インフラオープンデータ・ビックデータ利活用ワークショップ開催のお知らせ
社会インフラ、例えば道路、河川、都市、上下水道、住宅、港湾、バス、鉄道、あるいは土木工事そのものや国土、地形、気象、防災等についてもデータはとくに実務の現場を中心に、徐々には増えているものの、まだまだ、データをフル活用して少しでもインフラにおける生産性の向上に至る事例は多くありません。そこで、土木学会土木情報学委員会に2016年6月から設置された「インフラオープンデータ・ビックデータ研究小委員会(委員長:関本義秀・東京大学生産技術研究所准教授)」では、教員・学生・産官含め、全国の学会活動に関わるインフラオープンデータ・ビックデータに関する認知を向上し、裾野を広げるためのデータの技術的な検討を行っています。
本企画は、小委員会における本年度の検討を経て、データ利活用に関する話題提供とデータ活用実習(ハンズオン)、さらにはデータ利活用に向けたグループ討議(アイデアソン)を兼ねた半日のワークショップとして実施するものです。土木情報学に関連する方々を始め、広くお誘い合わせの上ぜひご参加下さい。
日時 平成28年12月15日(木) 13:00~18:00
場所 東京大学駒場第Ⅱキャンパス(生産技術研究所内)As棟3階 中セミナー室4ほか
http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/access/access.html (駒場第Ⅱキャンパスへのアクセス)
http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/access/campusmap.html (キャンパス内配置図)
主催 土木学会土木情報学委員会インフラオープンデータ・ビックデータ研究小委員会
次第
13:00-13:05 開会挨拶
土木学会土木情報学委員会・委員長/清水建設・福森浩史
13:05-13:20 小委員会の活動紹介
小委員会委員長/東京大学生産技術研究所准教授・関本義秀
【第1部:土木情報学におけるインフラオープンビッグデータの利活用とユースケース紹介】
13:20-13:40 活動報告「NEXCO・橋梁点検帳票データ」
NEXCO東日本・津田剛彦氏
大日本コンサルタント株式会社・徳永貴士氏
13:40-14:00 活動報告「静岡県・道路空間三次元ポイントクラウドデータ」
静岡県交通基盤部建設支援局・杉本直也氏
朝日航洋株式会社・大伴真吾氏
14:00-14:20 活動報告「国土交通省・河川流域UAV撮影データ」
国土交通省九州地方整備局企画部情報通信技術課調整係長・南竹知己氏
14:20-14:40 活動報告「国土交通省港湾局・貨物流動量調査等の統計データ」
国土交通省・牧野武人氏
東京大学空間情報科学研究センター・西沢明氏
14:40-15:00 活動報告「GeoNames.jpとインフラオープンデータ」
インディゴ株式会社・高橋陽一氏
川田テクノシステム株式会社・福田達也氏
(休憩10分)
【第2部:データ活用に向けたデータ分析実習(チュートリアル)】
15:00-16:30 1グループ5人程度に分かれて、第1部で紹介したデータ等による分析実習を行います.
グループ①:空間データを用いたインフラ維持管理分析(徳永・伊藤・嘉山)
(NEXCO提供橋梁データ等:QGIS2.14)
グループ②:帳票データを用いたOD分析(西沢・大伴)
(国交省港湾局貨物流動量調査統計データ等:QGIS2.14)
グループ③:3次元/UAV撮影データを用いた視覚化(王寺・山本・佐藤・久保寺・小林)
(静岡県ポイントクラウド道路データ・国土交通省UAV撮影データ:PhotoScan)
グループ④:Webデータ・オープンデータによる情報連携(福田・高橋)
(GeoNames.jp・静岡県オープンデータなど:Excel(2013以上)、PowerBI Desktop)
【第3部:データ活用のためのグループ討議とアイデア創出(アイデアソン)】
16:30-17:20 テーマ「インフラデータを社会に役立たせる方法を考える」
※第2部で参加したテーブル単位で、データを使ったアプリケーションのスケッチや、
他のデータと組み合わせたソリューションについてまとめます。
ファシリテーター:日本工営株式会社・伊藤顕子/東京大学CSIS・瀬戸寿一
グループ①:テーブルリーダー:津田
グループ②:テーブルリーダー:牧野
グループ③:テーブルリーダー:杉本・小林
グループ④:テーブルリーダー:高橋
(休憩10分)
17:30-17:50 本日のまとめ
17:50-18:00 閉会挨拶
小委員会副委員長・東京都市大学工学部都市工学科准教授・今井龍一
注意事項
※内容は急の事態等で変更になることがあります。予めご了承下さい。
※参加費:無料(定員50名)で原則全編を通した参加できる方が対象となります。
※第2部はPCを使った講習になります。
操作実習ではインストール作業の時間は取らない予定です。
参加者の方は各自持参頂くとともに希望するテーマで扱うアプリケーションを
予めインストールいただいた上でご来場下さい。
※本ワークショップで貸与するデータのうちオープンデータ以外のものは、
データライセンス上ワークショップでの利用に限って利用が認められています。
原データはワークショップ終了時点で消去をお願いします。
お申込み
本イベントは、終了しました。
土木学会継続教育(CPD)プログラム
本イベントは、土木学会 継続教育(CPD)プログラムの認定を受けています(認定番号:JSCE16-1212、単位数 :4.7単位)。
以 上
添付 | サイズ |
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ワークショッププログラム | 140.29 KB |
行事報告 | 298.54 KB |
活動報告_01_NEXCO東日本のインフラデータ.pdf | 1.37 MB |
活動報告_02_空間データを用いたインフラ分析.pdf | 2.42 MB |
活動報告_03_静岡県・道路空間3次元ポイントクラウドデータ.pdf | 6.92 MB |
活動報告_04_CloudCompareによる 点群データ処理方法のご紹介.pdf | 2.44 MB |
活動報告_05_国土交通省におけるUAVデータ活用事例.pdf | 32.04 MB |
活動報告_06_全国輸出入コンテナ貨物流動調査について.pdf | 495.16 KB |
活動報告_07_帳票データを用いたOD分析.pdf | 2.04 MB |
活動報告_08_GeoNames.jp.pdf | 1.38 MB |
活動報告_09_GeoNames.jpとインフラオープンデータ.pdf | 1.54 MB |