土木学会水工学委員会環境水理部会では毎年恒例の研究集会を奄美大島にて開催します。土木学会水工学委員会環境水理部会メンバーをはじめ水圏環境に関心のある研究者・技術者で現地を訪問し、今後の治水・利水・環境の観点からの河川整備、さらに、沿岸海域を含めた流域管理の在り方、学会としての貢献の在り方について考えたいと思います。研究集会では、普段論文にまとめにくいような内容も含めて発表を広く募集いたします。是非ご参加ください。ご参加に際し、環境水理部会委員である必要はございませんので奮ってご参加ください。
1. 日 時
現地見学会: 5月23日(木)11:30~17:30
研究発表会: 5月24日(金)09:00~15:30
2. 開催場所
現地見学会:住用川河口マングローブ干潟(黒潮の森マングローブパーク)
奄美大島世界遺産センター(鹿児島県奄美市住用町石原478)
研究発表会:鹿児島大学国際島嶼教育研究センター奄美分室(鹿児島県奄美市名瀬港町15-1 奄美群島大島紬会館6階)
3. 申し込み方法 → 参加申し込みは終了しました。
現在、参加人数・発表者数を把握するための事前申込(仮登録)を行っております(5月1日(水)17時まで)。
こちらの申込フォームよりお申し込みください。
※発表予定者は必ず事前申込をお願いいたします。
※後日別途、土木学会行事申込ページからの参加申込み(本登録)、発表要旨の提出先をご案内いたします。
現在、参加申込(本登録)を受付中です(5月15日(水)12時まで)。
土木学会行事申込ページ(「環境水理」で検索すると申込ページにアクセスできます)よりお申込みください。
4. 内容・スケジュール
5月23日(木)現地見学会
集合: 11:30 奄美空港到着ゲート前,観光バスにて移動
12:00 昼食(けいはん ひさ倉,~12:45)
13:00 現地見学会(天候により訪問順が変わります)
役勝川・リュウキュウアユ産卵場
黒潮の森マングローブパーク
奄美大島世界遺産センター(←休館日)
カヌー乗船によるマングローブおよび干潟環境観察
※ ライフジャケットは施設に用意があります。着替えはご持参ください。
※ 悪天候でカヌー乗船不可の場合は奄美パークの見学となります。
17:30 ウエストコート奄美I着 各自ホテルへチェックイン(18:15 同ホテル前集合)
18:30 懇親会
5月24日(金)研究集会
集合: 09:00 鹿児島大学国際島嶼教育研究センター奄美分室(8:30 開場予定)
09:00 開会の挨拶
09:05 セッション1…15分×6講演(休憩10:35~10:40)
10:40 特別講演|阿部 愼太郎 様
環境省沖縄奄美自然環境事務所奄美群島国立公園管理事務所
「奄美大島の自然と世界自然遺産登録への道のりと課題(仮)」
11:40 昼食 (~12:20)
12:20 セッション2…15分×6講演(休憩13:50~13:55)
13:55 セッション3…15分×6講演
15:25 閉会の挨拶,解散
16:15 空港行バス発(名瀬郵便局,17:05奄美空港着)
【5月24日 研究集会 プログラム(5月22日更新)】 ※ 発表順や要旨等の変更・差替えの可能性あり
開会の挨拶 09:00-09:05 | ||||
セッション1
09:05-10:35 |
発表者 | 所属 | タイトル/要旨 | 連名者 |
厳島怜 | 九州工業大学 | 日本列島の河川汽水域における水温の変化傾向とその要因 | 大槻順朗, 佐藤辰郎 | |
細川真也 | 港湾空港技術研究所 | 沿岸魚類相の環境DNAによる把握 | ||
滝山路人 | 山口大学 | 環境DNAを用いた魚類多様性及び魚類生息適地マップの作成 | 赤松良久, 宮園誠二, 中尾遼平 | |
笠原太一 | 東京農工大学 | 石垣島宮良川の淡水魚類の生息環境評価 | 福田信二 | |
大槻順朗 | 山梨大学 | 奄美大島におけるリュウキュウアユ保全のための研究 | ||
休憩 10:35-10:40 | ||||
特別講演 10:40-11:40 |
発表者 | 所属 | タイトル/要旨 | 連名者 |
阿部愼太郎 | 環境省沖縄奄美自然環境事務所奄美群島国立公園管理事務所 | 奄美大島の自然と世界自然遺産登録への道のりと課題(仮) | ||
