第90回環境システムシンポジウム

　「2050年カーボンニュートラル」の実現に向けて、土木・インフラ分野においても脱炭素化に向けた取組が進められています。特に、建築分野において取組が先行していますが、今後は土木分野においても、土木構造物の設計から解体までの全段階で排出されるCO2、すなわちホールライフカーボンの削減が求められます。
　本シンポジウムでは、土木分野のライフサイクルにおけるCO2（ホールライフカーボン）削減を目指し、最新の国の施策動向やホールライフカーボンの算定・評価手法、具体的な取り組みや課題、解決策を共有するとともに、さらなる導入拡大に向けた議論へと深めます。

 

●主催　　公益社団法人土木学会（担当：環境システム委員会）
●共催　　一般社団法人日本環境アセスメント協会
●日時　　令和8年1月16日（金）　13:30～16:30
●会場　　オンライン（Zoomウェビナー）
●参加費　無料
●定員　　500名
●プログラム（講演題目，発表者は予定です。都合により変更する場合がありますがご了承ください）
　13：30～13：35　開会挨拶　土木学会環境システム委員会
　13：35～14：00　建築物ライフサイクルカーボン削減に向けた法制度検討状況
　　　伊香賀　俊治（慶應義塾大学 名誉教授）
　14：00～14：20　土木分野におけるホールライフカーボン削減に向けた取組
　　　富田　興二（国土交通省 国土技術政策総合研究所 社会資本マネジメント研究センター 建設経済・環境研究室 室長）
　14：20～14：40　港湾分野における取組
　　　中村　菫（港湾空港技術研究所 構造研究領域 構造新技術グループ 主任研究官）
　14：40～15：00　道路分野における取組
　　　櫻井　健一郎（中日本高速道路株式会社 技術本部環境・技術企画部 環境・技術企画課長 兼 総務本部総務部法務課担当課長）
　15：00～15：20　土木・インフラ分野におけるCO2削減に向けた取組事例
　　　永尾　謙太郎（清水建設株式会社 土木技術本部 プロジェクト技術部）
　15：20～15：25　（休憩）
　15：25～16：25　総合討議「土木分野のライフサイクルにおけるCO2（ホールライフカーボン）削減に向けて」
　　　ファシリテーター：松本　亨（北九州市立大学 教授）
　16：25～16：30　閉会挨拶　日本環境アセスメント協会

●申込方法
　土木学会ホームページ（http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp）より専用フォームにてお申込下さい。申込みが完了すると確認メールが届きます。申し込み完了メールは必ず確認してください。
●参加方法
　開催日前日までにウェビナーへの参加URLとPWDを記入したメールをお送りします。開催時間に合わせて入室してください。
●申込締切
1月14日（水）17:00
●問い合わせ（内容等）：株式会社エックス都市研究所 政策研究部門　山口直久
　　　　　　　　　　　　E-mail：yamaguchi"at"exri.co.jp ※atを@に変更してください
●CPD：このシンポジウムは土木学会認定CPDプログラムです。（手続き中）
　CPDの取得には行事への事前申込かつ事後設問（申込者のみ後日案内）の回答が必須になります。
●各CPDシステム利用者への対応について
・土木学会CPDシステム利用者様：今回は参加者ご自身によるCPDシステムへの「自己登録」をお願い致します。
・建設系CPD協議会加盟団体CPDシステム利用者様：各団体のルールに沿って、CPD単位の申請をお願い致します。
※土木学会以外の団体に提出する場合の方法等は提出先団体に事前にご確認ください。
　土木学会で証明する単位が各団体のルールにより認められないことがあります。土木学会では他団体の運営するCPD制度に関しては回答いたしかねます。