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土木学会・第62回イブニングシアターのお知らせ

-東北特集- 

今回のイブニングシアターは、東日本大地震の発生した東北地域を力づけるために「東北特集」と題して東北に関係する作品を上映し、土木技術者や一般市民の方に土木事業に対する認識や防災意識を高めていただくことを目的に上映会を実施いたします。

  • 終了いたしました。
  • アンケートは<こちら>からお願い致します。

  • 平成23年10月12日(水)
    開場:17:30
    開演:18:00(2時間を予定)
  • 四谷・土木学会講堂  地図
     
  •  ポスター(pdf 360KB)




 【上映作品】

 

1.仙台空港PPC版敷設 ―新形式ジョイント工法を用いた―
土木学会選定
2000年 27分
2. 東北新幹線 岩手一戸トンネル 世界最長陸上トンネルに挑む  土木学会平成12年度技術賞受賞 2003年 31分
3.復刻版 北上川
土木学会選定
1950年 37分
 

 


 1.土木学会選定映像 

「仙台空港PPC版敷設 -新形式ジョイント工法を用いた-」

 企画:塩釜港湾空港工事事務所 制作:(株)東北記録映画社 2000年 27分 

 同作品より

 仙台空港エプロン誘導路のコンクリート舗装は、スピーディーに工事を行う必要からPPC版、パリットスラブ、枕版の工場製作から、搬送、敷設までの全工程を隈なく記録した。とくにPPC版の接合に当たって、日本で初めて採用されたPCジョイントの施工をクローズアップ。随所にアニメーションを使用し、新工法の立体的な解説につとめた。

 2.土木図書館映像ライブラリー 土木学会技術賞受賞

「東北新幹線 岩手一戸トンネル 世界最長陸上トンネルに挑む」 

企画:日本鉄道建設公団盛岡支社 制作:HBCフレックス 2003年 31分

 

同作品より

 岩手一戸トンネルは、東北新幹線盛岡・八戸間の中間に位置する延長25.8km、掘削断面70~85㎡のトンネルで、陸上トンネルとしては世界最長である。トンネルの地質は大部分が中・古生層の粘板岩、花崗閃緑岩などで形成されているが、中間部約5km間は新第三紀の凝灰岩で、モンモリロナイトを含む国内有数の膨圧区間である。
 本工事は、長大トンネルにおける建設費の低減と工期短縮を考慮して工区分割を行い、それぞれの地質に応じた掘削方式を採用するとともに、事前調査の成果を十分に生かし、技術開発及び最新技術を取り入れながら施工した。
 特に膨圧区間においては、初期変位量から最終変位量を予測し最適な支保及び補助工法を選定する管理基準を定めることで、効率的・経済的な施工を行い、所定の工期内で無事完了させた。
 この成果は、今後の山岳トンネル施工に有効に活用できるものであり、経済的かつ安全な施工方法の確立に大いに寄与するものであり、土木学会技術賞に値するものと認められた。(平成12年度土木学会賞受賞理由書より)

 

 

3.土木学会選定映像

「復刻版 北上川」 

企画:岩手県水害復興会議 監督:上野耕三 制作:日本映画社  1950年 37分 

 

同作品より

 40年前に製作されたこの映画は,長らく建設省岩手工事事務所の倉庫に眠っていたが,最近になって原版が発見され復刻版としてよみがえったもの.その内容には今も見るべきものがあり,極めて貴重な作品といえる.
 北上川は昭和22年,23年に4回も大洪水を起こし,700余の命を奪うという大災害をもたらした.美しい北上川は戦時中,全く放置され治水工事が行われなかった.
 この洪水の原因は何か.子供たちが作ったと思われる流域模型を利用して整然と解説される.上流域山林の乱伐,蛇行する流れ,岩山でせばめられた流路で水が逆流し,一関市が水びたしとなった.戦後の予算不足で復旧工事もままならない. 人々は貧困生活の中で石だらけの畑を復興しようと汗を流す.ようやく国も動いて堤防改修工事が進む.しかし,工事を横目に人々は家財を避難させ,小舟を用意する.この工事には当時としては最大級の蒸
気エンジンの掘削機が活躍する珍しい場面もある.
 記録映画では,現地録音すら容易でなかった当時の困難を超え,理にかなった構成と力強いカメラワークに支えられて見ごたえある作品となっている.そして,治水には科学的対応が欠かせないこと,「治水はすなわち国を治めること」の言葉通り,いかに治水が重要かを,ちくり政治批判も交えて強烈に訴えようとした映画製作者の意気込みが,いまでも観る者に伝わってくる.

 当時のすさまじい惨状を見るだけでも映像の力を改めて痛感する. (堤哲朗:土木学会誌1990年10月号p.56)


 

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