歴史の謎はインフラで解ける 教養としての土木学
歴史、文化、社会、経済を動かす 壮大なエネルギーはなぜ生まれたのか
「土木」を知らなければ、歴史も未来もわからない
平成29年度会長特別委員会「安寧の公共学懇談会」では、土木とは何か、そして土木はどうあるべきかについて、この一年間議論を続けてきました。この議論の成果も踏まえた、懇談会委員による著書「歴史の謎はインフラで解ける 教養としての土木学」(大石久和・藤井聡編著、産経新聞出版社)が、5月26日に発刊となります。
本書では、土木がつくったインフラの基盤の上に私たちの社会が成り立っており、土木がなければ歴史、文化、社会、経済を動かす壮大なエネルギーが生まれなかったことを、歴史トピックスを紐解き解説しています。ぜひご購入、ご一読ください。
■ 歴史の謎はインフラで解ける 教養としての土木学
大石久和・藤井聡編著、産経新聞出版社、四六判並製 / 216ページ、1,620円(税込)
■ 収録トピックス(一部)
●ローマ文明を築いたのは「水道」だった
●なぜ京都は「千年の都」になったのか
●信長の天下統一には土木の力が働いていた
●幕府を倒したのは物流システムだった
●アメリカの歴史を変えたニューディール政策
桶狭間の戦い以降、織田信長は姉川の戦いや長篠の戦い、甲州征伐と破竹の勢いで天下統一の階段を駆け上っていった。
無論、それだけの戦を戦い抜くためには兵力が必要であり、その兵力を支える経済力が必要不可欠であった。そしてそんな信長の経済力を支えた基盤こそ、先に触れた織田家の土木を通して農業生産性が向上した尾張の大地であったのだが、それとは異なるもう一つの重要な要素があった。
それが信長によって徹底的に進められた「道路」についての土木政策であった。(本書より)
■土木学会会員向け特別価格販売
会員の方は特価販売で販売いたします。
会員特価:1,460円(税込)
期間限定特価:1,300円(税込)(20冊以上ご注文の方に限り、2018年7月末までの期間限定)
(定価:1,620円(税込))
添付の図書購入注文表によりお問い合わせ下さい。
■ 書籍「歴史の謎はインフラで解ける 教養としての土木学」出版記念講演会
出版記念講演会を下記の通り開催しますので、ぜひご参加下さい。
日時:2018年6月25日(月)18~20時
場所:土木学会講堂
プログラムと講演者:
1. 歴史学に空いた穴・・理系の視点から (土木学会会長 大石 久和)
2. アメリカの歴史を変えたニューディール政策 (懇談会座長 / 筑波大学名誉教授 石田 東生 氏)
3. 歴史を動かすメイン・エンジン~ローマ帝国のインフラ (懇談会オブザーバー / 日本橋梁建設協会専務理事 吉崎 収 氏)
4. 文化も歴史も社会も経済もすべて土木がつくっている ~京都、奈良から戦国時代、近代・現代日本まで~(懇談会委員 / 京都大学教授 藤井聡 氏)
※講演会詳細、参加申し込みは下記サイトをご参照下さい。
http://committees.jsce.or.jp/chair/node/18
■ 問合せ先:
公益社団法人 土木学会
(書籍販売に関するお問い合わせ)
出版事業課 書籍販売係
E-Mail: pub@jsce.or.jp
TEL: 03-3355-3445
(出版記念講演会に関するお問い合わせ)
会員・企画課 湯浅 岳史
E-Mail: yuasa@jsce.or.jp
TEL: 03-3355-3435
添付 | サイズ |
---|---|
書籍チラシ+.pdf | 1.35 MB |