『環境工学と農業分野の連携による資源・エネルギー循環』
開催期日: 2020 年 12 月 10 日(木)15:00〜17:00
会 場: Zoom によるオンライン開催(https://us02web.zoo
参加登録料:無料
参加申込: 土木学会の行事参加申込ページ(http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp)より参加登録してください。
当日は上記Zoomリンクよりご入場ください。
開催趣旨:
下水道によって地域の水,有機物,窒素リンの栄養塩などの資源が下水処理場に集積され,下水処理 場から排出される下水汚泥や下水処理水には,これらの農業に利用可能な資源が豊富に含まれている。 これらの下水道資源(再生水、汚泥肥料、熱・二酸化炭素等)を農作物の栽培等に有効利用し、農業等 の生産性向上に貢献する取組「BISTROビストロ下水道」を国土交通省で現在推進している。また,下水処理場では下水汚泥のメタン発酵によるバイオマスエネルギー回収が行われてきたが,農業廃 棄物を合わせて発酵することで地域のバイオマス資源のエネルギー転換拠点としても注目されている。
本シンポジウムでは,地域の資源・エネルギー循環を目指した下水道と農業分野の連携に関する最新 の事例を紹介するとともに,今後の展開についてパネルディスカッションを通じて議論する。
プログラム:
1. 趣旨説明(金沢大学・本多 了)
2. 各分野における取り組み紹介【招待講演】
> 国交省における取り組み(国土交通省下水道部・村岡正季)【講演資料】
> 農業廃棄物と汚泥の混合消化に関する B-DASH プロジェクト紹介(鳥取環境大学・戸苅丈仁)【講演資料】
> 下水処理水を用いた飼料用米栽培で目指す地域の食・資源・経済の循環(山形大学・渡部 徹)【講演資料】
>町田市剪定枝資源化センターの取り組み(町田市環境資源部資源循環課・滝 秀、高野 勇)【講演資料】
3. パネルディスカッション「環境工学と農業分野の連携推進におけるボトルネックと今後の展望」
問い合わせ先:
本多 了(金沢大学 理工研究域 地球社会基盤学系) Email: rhonda@se.kanazawa-u.ac.jp
第 57 回環境工学研究フォーラムの詳細については(公社)土木学会環境工学委員会のウェブサイトをご 覧ください。http://committees.jsce.or.jp/eec/ |