17:30
場 所:土木学会講堂 新宿区四谷1丁目(外濠公園内)TEL 03-3355-3559
参加費:会員;4,000円,非会員;6,000円,学生・招待者;無料【学生証または招待状を提示】 (資料代込み)
定 員:120名(申込先着順)
○参加申込は、こちら
【基調講演】
「多様な入札契約制度の活用 ~技術力の効果的投入を目指して~」
東京大学大学院工学研究科 教授 小澤一雅
【事例発表】
(特定課題) 『新たな入札・契約方式』
(1)「熊本57号災害復旧 二重峠トンネル工事」における技術提案・交渉方式(ECIタイプ)による発注手続きについて
国土交通省九州地方整備局企画部技術管理課課長補佐 次郎丸 敬太
(2)一般的な規模の橋梁補修工事におけるECI方式の活用
国土交通省北陸地方整備局金沢河川国道事務所所長 富山 英範
(3)「設計段階から施工者のノウハウを活用する方式」(優先交渉権者技術協力方式)の導入
水戸市役所市民協働部体育施設整備課東町新体育館整備係係長 本田 順一
水戸市役所建設部建築課 第2係 建築技師 中澤 涼一
(4)高速道路リニューアルプロジェクト等の特性に応じた契約制度
東日本高速道路株式会社建設・技術本部技術・環境部技術管理課課長代理 門間 正挙
(5)首都高速道路の大規模更新工事における「技術提案審査・価格等交渉方式」の試行採用
首都高速道路株式会社プロジェクト部更新設計課課長代理 磯部 龍太郎
(6)府中市が進めるインフラマネジメントによる包括管理事業について
府中市都市整備部管理課 管理課長補佐(兼)インフラマネジメント担当副主幹 小林 茂
(7)愛知県有料道路コンセッション事業の実務的視点での紹介
愛知道路コンセッション株式会社道路運用部維持管理グループマネジャー 山本 和範
添付 | サイズ |
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シンポジウムの詳細.pdf | 70.05 KB |
シンポジウムプログラム.pdf | 273.23 KB |