「2024年度・河川技術に関するシンポジウム ―新しい河川整備・管理の理念とそれを支援する河川技術に関するシンポジウム」の開催と「河川技術論文集第29巻」の発行
シンポジウムは2024年6月20日・21日に土木学会/オンラインのハイブリッドにて開催されました。(特設サイト)
●河川技術論文集第30巻
J-STAGEにて公開しています。(公開ページ)
●報告:オーガナイズドーセッション(OS)
OS1:「水災害対策の成長戦略 ~気候変動に対して求められる河川技術~」
- 主旨説明
- 基調講演(1)「個人・企業の防災行動のジブンゴト化に向けて」河川情報センター 池内幸司氏
- 基調講演(2)「流域治水とカーボンニュートラルに貢献する流域内の貯留施設の運用高度化」京都大学 角哲也先生
- 研究紹介(1)「気候変動による非超過確率1/10の渇水流量の発生頻度の変化の計算 〜今後の政策や調査研究の深化・加速化に向けて〜」国総研 西村宗倫氏
- 研究紹介(2)「気候変動による計画規模降雨のピーク流量増加と降雨波形変化の関係 -茨城県内主要河川を対象として-」三井共同建設コンサルタント株式会社 阿部紫織氏
- 研究紹介(3)「河川整備における最低便益の最適化のための基本的な考え方 ―B/Cから最適停止問題としてのB-Cへ―」中央大学研究開発機構 山田正先生
- 全体討論
OS2:「発展した数値解析技術が河道計画や設計に組み込まれるために何が必要か?」
- 主旨説明
- 話題提供(1)「直轄事業の2D,Q3D等の適用実態と課題」国総研 田端幸輔氏
- 話題提供(2)「石礫床河川の砂州掘削後の河床変動予測における平面二次元計算の活用方法」岐阜大学 原田守啓先生
- 話題提供(3)「実務の視点から見た数値解析技術導入における課題と今後の展望」建設コンサルタント協会 中村謙一氏
- 話題提供(4)「準三次元解析による河道設計の高度化~大河津分水路改修事業を例に~」 中央大学研究開発機構 竹村吉晴先生
- 話題提供(5)「豪雨災害多発時代の流域治水へのパラダイムシフトとその実装化に対応した河川技術のパラダイムシフトに向けて」中央大学研究開発機構 福岡捷二先生
- 全体討論
OS3:「治水と環境の調和した河道管理のための河川技術と現場実装」
- 主旨説明
- 話題提供(1)「河道内植生動態モデルの課題と展望‐生物多様性の予測・評価を行うための技術提案‐」名古屋工業大学 萱場祐一先生
- 話題提供(2)「実用的に植生消長過程を考慮した平面二次元河床変動解析モデルの改良と効果検証」パシフィックコンサルタンツ株式会社 松下晃生氏
- 話題提供(3)「点群データを用いた瀬・淵の定量的な抽出に向けた基礎的検討」リバーフロント研究所 森本洋一氏
- 話題提供(4)「耳川水系ダム通砂によるアユ産卵環境への効果の推定」九州大学附属水産実験所 井原高志氏
- 論点整理 土木研究所 中村圭吾氏
- 全体討論
●シンポジウムプログラム
●開催案内・論文募集
●一般課題募集テーマの説明
「2023年度・河川技術に関するシンポジウム ―新しい河川整備・管理の理念とそれを支援する河川技術に関するシンポジウム」の開催と「河川技術論文集第29巻」の発行
シンポジウムは2023年6月22日・23日にオンライン(関係者のみ土木学会講堂)にて開催されました。(特設サイト)
●河川技術論文集第29巻
J-STAGEにて公開しています。(公開ページ)
●報告:オーガナイズドーセッション(OS)
OS1:「流域治水が駆動する技術・研究の発展と社会実装の加速~歴史的な洪水となった令和2年7月球磨川水害からまなぶ~」
OS2:「流域治水が駆動する技術・研究の発展と社会実装の加速~流域治水の実践と求められる技術:持続可能な社会の発展に河川技術はどう貢献するか?~」
OS3:「河道管理、計画、設計における数値計算の課題と方向性」
●2023年 河川技術に関するシンポジウム 優秀発表者賞 受賞者
R1-14
題目 : 河川流・氾濫流一体解析による令和2年球磨川水害における建物流失率の検討
発表者 : 東京理科大学 柏田仁
R2-3
題目 : 国内外の河川流・氾濫流解析モデルのレビュー ~3次元モデルに着目して~
発表者 : 東京理科大学 二瓶泰雄
R3-17
題目 : 深層学習を用いたリアルタイム河川水位予測システムの開発と山口県全域への適用
発表者 : 山口大学大学院 福丸大智
R4-13
題目 : 横断遮蔽物による河床洗掘現象を表現できる実用的数値解析手法の提案
発表者 : 阿南高専 長田健吾
R5-6
題目 : 蛇行する低水路を有する複断面河道における洪水流の流下機構と河道内被災の分析と対策―令和2年7月球磨川洪水を例として―
発表者 : 中央大学研究開発機構 後藤岳久
R6-11
題目 : 河道内の樹林化予測モデルの開発と予防保全の考え方にもとづく樹木管理への活用方策の検討 ~庄内川を事例として~
発表者 : 株式会社建設環境研究所 小田洋平
R7-10
題目 : Fault Tree 図と流況計算を活用した複断面河道における侵食・洗掘による破堤危険性評価の提案
発表者 : パシフィックコンサルタンツ㈱ 坂野アイカ
●シンポジウムプログラム
●開催案内・論文募集