メインコンテンツに移動
土木学会 2024年度会長プロジェクト 土木学会の風景を描くプロジェクト 土木学会
2024年度会長プロジェクト 土木学会の風景を描くプロジェクト

メインメニュー

  • 令和6年度会長室
  • 委員会サイト
  • 土木学会ホーム

土木学会の風景を描くプロジェクト メニュー

  • ホーム
    • 交流の風景PJ
      • 会員名刺デザイン
      • D&I行動宣言フォロー
      • クマジロウの教えてドボコン
    • ひろがる仕事の風景PJ
      • ひろがるインフラ
      • 仕事の風景探訪
      • D&Iカフェトーク
    • 学会のDX PJ

関連ページ

  • D&I行動宣言
  • DEI推進委員会
  • 土木学会tv|2024年度会長特別プロジェクト
  • 土木学会公式note|土木学会の風景を描くプロジェクト
  • 土木学会tv|D&Iカフェトーク
  • 土木学会tv|クマジロウの教えてドボコン!
  • 土木学会公式note|仕事の風景探訪
  • 土木学会tv|橋のある風景...そこに愛はあるのか...

現在地

ホーム

仕事の風景探訪|ニュースレターVol.9

投稿者:仕事の風景探訪WG 投稿日時:金, 2025-06-27 09:04

駅前で多治見独自の顔づくり 集客広場×用水再生の収束から生まれた居場所【予告記事】

【支部名】中部支部
【事例キーワード】
①技術のチカラ、 ②デザインのチカラ、 ③自然のチカラ、 ④コミュニティのチカラ、 ⑤記憶のチカラ

名古屋市立大学大学院の大野暁彦です。今回は中部からのご案内です。
今やさまざまに創意工夫された駅前空間が登場していますが、今回ご紹介する駅前空間には、用水路が引き込まれています。駅を降りて自由通路から降りると水音が感じられ、日本の中でも有数の酷暑のまちとは思えない玄関口です。四角い広場の中の水は池のような広い水面があるのではなく、細い水路がぐるぐるとまるで渦を巻いているかのように流れており、その間を園路で抜けていくような構成になっています。広い静かな水面の代わりに、流れのある水路が巡り、水音があちこちから聞こえます。水路沿いに展開する小さなテラスは適度な距離感で配置され、いつもたくさんの人が各々で気ままに過ごし長居している姿があります。このように地域の方々に親しまれている様子もまた魅力的です。全体的に掘り込んだサンクン形式の広場ということもあり、駅前でありながらみどりと水路に囲われた落ち着いて過ごせる空間が広がっています。高低差は階段やスロープだけでなく家具としても取り込まれ、1つのテラスの中でも多様な居場所が見られます。
 
このように大きなランドフォームの設定から水の動き、そして家具といったデザインに至るまで緻密に設計されています。私自身は大学の講義で1年生に必ず見学にいくように促し、私自身も学生とともに何度も訪れ、これでもかというぐらいあちこちを測ったり観察して学んできた場でもあります。今回はそんな綿密に設計された空間の完成に至るまでのプロセスからみていきます。
 
今回のライターさんは、茂木俊輔さんです。今回の取材で、このプロジェクトの背景にあるさまざまなドラマが浮かび上がってきました。ご期待いただければと思います。
 


写真1 段差を活かし床の高さやボリュームをコントロールすることで多様な居場所が生まれている(2016年)


写真2 周辺より掘り下げられ緑の中にどっぷり浸かれる(2025年)

新着・お知らせ
2024会長PJ-ひろがる仕事の風景プロジェクト
仕事の風景探訪WG

(c)Japan Society of Civil Engineers