昼食 11:40-12:20 | ||||
セッション2
12:20-13:50 |
発表者 | 所属 | タイトル/要旨 | 連名者 |
福丸大智 | 優秀発表賞 山口大学 |
深層学習を用いた中国地方一級水系における河川水温予測モデルの高度化に関する検討 | 赤松良久 | |
赤星怜 | 国立環境研究所 | SOMを用いた有明海・八代海の海水交換特性に関する一考察 | 東博紀 | |
大中臨 | 山口大学 | 機械学習を用いた画像解析による効率的な河床粒度分布計測に関する基礎的検討について | ||
小林隼 | 香川大学 | 高松市内を流れる御坊川を浮遊する夏季のプラスチックごみの実態調査 | 石塚正秀, 三宅壮太, 山本高広 | |
真嵜寛太 | 香川大学 | 高松市東部の海域におけるプラスチックごみの実態調査 | 石塚正秀, 齋藤祥吾, 多田邦尚, 一見和彦, 中國正寿 | |
古畑岳 | 東京都立大学 | 砂浜におけるマイクロプラスチックの動態予測を目的とした固液連成解析 | 新谷哲也 | |
休憩 13:50-13:55 | ||||
セッション3
13:55-15:25 |
発表者 | 所属 | タイトル/要旨 | 連名者 |
中山恵介 | 神戸大学 | Freshwater Carbonと計算・シミュレーション技術 | ||
笠原豪 | 東京都立大学 | 扁平格子を用いた格子ボルツマン法による流体解析 | 新谷哲也 | |
山西威毅 | 九州工業大学 | 非静水圧水深積分1次元洪水流モデルのダム破壊流れへの適用 | 重枝未玲 | |
大野峻聖 | 優秀発表賞 京都大学 |
不均質な堤体材料と堤外の流れを考慮した越流破堤実験 | ||
古里栄一 | 水資源環境工学研究所 | 混合水深評価手法の現状と課題 | ||
閉会の挨拶・解散 15:25-15:30 |
5. 参加費(*人数により多少前後する可能性があります)
本会終了後に土木学会から請求書が届きますので、そちらに従ってお支払いをお願いします。
予定: 6~9千円程度(会場費,観光バス,マングローブパーク施設使用料・案内料、管理費を含む)
※ 懇親会費は別途現地にて頂戴します。
6. 研究会までの日程・締め切り
事前申込期間:4月10日(水)~5月1日(水)17時まで
参加申込締切:5月15日(水)12時まで
発表要旨締切:5月20日(木)18時まで(後日、発表者に投稿先をお知らせいたします。)
7. 問い合わせ(事務局)
研究集会 幹事 山梨大学 大槻順朗 kotsuki@yamanashi.ac.jp
環境水理部会 幹事 北見工業大学 吉川泰弘 yoshi@mail.kitami-it.ac.jp
環境水理部会 幹事 国立環境研究所 東博紀 higashi@nies.go.jp
8. その他
本研究集会は令和6年度奄美満喫ツアー助成事業(旅行支援事業)を申請予定です。
※本会は土木学会継続教育(CPD)プログラムに認定されています。単位数は以下のとおりです。
現地見学会(JSCE24-0517) 2.5単位
研究集会 (JSCE24-0516) 5.5単位
添付 | サイズ |
---|---|
1-1_厳島怜.pdf | 622.35 KB |
1-3_細川真也.pdf | 401.48 KB |
1-4_滝山路人.pdf | 436.62 KB |
1-5_笠原太一.pdf | 539.16 KB |
1-6_大槻順朗.pdf | 475.51 KB |
2-1_福丸大智.pdf | 643.36 KB |
2-2_赤星怜.pdf | 1.11 MB |
2-3_大中臨.pdf | 324.18 KB |
2-4_小林隼.pdf | 782.31 KB |
2-5_真嵜寛太.pdf | 692.48 KB |
2-6_古畑岳.pdf | 417.02 KB |
3-1_中山恵介.pdf | 297.41 KB |
3-2_笠原豪.pdf | 991.74 KB |
3-3_山西威毅.pdf | 580.33 KB |
3-4_大野峻聖.pdf | 392.59 KB |
3-5_古里栄一.pdf | 124.64 KB |