【委員会名称】
「土木工事におけるGNSSの活用研究小委員会」
黒台昌弘(安藤ハザマ、小委員長)
佐田達典(日本大学、副小委員長)
岡本修(茨城工業高等専門学校、副小委員長)
【活動概要】
土木工事における調査・計測や測量、施工管理において、衛星測位による位置情報の重要性はこれまでも認識されてきた通りであり、環境調査のための携帯端末やMCなどの情報化施工機器にはGNSSセンサが組み込まれ、意識せずとも現在位置を把握できるようになってきました。
しかし、こういった便利な道具はその得失を知らずして利用すると大きな間違いを引き起こす可能性があり、測位の基本と応用方法を改めて学ぶ必要性が指摘されています。世界各国の測位衛星が受信できるマルチGNSS受信機の開発や新しい測位技術の研究が進められる中、準天頂衛星みちびき2号機が6月1日に打ち上げられるなど、土木工事にとっても新しい測位技術を導入する機運も高まっています。
そこで、本小委員会では、次のような内容で活動することといたしました。
①準天頂衛星みちびきの活用案の検討 ②世界各国のGNSS測位技術の調査
③土木工事での活用の実態調査 ④土木工事現場におけるGNSS運用ガイドラインの作成